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【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
結論からいうと、公文に年少(3~4歳)や年中(4~5歳)といった早い時期から通うのはおすすめしません。
以下の理由から、個人的には反対です。
- 早期教育しても将来優秀になるとは限らない
- 公文でしかできないことがない
- 月謝が高い【内容に釣り合わない】
そこで今回は、公文で講師として働いていた僕が以下の内容についてお伝えしていきます。
意見の一つとして、是非参考にして下さいませ<(_ _)>
- 【くわしい理由】公文に年少や年中から通うことがおすすめできないワケ
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公文を年少(3~4歳児)や年中(4~5歳児)から始めるのがNGな3つの理由
冒頭でお伝えした通り、公文を年少(3~4歳)や年中(4~5歳)でやるのをおすすめしない理由は以下の通りです。
- 早期教育しても将来優秀になるとは限らない
- 公文でしかできないことがない
- 月謝が高い【内容に釣り合わない】
それでは、ここからは上記の理由について順にくわしくお伝えしていきます。
<1>早期教育しても将来優秀になるとは限らない
まずそもそもの話ですが、早期教育をしても将来子供が優秀になる保証はありません。
実際にニューヨーク大学の研究(1)では、子供に早期教育をしても必ずしも知性は伸びないことを明らかにしています。
なので僕は公文に限らず、子供が年少(3~4歳)や年中(4~5歳)といった時期に習い事をするメリットはそれほどないと思っています。
もちろん上記の研究はあくまで統計の話ですし、早期教育のすべてを否定するつもりはありません。
とはいえ、それでもあえて公文に通う意味はないです。
<2>そもそも公文でしかできないことがない
なぜなら、幼児向けの公文は、公文でしかできないことが一切ありません。
以下は英語についての内容になりますが、他教科でも同じようなことがいえます。
【公文で幼児期に英語を勉強するのは微妙】公文と進学塾の元講師の自分の考え
というのも、幼児向けの公文では、子供に対して鉛筆の持ち方や使い方、勉強の基礎の基礎を学んでもらいます。
これらの内容は否定しませんが、とはいえ、公文じゃなくても学べる内容です。
というより、むしろ時間さえあれば、十分各ご家庭でやれる内容といえます。
わざわざ公文に通ってまで習う内容ではありません。
ちなみに公文に通う価値として、なかには以下のような内容を挙げられる方がいます。
- 公文独自の教材プリント
- プロの指導者の存在
ですが、これも誤解があります。
まず一つ目ですが、公文で使う教材プリントはたしかに公文独自のもの。
しかし、幼児向けの教材プリントでいえば、似たような教材は市販でいくらでも入手可能です。
なので公文では独自の教材プリントを使うのは事実ではありますが、だからといって独自の価値があるわけではありません。
そして二つ目ですが、公文の指導者は決してプロではないです。
理由は簡単ですが、公文で働くのに学歴や学力はまったく合否に影響されないからです。
実際に僕も公文で働くときに、学歴や学力試験が問われたことは一切ありませんでした。
教室長として働く場合も同じことです。
つまり公文の指導者には教えるプロはほとんど存在しないといって間違いではないかと。
<3>月謝が高い【内容に釣り合っていない】
しかも公文の月謝は決して安くはありません。
- 7,700円【東京都・神奈川県内の教室】
- 7,150円【上記以外の教室】
【公文の月謝は高い】他塾と比べれば明らか【元塾講師が徹底比較】
上記でくわしくお伝えしましたが、他塾と比較しても公文の月謝は高額な部類に入ると思います。
とはいえ、月謝がいくら高くても、内容がともなっていれば問題ありません。
しかし、繰り返す通り、幼児向けの公文の内容は必ずしも公文でしかできないことではありません。
残念ながら、公文の月謝は内容と釣り合いがとれているとはお世辞にも思えませんでした。
公文を年少(3~4歳児)や年中(4~5歳児)からまとめ
- 早期学習しても将来優秀になるとは限らない
- 公文でしかできないことがない
- 月謝が高い【内容に釣り合わない】
以上のことから、子供が年少(3~4歳)や年中(4~5歳)の段階で公文に通わせる意味はさほどないと思います。
個人的には、脳を鍛えたり、免疫を高める意味でも運動をした方が価値が高いかと。
【前頭葉を活性化】前頭葉を今すぐ鍛えられる5つの方法を解説【経験談】
ですが、未就学児にとって公文は貴重な体験の場になることは事実です。
僕個人としてはおすすめはしませんが、通う価値はゼロとは言いません。
今回の内容はあくまでも参考にどうぞ。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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