保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
結論からいうと、公文を年長(6歳)や小学一年生から始めるのはとても良い選択です。
理由は以下になります。
- 学校の授業がスタートするので都合が良い
- 年長向けから勉強に近い内容になる
- 学校の成績に反映されやすい
- 同じ学校に通う仲間ができる
今回は、公文の講師だった僕が経験談を元に以下の内容をお伝えしていきます。
あくまで僕個人の意見にはなりますが、参考にして頂ければと思います<(_ _)>
- 【くわしい理由】公文を年長(6歳)や小学一年生から始める良さ
- 【重要】通う前の注意点について
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公文を年長(6歳)や小学一年生あたりから始めると良い理由4つ
冒頭でお伝えした通り、公文を年長(6歳)や小学一年生から始めると良い理由は以下の4つです。
- 学校の授業がスタートするので都合が良い
- 年長向けから勉強に近い内容になる
- 学校の成績に反映されやすい
- 同じ学校に通う仲間ができる
それでは、ここからは上記について順にくわしくお伝えしていきます。
<1>学校の授業がスタートするので何かと都合が良い
まず公文を年長(6歳)や小学一年生あたりから始めるのは何かと都合が良いです。
というのも、言うまでもなく学校の授業は小学一年生の4月からスタートするので、勉強が始まるタイミングに合わせられるからです。
小学校に入学すると子供の生活はガラっと変わります。
勉強がスタートするのはもちろんですが、生活環境や交友関係などなど変わることがたくさん。
とはいえ、逆にいえば、小学一年生あたりのタイミングは何か新しいことを始めても子供が抵抗感を持ちにくい時期ともいえます。
例えば、これが変に学校に慣れた小学3年生あたりで公文をすすめても、子供は乗り気にならない可能性もあるわけです。
公文をすすめる親
嫌がる子供
ですが、公文を小学校入学と同じくらいの時期に始めてしまえば、子供にとって公文は自然と日常生活の一部となります。
もちろん小学校入学のタイミングにちょうど合わせる必要はありません。
年長(6歳)あたりから公文を始めても小学校入学後に自然な形で続けられるはずです。
さらに小学校の授業への準備にもなります。
よって年長(6歳)~小学一年生は公文を始めるのにとても良いタイミングというわけです。
<2>年長向けからより勉強に近い内容になる【幼児向けは勉強ではなく遊びの意味合いが強い】
とはいえ、なかには年長(6歳)より前から公文に通わせたい方がいるかもしれません。
それは否定しませんが、とはいえ、公文で年長(6歳)より前に習う内容は勉強というより遊びの側面が強いです。
公文を年少(3~4歳児)や年中(4~5歳児)から始めるのはNGな理由
教材プリントはカラフルでイラストがたくさん使われているので、子供は喜ぶかもしれません。
しかし、個人的に勉強の意味合いは少し弱いと思います。
一方でそこまでガツガツ勉強させたくないなら通うのは良いかもしれません。
ですが、公文は3歳からになると月謝が通常料金となります。
ぶっちゃけガツガツ勉強するには高い月謝なので、やはり早すぎるタイミングで公文に通うのは考え物かと。
もちろん先取り学習を前提とするなら話は別ですが。
【先取り学習とは…】
学年を越えた勉強をすること。
例えば、小学一年生の生徒が小学二年生以上の内容を勉強することを意味する。
といっても先取り学習は賛否両論です。
僕自身も手放しで肯定はしていませんので、子供が幼児のときは無理にやらなくてもOKだと思います。
【公文の先取り学習の弊害】公文の元講師の自分が振り返る【実話のみ】
<3>学校の成績に反映されやすい【勉強へのやる気にもつながる】
さらに小学校低学年の勉強は頑張れば成績に反映されやすい内容です。
以下のように小学校低学年では複雑なことは学校で習わないためです。
- 算数⇒たし算と引き算
- 国語⇒文字の読み書き
つまり頑張れば頑張っただけ学校の成績に反映されやすいのが小学校低学年ということです。
その意味で公文は学校の授業内容に完全対応しています。
【『公文は効果なし』なのは間違い】進学塾と公文の元講師の自分の話
勉強するのは基礎的な問題が中心ですが、子供が小学校低学年であれば、他の生徒に差をつけるには十分な内容でしょう。
特に公文の算数は計算が中心。
算数を習えば、計算スピードで他の生徒よりも抜きんでることも可能です。
僕が公文で働いていたときも、小学校低学年で公文で算数を勉強していた生徒は優秀な方がたくさんいました。
学校の成績が良いと勉強へのやる気にもつながるのは言うまでもありません。
<4>同じ学校に通う仲間ができる
さらに公文では同じ学校に通う仲間に知り合うこともできます。
基本的に公文に通う生徒の多くは自宅から近い教室にすることが多いです。
そうなると小学一年生からはもちろんですが、小学校入学前の年長(6歳)あたりから公文に通っても、将来学校で知り合う仲間と顔見知りになれるわけです。
もしお子さんが人見知りをする性格であれば、出会いの場として公文はお子さんの小学校生活をよりスムーズにしてくれるかもしれません。
また教室で知り合う仲間はライバルにもなり得ます。
負けず嫌いな子だと、勉強へのやる気アップにもなるはずです。
公文の生徒
少なくとも僕が公文で働いていたときは、『あの子には負けたくない!』といって勉強を頑張る生徒はいました。
なので公文を通じて刺激し合える良い仲間が見つかるかもしれません。
公文を年長(6歳)や小学一年生あたりから始めるのは良い【でも、注意点もある】
保護者
トモヤ
ここでは、公文に通う前に知っておいて頂きたい以下の3つの注意点についてお伝えしていきます。
- 教科によって習い始めるべきタイミングは違う
- 子供の性格や学力によって事情は変わる
- 教室によっても事情は変わる
経験的にも上記はとても重要なことですが、意外に見落としがちなことでもあります。
順にお伝えしていきます。
[1]教科によって習い始めるべきタイミングは違う
ここまで、子供が年長(6歳)や小学一年生から公文を始めることにはたくさんの良さがあることをお伝えしてきました。
しかし、それはあくまで一般論であり、実際はどの教科を勉強するかによって話は少し違ってきます。
そこでここからは、教科ごとに習うべきタイミングについてお伝えさせて頂きます。
まず算数ですが、算数は子供が小学一年生から始めることに大いにメリットがあります。
くわしいことは以下でお伝えしましたが、個人的には、小学一年生から公文で算数を習うのは大賛成です。
【公文の算数を小学1年生から始めるメリット】小1ならではの良さ
年長(6歳)あたりから始めるのも悪くはありません。
一方で国語はいつから始めても良いと思いますが、以下でお伝えしたように小学一年生から始めるとメリットがたくさんあります。
【公文の国語を小1で勉強する3つのメリット】新一年生だけの価値
なので国語も算数と同じく子供が年長(6歳)や小学一年生から始めるのに良い教科です。
日常生活で文字に触れる機会が少ないお子さんは特に良いかもしれません。
最後は英語ですが、英語については算数と国語とは話がまったく異なります。
あくまで僕の意見にはなりますが、英語は子供があまりに小さい頃から習うのは微妙です。
【公文の英語はいつから(何歳から)始めるべき?】公文で働いた自分が断言
当然のことながら英語は日本語⇒英語への理解が必要になる教科です。
つまり国語力の基礎を身につけてからでも遅くはありません。
そもそも現状、学校で英語が必修科目になるのは5年生なので、焦る必要はないかと。
少なくとも子供が年長(6歳)や小学一年生といった小さい時期においては、英語は算数や国語より優先度が高い教科とは思いません。
[2]子供の性格や学力によって話は変わる
さらにここまでお伝えしてきた話はあくまで一般論です。
実際は子供の性格や学力によって違いがありますので、ご注意下さいませ。
特に公文は子供の基礎学力と自主性を伸ばす塾です。
【『公文は効果なし』なのは間違い】進学塾と公文の元講師の自分の話
地頭の良い子供であったり、主体的な子供にとっては公文は物足りない場所になり得るということです。
もちろんその逆の話もあり得るので、その点は理解して頂ければと思います。
[3]教室によって違いもある【百聞は一見にしかず】
そして最後ですが、公文は教室によって教育方針や雰囲気に違いがあります。
教室を運営する教室長やその教室に通う子供は様々だからです。
そのため、もしこれから公文に通われる方は、入会前に教室の下見には必ず行くべきです。
入会してから後悔する可能性もなくはないので、一般的なイメージだけにとらわれないことが大切になります。
【公文の先生が合わない…】解決法を公文で働いた自分が話す【簡単】
公文を6歳や一年生からまとめ
- 学校の授業がスタートするので都合が良い
- 年長向けから勉強に近い内容になる
- 学校の成績に反映されやすい
- 同じ学校に通う仲間ができる
- 教科によって習い始めるべきタイミングは違う
- 子供の性格や学力によって事情は変わる
- 教室によっても事情は変わる
公文を年長(6歳)や小学一年生から始めるのはとても良い選択だと思います。
とはいえ、始めるときは注意点もあるので、よく理解してから通うことをおすすめします。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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