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パンぞう
トモヤ
ネットやゲームやギャンブルなど、現代には人を夢中にさせるものがたくさんあります。
まさにハマりやすさは現代病の一つといえるのかもしれません。
とはいえ、ハマりやすい人には共通の特徴があります。
そこで今回は、大学で心理学を勉強した僕がハマりやすい人の特徴を理由とともにご説明させて頂きます。
『何かにハマりたいけど、それができなくて毎日がつまらない…』
『一度ハマるとそればかりになってしまう性格を直したい…』
上記のような方は特に参考にして下さいませ。
- 【5つある】ハマりやすい人の特徴
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ハマりやすい人の5つの特徴【ハマり症】
結論からいうと、ハマりやすい人の特徴は以下の5つです。
- 周りが見えなくなりがち
- ストレス解消が下手
- 整理整頓が苦手
- 周りに流されやすい
- 一人を好む
異論があるかもしれませんが、上記にはきちんとした理由があります。
なお、これからお伝えするのは『ハマりやすい人の特徴とその対策法』になります。
ですが、もし『何かにハマりたい!』とお考えの方は、これからお伝えする内容をご自身にあえて取り入れてみて下さい。
そうすれば、よりハマりやすい自分に生まれ変われるかもしれません。
それでは、順にご説明していきます。
<1>周りが見えなくなりがち
まずハマりやすい人は周りが見えなくなりがちです。
何かに没頭した経験がある方はご存じの通り、物事にハマっているとき、人は周りの情報を完全に忘れてしまう傾向にあります。
発明家で有名なトーマス・エジソンも発明に没頭していたとき、自分の妻の顔さえも忘れてしまったことがある話はあまりにも有名です。
もちろん熱中しやすいことは決して悪いことばかりではありません。
ですが、言うまでもなくギャンブルやタバコなどといった良くないものにハマってしまうと、経済的にも健康にも悪影響です。
現代人の娯楽の一つとされているゲームもやりすぎると命を落とす危険性があります。
【ゲーム依存症で死亡】ゲームのやりすぎで死亡した4つの事件【日本国内外の事件を徹底調査】
つまりあれもこれもとハマるのは考え物です。
そこで解決になるのは、『メタ認知』による気づきの技術です。
【メタ認知とは…】
自分自身を一歩引いた目線から客観的に観察する心理療法のこと。
>>【メタ認知のおすすめ本】瞑想家の僕がメタ認知を鍛えるトレーニング本を厳選
【メタ認知の本のおすすめ】瞑想オタクの自分がメタ認知を鍛えるトレーニング本6冊を厳選
なんだか小難しく聞こえるかもしれませんが、ようするに『自分を客観的に見つめるクセをつけよう』という話です。
有名どころだと、瞑想はメタ認知を鍛えるとても良い方法です。
とはいえ、瞑想よりももっと気軽にメタ認知を実感する方法もあります。
もしハマり症でお悩みの方は、冷静になったときに以下の質問を自分に問いかけてみましょう。
- 『自分はなぜ〇〇にハマりやすいんだろう?』
〇〇の部分には、自分がハマりがちなことを当てはめてみて下さいませ。
これは科学的に証明されたやり方ではありませんが、自分を客観視するメタ認知的な考えをつかむことができるはずです。
もしハマったときにメタ認知が働くようになれば、周りが見えるようになって必要以上にハマってしまう心配はなくなるかもしれません。
<2>ストレス解消がうまくない
さらにストレス解消がうまくない方は良くないことにハマりやすい傾向にあります。
スタンフォード大学の心理学教授ケリー・マクゴニガル博士は自身の著書で、『ストレスは人を自己破壊的な行動へ導く』ことを明らかにしました。
>>【ケリーマクゴニガルのおすすめ本】大学で心理学を学んだ僕が厳選
【ケリーマクゴニガルの本のおすすめ】大学で心理学を学んだ自分が3冊厳選
パンぞう
トモヤ
『暴飲暴食』
『深夜にネットやゲーム』
つまりストレスがあった日ほど、上記のような、『やると良くない自己破壊的なこと』に手を出してしまいがちになるということです。
対策としては、言うまでもなく正しいストレス解消法を身につけること。
【ストレス解消法】科学的に効果的なストレス発散法を厳選紹介【5つ】
科学的に効果があるストレス解消法は上記でまとめているのでここでは省略しますが、簡単なものだと、散歩や読書などがおすすめになります。
ちなみにネットやゲームや食事などは長期的にはストレス解消にはならないことがわかっているので、もし思い当たることがある方は、この機会に正しいストレス解消法を知っておきましょう。
<3>整理整頓が苦手
また整理整頓が苦手な方も良くない物事にハマりやすい特徴があります。
心理学では、『散らかった部屋にいると人はやるべきことに集中できなくなる』ことを証明する実験は数多いです。
『部屋の乱れは心の乱れ』という言葉がありますが、つまりは部屋が散らかっていると、自分をコントロールできなくなるわけです。
人は環境に影響されやすい生き物といえるのかもしれません。
そのため、散らかった環境にいると、自分が良くないと思っていることに自然とハマりやすくなります。
完璧にする必要はありませんが、最低限の整理整頓は必要ということです。
一方で部屋が散らかっている方がやるべきことに集中できる方がいるのも事実です。
有名どころだと、小説家の坂口安吾氏の作業部屋は散らかり放題。逆に整理整頓していると落ち着かなかったとのこと。
しかし、そういったレアケースはあれど、ほとんどの方にとっては当てはまりません。
良くないことをしないためにも、自分の身の回りを掃除することはとても大切なことになります。
【片付けられない人の心理】今すぐ片づけのやる気を出す方法もご紹介
経験的にも、部屋など自分の身の回りの片づけをすると、気分が前向きになるのでとてもおすすめです。
ちなみにですが、自分の身の回りを整理整頓するときは、なるべく物は減らすようにした方が効果的。
心理学的にも人は目から入る情報に大きな影響を受けるためです。
<4>周りの意見に左右されやすい
周りの意見に左右されやすいこともハマりやすさと関係があります。
なぜなら、周りに流されやすいと、悪いとされる周りの意見や行動にも流されてしまうからです。
集団心理のデメリットとしても有名ですが、人は社会的な生き物なので、周りの影響をとても大きく受けます。
【集団心理のメリット&デメリット】大学で心理学を学んだ僕が徹底解説
良い集団に恵まれれば問題はないですが、そうでないなら要注意です。
たとえはじめは乗り気でなくとも、周りと合わせているうちに、自分も良くないことをするのが普通になってきます。
そんなときはさきほどお伝えした『メタ認知』を使って自分の心に問いかけることが大切。
【メタ認知とは…】
自分自身を一歩引いた目線から客観的に観察する心理療法のこと。
周りに嫌われたくない気持ちはわかりますが、もし自分が周りに良くない影響を受けていることに気づいたら、勇気を持って集団から抜け出すことが必要です。
>>【嫌われる勇気の内容まとめ】要約を大学で心理学を学んだ僕が解説
【嫌われる勇気の内容まとめ】要約を大学で心理学を学んだ僕が解説
僕も幼い頃は『周りがやっている』というだけの理由でゲームに熱中した結果、視力を大きく落として後悔しました。
<5>一人を好む
最後ですが、一人を好む方も物事にハマりやすい特徴があります。
というのも、現代はネットやゲームやアルコールなど、社会問題とされる依存症の対象には、一人でやれるものが数多くあります。
なのでハマり症の方は必然的に一人を好む傾向があるということです。
しかもそうした一人で何かにハマることの問題点は、周りから注意されないことがあげられます。
そのため、良くないことにハマってしまったとき、ズルズルと止められなくなる危険も…。
可能であれば、人から見られているという環境を作ってみることが良いかもしれません。
とはいえ、一番良いのは自分を注意してくれる方がそばにいてくれることです。
しかし、無理なら自分の目の前に『鏡』を置くだけでも効果的。
心理学的には『自己認識の法則』といいますが、人は誰かに見られているというだけで行動を正そうとする心理が働くためです。
【自己認識の法則とは…】
心理学的に人は自分の顔が見えるだけで『しっかりしなくては!』と思うようになる法則。
【YouTube依存症の治し方】大学で心理学を勉強した自分が見つけたYouTube中毒対策法
上記の内容でも同じようなことをお伝えしました。
パンぞう
ハマりやすい人の特徴【ハマり症の現実】まとめ
- 周りが見えなくなりがち
- ストレス解消が下手
- 整理整頓が苦手
- 周りに流されやすい
- 一人を好む
何度もお伝えしている通り、ハマりやすいといっても、良いことにハマれば問題ありません。
ですが、現代は何かと誘惑が多い時代です。
残念ではありますが、悪いことにハマっていく方は少なくありません。
繰り返す通り、僕も小学生のとき、ゲームに熱中しました。
休みの日は軽く一日10時間はプレイしていたのに、それでも物足りなく感じていたほど。
今思えば依存症だったと思います。
ゲームをやることでゲーム友達ができた一方、視力は落ち、体重は10kg以上増加するなど失ったことも多いです。
(当時の僕は飽きっぽい性格だったため、すんなり止められたのは幸運でしたが)
ですが、今思うと『ゲームに使っていたあの時間を別の何かに使っておけば良かった…』と後悔することもあります。
僕は専門家ではないので立派なことは言えませんが、僕のように後悔する方が一人でも少なくなればと思っています<(_ _)>
最後までご覧頂きありがとうございました。
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