保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
結論からいうと、公文を始めるタイミングは何の教科を勉強するかで変わります。
僕の意見では以下の通りです。
- 算数…小1(6~7歳)からがベスト
- 英語…小5~小6(10~12歳)あたりが良い
- 国語…いつでもOK
もちろん上記は絶対に正解ではありません。
しかし、僕は公文の他にも進学塾で講師をしていました。
公文の良し悪しは客観的に理解しているので自信があります。
そこで今回は、公文をいつ始めるべきかについてお伝えさせて頂きます<(_ _)>
これから公文を始める方は参考にどうぞ。
- 公文を始めるタイミングとその理由について
- 【注意点】自分の子を公文に通わせる親が知っておくべきこと
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【公文式はいつから(何歳から)始めるのが効果的?】おすすめのタイミング【教科別】
冒頭でお伝えしたように、公文を始めるおすすめのタイミングは以下の通りです。
- 算数…小1(6~7歳)からがベスト
- 英語…小5~小6(10~12歳)あたりが良い
- 国語…いつでもOK
それでは、理由について順にお伝えしていきます。
算数⇒小1(6~7歳)から始めるのがベスト
まず算数ですが、小1(6~7歳)から始めるのがベストです。
理由は単純で学校で算数の授業がスタートするタイミングなので都合が良いからです。
【公文の算数はいつから(何歳から)始めるべきか】公文で働いた自分が断言します
子供は学校に行くことで学校=勉強する場所だと認識します。
なので勉強に気持ちが向かう小1から始めるのが良いです。
もちろん小1(6~7歳)より前から公文で算数を勉強するのもアリです。
しかし、公文では、小1以前の算数の教材は数字の読み書きが中心になります。
ぶっちゃけお金がもったいないかと。
公文の月謝は1科目あたり7,000円ほどになりますので。
逆に小1(6~7歳)をすぎても公文で算数を習う価値は十分あります。
【公文の算数はいつまで続けたらよい?】公文で働いた自分の話【断言】
つまりベストタイミングはあるにせよ、お子さんが小学生であればいつから始めても悪くはないということです。
英語⇒小5~小6(10~12歳)あたりが良い
一方で英語は小5~小6(10~12歳)あたりに始めるのが良いです。
【公文の英語はいつから(何歳から)始めるべき?】公文で働いた自分が断言
以下が理由になります。
- 小学校低学年が公文の英語を解くのは難しい
- 国語(日本語の読み書き)をまず優先すべき
そもそもですが現在の学校教育だと小学校低学年は英語は必修ではないです。
小学生の英語というのは存在しません。
なので公文の英語はアルファベットの読み書きが終わるといきなり中学生の内容になります。
疑問詞疑問文とか過去形などなど…。
ぶっちゃけ小学生が理解するのは難しいです。
僕が公文で働いていたときも頭が混乱している小学生はたくさんいました。
保護者
トモヤ
英語を先取り学習したい気持ちはわかります。
英語が理解できるようになれば将来的に視野が広がることも間違いないです。
しかし、僕の経験上では国語の能力が十分でないと英語力は伸びません。
なので英語を習わせるならまずは国語力を身に付けてからでも遅くはないです。
その意味で小学5、6年生(10~12歳)になればほとんどのお子さんが正しい日本語を使えるようになり始めます。
英語を始めるにはちょうど良いタイミングなんです。
それに小5になると算数のわり算が終わる頃なので子供にも余力が出ます。
中学英語に準備する意味でも英語を習わせる時期としてはピッタリだと思うわけです。
国語⇒いつ始めてもOK
最後は国語ですが、国語についてはいつから始めてもかまいません。
好きなタイミングで始めれば良いです。
【公文の国語はいつから始めるべきか】公文で働いた自分がお話しします
というのも、これは僕の個人的な意見ですが、国語力は子供が文字を読む習慣があれば勝手に伸びます。
なので無理に習わせる必要はないです。
その証拠に僕が進学塾で働いていたときに小説好きの女の子がいましたがその子は国語の成績が県内でトップクラスでしたので。
ちなみにその子は塾で国語は習っていません。
とはいえ、日常的に文字を読む習慣がなくて国語力に自信がないのなら通わせるのは全然OK。
しかし、個人的には公文の国語は微妙だと思っています。
【公文の国語は効果なし】公文で働いていた自分が経験談を解説【断言】
上記でくわしくお話ししていますが公文の国語にはあまり価値を感じませんでしたので…。
(まぁこんなことを話すと公文式の方々から苦情がくるかもですが)
少し話が脱線しましたが、繰り返す通り、公文の国語はいつから始めてもOKです。
お子さんの国語力が足りないと思ったり国語をもっと基礎から勉強させたいときに習わせれば良いと思います。
【公文式はいつから(何歳から)始めるのが効果的?】おすすめを知る前に保護者の方が注意すべき3つのこと
保護者
トモヤ
ここでは保護者の方に向けて公文に通う前の以下の注意点をお伝えさせて頂きます<(_ _)>
- 公文は自主性と基礎学力をつける場所
- 今すぐ成績を上げるには不向き
- 中学生からは塾が良い
どれも大切なお話なので最後までご覧下さいませ。
<1>公文は自主性と基礎学力をつける場所
これはよく誤解がある話ですが、そもそも公文は自主性と基礎学力を身に付けることを教育の理念としています。
【『公文は効果なし』なのは間違い】進学塾と公文の元講師の自分の話
講師が生徒に手取り足取り教えないのもそのためです。
その証拠に公文の講師は研修などで『教えすぎないこと』を徹底されます。
なので公文はガッツリと勉強を教える場所ではないことはご理解下さいませ。
僕が公文で講師をしていたときも家庭教師のようなスタイルを期待していた方がいましたので。
入ってから後悔したくないなら公文に通わせる前に公文式をよく理解しておきましょう。
可能なら一度教室で出向いて直接説明を受けるのが良いと思います。
<2>今すぐ成績を上げたいなら公文はNG
そしてさきほどの話と重なりますが、公文は講師が手取り足取り教える塾ではないので成績はすぐには伸びません。
【公文と塾の違い】公文と進学塾で講師だった自分がお伝えします【どっちが良い?】
公文では問題を解くテクニックやテストで点数がもらえる解法などは一切教えません。
やることは徹底して基礎学習になります。
とはいえ、真面目に公文で勉強をすれば長期的には必ず勉強の成果が出ます。
これは保証します。
しかし、繰り返す通り今すぐ勉強の成績が上がる場所ではありません。
その点はご理解下さいませ。
<3>中学生に公文は無意味
最後に大事な話ですが公文はあくまで小学生向けの塾です。
中学生以降が通うのはあまりおすすめできません。
【中学生が公文を続けるメリット&デメリット】公文の元講師が伝える
ぶっちゃけ中学生になったら進路のことを考えてテストで点を取ることを目的とした塾に変えた方が良いと思います。
何度もいいますが、公文はテストで取れるように指導はしませんので。
僕が公文で働いていたときも中学生の生徒さんは少なくなかったですが、通っていた生徒さんのほとんどは成績は伸びていませんでした。
控えめにいって中学生になってまで公文に通うのはもったいないです。
良くも悪くも公文はユルい塾ですから居心地が良かったのかもですが。
とはいえ、個人的には中学生になってまで公文に通うのはあまり意味を感じませんでした。異論は認めますが。
【公文式はいつから(何歳から)始めるのが効果的?】おすすめを断言のまとめ
- 算数…小1(6~7歳)からがベスト
- 英語…小5~小6(10~12歳)あたりが良い
- 国語…いつでもOK
今回はこれから公文を始めるかもしれない方に向けて始めるタイミングについてお伝えしました。
子育て経験談ではありませんが公文で働いていた僕の考えを詰め込みました。
しかし、公文を始めるタイミングに絶対的な正解はありません。
あくまで参考程度にして下されば嬉しく思います。
子育ては大変だとは思いますが当サイトの内容が見て下さった方の一助となればとても嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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