『ニルスのふしぎな旅』あらすじと感想【童話】

ガチョウの世界

名作童話:『ニルスのふしぎな旅』のご紹介です。

あらすじは読み聞かせができるようにまとめています。参考にして下さいませ。

このページでわかること
  1. 『ニルスのふしぎな旅』のあらすじ
  2. 読み終わった感想
  3. 参考文献

『ニルスのふしぎな旅』のあらすじ

あらすじと作者紹介です。

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物語:いたずら好きの男の子ニルスの成長

ガチョウ

ニルスはべんきょうつだいをしないで、いたずらばかりしているおとこです。

ある、そんなニルスはちいさな妖精ようせいトムテに意地いじわるをしたことで、ほう身体からだちいさくされてしまいます。

ちょうどわたどりきたくにへとかうせつでした。

 

せいのガンのれにさそわれて、ニルスのいえわれているガチョウのモルテンがそらへとがります。

「モルテン!ってはダメだ!!」

ニルスはモルテンのくびきつきましたが、モルテンはニルスをせたまま、空高そらたかがっていきました。

 

ニルスはびとになったことで、動物どうぶつことがわかるようになっていました。

ニルスはモルテンのなかって、ガンのれと一緒いっしょんできます。

ガンのれは、最初さいしょはニルスのことをバカにしていました。

ですが、ニルスがガンをたすけようとキツネにかっていく姿すがたたりするうち、次第しだいにガンたちはニルスのことをなかとしてみとめていきます。

ついにはニルスとガンたちは、おたがいのこころつううようになっていきました。

 

ニルスはたびちゅう、カラスにつかまってられたり、モルテンからちてしまってもうダメだとおもったこともありました。

しかし、なかちからりてピンチをっていくうち、ニルスはそらたびたのしむようになりました。

 

ニルスがたびはじめて半年はんとしほどったじゅう一月いちがつはじめのことです。

ガンのれは、こんみなみへとかいます。

そこでメスのガンと結婚けっこんしたモルテンは、ろくのヒナをれていえかえることにしました。

ニルスもいえなつかしくなりましたが、びとになった姿すがたぞくられたくはありません。

そのため、そっと様子ようすくことにしました。

「おとうさんとおかあさんはげんかなあ…」

すると、おかあさんの大声おおごえこえてきます。

 

「おとうさん!うちのガチョウが、メスのガンとヒナをれてかえってていますよ!」

「それはちょうどいい!くびめていちろう!!」

 

それをいたニルスは大慌おおあわてです。

「おとうさん!おかあさん!おねがいだから、そのガチョウをころさないで!!」

 

いえんだニルスは、ほうけてびとではなく、まえよりもしっかりしたしょうねんになっていました。

「まあ、ニルスなの?ニルス、おかえり!」

かあさんはおおよろこびでニルスをきしめました。

 

あくるあさ、ニルスはちかくの海岸かいがんへときました。

そこにはニルスが一緒いっしょたびをしたガンのれがいました。

ですが、ニルスにはもう、とりことかいできませんでした。

「みんな、ありがとう!みんな、さようなら!!」

空高そらたかんでくガンのれに、ニルスはなんなんびかけました。

(おわり)

朝

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よう説明せつめい

※トムテ:むかしからいえいているちいさな妖精ようせい

※ガン:せつごとに生息せいそくしょうつわたどりのこと

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作者:セルマ・ラーゲルレーブ

作者:セルマ・ラーゲルレーブ(1858~1940年)

スウェーデンの女流小説家。

美しい景色にめぐまれ、伝説の多いベルムランド地方のゆたかな農場に生まれる。

子どものころから本がすきで、14、5歳のころから詩を書いていた。

(『学習人物事典』506ページ より)

1907年に発表した『ニルスのふしぎな旅』は、児童文学のけっ作として、多くの国々の子どもたちに親しまれている。

(『学習人物事典』506ページ より)

本作はラーゲルレーブが、子供たちにスウェーデンの地理を学んでもらうことを目的に書かれたとされています。

なお、ラーゲルレーブの作家活動は、彼女がストックホルムの女子高等師範学校を卒業後、女学校の教師をしながら始まりました。

1891年には『ヨスタ・ベルリング物語』を発表。一躍有名になりました。

その後、1894年に短編小説集:『見えざる絆』を発表と同時に教師は辞め、作家としての生活に入っています。

以後、かの女は自然主義の全盛期に、詩情あふれる美しい文章で夢と創造にみちた物語を書いた。

(『学習人物事典』506ページ より)

評価:『ノーベル文学賞』を受賞

1909年に、女性としてははじめてのノーベル文学賞を受賞した。

(『学習人物事典』506ページ より)

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『ニルスのふしぎな旅』への感想

感想です。

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追体験してしまうような物語でした

一言でいうと、どこか『追体験してしまうような物語』でした。

自分はニルスのようにイタズラ好きではなかったですが…それでもこの童話で見られたニルスの成長や感情、振る舞いなどに、自然と自分自身を重ねて考えてしまっていたところがあった気がします。

年甲斐もなくハマってしまったということです。笑

またこの童話はニルスが動物の世界の一員となることで、最終的に自然や命の大切さなどに気づくことも描かれています。

そのため、道徳的にも意義ある作品だとも思いました。

時代を問わずに読み継がれている理由もわかる気がします。

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『ニルスのふしぎな旅』あらすじと感想まとめ

童話:『ニルスのふしぎな旅』は、いたずら好きな男の子ニルスの成長物語です。

どこか追体験させられる、そんな魅力ある物語でした。

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参考文献

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