【『心理学実験』の例】一覧まとめ【面白い&怖い3種類(+α)】

実際に行われた『心理学実験』の例を一覧にしてまとめました。

各実験の詳細は内部リンクとなっています。

参考文献など詳しい内容が知りたい方は、リンクからご覧下さいませ。

『心理学実験』の例一覧【3種類】

順にご紹介させていただきます。

<1>スタンフォード監獄実験

スタンフォード監獄実験

ポイント
  1. 心理学者:ジンバルドーの実験
  2. 役割やルールなどに支配されていく人の心理を明らかにした
  3. 14日の実験予定が6日で中止となった

スタンフォード監獄実験』は、スタンフォード大学の地下に造られた”模擬刑務所”で行われた心理学実験です。

1971年に心理学者:ジンバルドーが『普通なら拒絶する役割やルール、状況などの”力”に注目すること』を目的に実施。

実験では”囚人役”と”看守役”の役割を実験対象者に演じてもらうことで、人がその役割などに染まっていく様子を明らかにしました。

しかし、その一方で実験は、看守役が囚人役に”暴力”を振るい始めるなどの問題が多発。

実験参加者のメンタルに異常が見られ始めるなど収拾がつかなくなったため、当初14日予定していた実験は6日で突如中止に。

実験結果とは裏腹にその問題も語り継がれることとなりました。

>>【もっと詳しく】『スタンフォード監獄実験』

刑務所の暗い側面『スタンフォード監獄実験』をわかりやすく【大学で心理学を勉強した自分がまとめてみた】

<2>ミルグラム実験

ミルグラム実験

ポイント
  1. 心理学者:ミルグラムの実験
  2. 権威に服従する人間の心理を明らかにした
  3. 教科書で掲載が見送られるほどの過激さと衝撃

ミルグラム実験(アイヒマン実験)』は、アメリカの名門:イェール大学で行われた心理学実験です。

1961年に心理学者:ミルグラムが『権威に服従する人間の心理を知ること』を目的に実施。

“名門イェール大学の学術研究”という権威に屈し、非人道的な罰(致死レベルの電気ショック)を与え続ける人間のリアルを明らかにしました。

このことは実験から45年経った2006年の再現実験などでも同様の結果が得られています。

しかし、その一方で実験内容の過激さや倫理の問題を指摘する声が絶えず、心理学の教科書などでは掲載が見送られることがあったようです。

>>【もっと詳しく】『ミルグラム実験』

電気椅子『ミルグラム実験(アイヒマン実験)』とは?【ゼロからわかる心理学実験】

<3>アッシュの同調実験

アッシュの同調実験

ポイント
  1. 心理学者:アッシュの実験
  2. 集団に屈する人の心理を明らかにした

アッシュの同調実験』は、1951年に心理学者:アッシュが実施した心理学実験です。

実験では『自分の意見や信念を曲げてまで、多数派の意見や行動に流されてしまう『同調』を検証』しました。

「人がいかに周りの集団に影響されやすいのか?」を明らかにしています。

>>【もっと詳しく】『アッシュの同調実験』

アッシュの同調実験『アッシュの同調実験』人は、集団に屈する【心理学実験】

【心理学実験ではないが…】意思決定の研究などで使われる『ゲーム理論』について

最後は心理学実験ではありませんが、『ゲーム理論』についてご紹介させていただきます。

ゲーム理論は心理学や計算機科学などの分野で、人の意思決定を検証する手段に使われています。

[1]囚人のジレンマ

利得行列(利得表)

ポイント
  1. 『ゲーム理論』の一種
  2. 『ジレンマ(葛藤)』をゲームで再現
  3. 人は”裏切りやすい”

囚人のジレンマ』は『『裏切り』と『協力』の狭間で揺れる『ジレンマ(葛藤)』を再現したゲーム』です。

1950年に公表され、人の意思決定を検証する手段などに使われています。

人の”裏切りやすさ”、人が”協力しやすくなる条件”の一端が明らかにされています。

>>【もっと詳しく】『囚人のジレンマ』

選択のジレンマゲーム理論『囚人のジレンマ』をわかりやすく【ゼロからわかる】

【『心理学実験』の例】一覧まとめ【面白い&怖い3種類】

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