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【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
公文に1歳や2歳といった早い時期から通う子供は少なくありません。
実際に僕も公文で働いていたときに、早期教育に熱心な方は数多く見てきました。
ですが、個人的に早期教育には色々と思うことがあります。
そこで今回は、塾講師をしていた僕が公文に1歳や2歳といった早い時期から通う価値についてお伝えさせて頂きます<(_ _)>
一つの意見として、参考にして下さいませ。
- 1、2歳から公文に通う価値について
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公文に1歳児や2歳児が通う価値について
結論からいうと、1歳や2歳から公文に通う価値を考えるうえでは、以下の2つは避けては通れません。
- 早期教育は空回りになる可能性アリ【幼児期健忘もある】
- 月謝は安い【3歳からだと月謝は3倍以上になる】
異論があるかもしれませんが、くわしく見て下さればご理解頂けるところもあるはずです。
それでは、順にお伝えしていきます。
早期教育は空回りになる可能性が高い【幼児期健忘もアリ】
まず子供が1、2歳の時期に早期教育をしても、将来子供が優秀になる確率は低いです。
ニューヨーク大学の研究(1)では、子供に早期教育をしても必ずしも知性は伸びないことを明らかにしているからです。
それにくわえて1、2歳児は幼児期健忘の問題もあります。
【幼児期健忘とは…】
幼児期の記憶がなくなる症状のこと。
一般的に3歳より前の出来事は記憶に残りにくいとされる。
つまり早期教育は子供の知性の伸びにつながらないどころか、意識レベルで子供に知識として定着する見込みも薄いというわけです。
これらは僕が子供の早期教育に疑問を感じている大きな理由といっても良いです。
(実際に僕も1、2歳の頃の記憶とかないですし…)
もちろんあくまで統計上の話になるので、すべての子供に当てはまるわけではありません。
ですが、価値という意味では、僕は子供が1、2歳の時期に早期教育をするメリットはあまりない気がしています。
公文に通うのはもってのほかです。
さらに誤解を恐れずに言わせて頂くと、早期教育はほとんどが親の自己満足に終わっている気がしないでもないです。
もし早期教育に大きな期待を抱いているのなら、それはもしかしたら時間とお金の無駄になる可能性もあるということになります。
月謝は安い【3歳からは月謝が3倍以上に】
といっても、公文は子供が1、2歳だとBaby Kumon(ベビークモン)になるので、月謝はグッと安くなります。
- 0~2歳児⇒2,200円
- 幼児・小学生⇒7,150円
- 中学生⇒8,250円
※②と③は東京都と神奈川県以外の教室が対象
上記の通りですが、幼児・小学生の月謝は0~2歳児に比べると3倍以上高くなります。
以下でくわしくお伝えしたのでここでは省略しますが、一般的に公文の月謝は他塾に比べると高めです。
【公文の月謝は高い】他塾と比べれば明らか【元塾講師が徹底比較】
ですが、子供が0~2歳児であれば話は別。
かなりお得に公文に通わせることができるといえます。
とはいえ、いくら月謝が安いからといって、内容に価値があるかは違う話です。
しかし、少なくとも子供が1、2歳児であれば通わせることに弊害は何もないと思いますので、興味がある方は通ってみるのも良いかもしれません。
【公文式は幼児に弊害ナシ】公文で働いた自分の意見【理由は2つ】
公文を1歳児や2歳児からまとめ
- 早期教育は空回りになる可能性アリ【幼児期健忘もある】
- 月謝は安い【3歳からだと月謝は3倍以上になる】
個人的には、早期教育には半信半疑です。
しかし、繰り返しますが、早期教育が結果として大きな華を咲かせている例があるのも事実でしょう。
なので早期教育のすべては否定しません。
それに公文は3歳未満であれば月謝が安いので、体験的に通わせてみるのは悪くはないと思います。
ただし期待値は大きくしすぎない方が良いかもしれませんが。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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