パンぞう
ナマケモノ君
トモヤ
機械設計の勉強法は本だけではないです。
【機械設計の勉強方法】現役エンジニアがイチから解説【3つのステップ】
むしろ本で学ぶよりも、実際に仕事を経験して学べることの方がはるかに多いです。
とはいえ、仕事で学べることには限界があるのも事実。
同じ仕事を長く続けていると、考え方が固くなってしまいがちなのがその例です。
本には、自分が経験したことがない考え方や理論がたくさん発見できます。
良い意味で常識をくつがえしてくれます。
今回は、機械設計エンジニアの僕が読んだ本の中から厳選しました。是非参考にして下さいね。
- 図面の読み描きがわかる本
- ルールや常識がわかる本
- CADの使い方がわかる本
- 資格取得の勉強になる本
- スキルアップができる応用本
以上の5つの項目から本を厳選しました。
自分に合いそうなところから見ていきましょう!
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機械設計の本のおすすめ【図面の読み描き編ベスト5】
トモヤ
機械設計図面を読み描きする力は、設計者にとって『基本のキ』に部分になる必須要素。
機械設計の仕事をするうえで図面に触れる機会は必ずあります。
必ず一冊は読んでおきたいところです。
▼機械設計の仕事内容を見てみる▼
【現役エンジニアが解説】機械設計の仕事内容や出世に必要なこととは
ここでは僕が実際に読んで役に立った本や上司におすすめして頂いた本をご紹介させて頂きました。
①図解入門現場で役立つ機械製図の基本と仕組み
- 仕事で使える図面の読み方と描き方がわかる
- イラストが多くて読みやすい
この本は、仕事で役立つ図面の読み方と描き方がやさしく学べる一冊。
イラストを使いながら丁寧に書かれているので、とてもわかりやすいです。
機械設計をこれから勉強するのであれば、迷わずこの一冊をおすすめします。
それほど内容は充実しています。
図面はモノを加工するための地図のようなもの。
加工する方が理解しやすい地図の作り方を学ぶにはピッタリの本です。
『図面には設計者の考えを表現させるべき』という著者の考えにはとても共感できます。
▼本のくわしい内容を見てみる▼
【書評】『図解入門現場で役立つ機械製図の基本と仕組み』の内容を要約
②図面の見方・描き方
- 機械設計の図面をイチから理解できる
- 図面からモノを創造する力が身に付く
この本は図面や寸法の見方、記号の意味などが丁寧に書かれている一冊。
185ページからは実際の図面も付録として付いています。
基礎から応用まで幅広く学べます。
僕は大学の授業でこの本と出会いましたが社会人になっても役立っています。
個人的にはかなりおすすめです。
③図面の読み方がやさしくわかる本
- 機械設計の図面をイチから理解できる
- 図面からモノを創造する力が身に付く
図面に書かれている記号や表記の意味を学べる本は他にもたくさんあります。
しかし、僕が読んだ本の中では最も親切に図面のイロハが解説してある一冊でした。
初心者向けの内容になるので、機械設計の経験がある方にとっては少々物足りないかもしれません。
これから機械設計の仕事を始める方には是非読んで頂きたい一冊になります。
④図面の描き方がやさしくわかる本
- 図面の描き方がわかる
本書では機械設計図面を描くコツを学ぶことができる一冊。
仕事で図面を描く方にはとてもおすすめできます。
設計者といっても図面を描かない方もいるので、そういった方にはあまり必要のない本です。
⑤図面って、どない描くねん!-現場設計者が教えるはじめての機械製図-
- お金になる図面の描き方が学べる
- 中級者~上級者向け
本書は元機械設計者の方が書かれた本になるので内容はとても実践的です。
『図面を元に現場がモノを組み立てる』という観点から書かれているため、現場に好まれる図面作成のノウハウを学べます。
僕が知っている限りでも本書を愛読しているエンジニアの方は多かったです。
実践的な本なので機械設計の仕事が未経験の方にとってもは少々難しいかもしれません。
ある程度機械設計の知識を身に付けた後に読んで頂きたい本になります。
機械設計の本のおすすめ【ルール&常識編ベスト5】
トモヤ
機械設計の仕事には材料の選定からモノの作り方まで会社や部署によって独自のルールが存在します。
『習うより覚えろ』という言葉は新米だった頃に上司によくいわれました。
とはいえ、どの会社、どの部署に入ったとしても共通のルールはあります。
ここでは実践的な本をご紹介するので、機械設計の仕事に転職される方はここで紹介する本から読むのも良いかと思います。
▼機械設計の転職事情を見てみる▼
【機械設計の転職事情】年齢が若くないと転職はオススメできない理由
①JISにもとづく機械設計製図便覧
- 機械設計の仕事をするすべての人が持っている
- 機械設計の辞書
正直、本書は『機械設計の仕事をしている方で持っていない方はいない!』といっても過言ではありません。
僕の会社でも勤続30年を越えるベテランエンジニアが本書を辞書として使っていました。
内容は寸法記入上の注意や記号の意味など機械設計の仕事をしていくうえで必要なことがすべて書いてあります。
しかし、『辞書』という名称がピッタリなほど分厚い一冊なので1ページ目から順に読んでいくというよりも、わからないことがあったらその都度利用することをおすすめします。
注意したい点としては、会社によっては本書を支給されるケースもあるということです。
とはいえ、それくらい重要な本なんですね。
②トコトンやさしい機械設計の本
- イラストがたくさん使われている
- 初めてでも読みやすい『トコトンやさしい』シリーズ
内容は超入門本になるので、実務ではあまり役に立ちません。
『機械設計ってどんな仕事をするの?』ということが詳しく知りたい方にはとてもおすすめできる一冊です。
【現役エンジニアが解説】機械設計の仕事内容や出世に必要なこととは
僕がこの本を買ったのは高校生のときでしたが、機械設計のエンジニアを志すきっかけになりました。
③図解入門現場で役立つ機械設計の基本と仕組み
- 図解が多くてわかりやすい
- 機械設計の仕事の流れがざっくり理解できる
本書は図解を通して機械設計の仕事の流れや必要知識が学べる内容となっています。
どちらかというと大まかな内容となっているので、すでに機械設計の仕事を理解されている方には物足りないかもしれません。
図解を通して理解しやすいように工夫されているため、機械設計の仕事のイメージをつかみたい方にはおすすめできます。
④基礎から学ぶ機械工学 キカイを学んでものづくり力を鍛える!
- 機械工学がイチからわかる
この本は機械工学の教科書です。
モノの作られ方から材料の種類までを幅広く学べます。
イラストを交えつつ説明されており、かなり読みやすいです。
機械設計の基礎を学ぶにはうってつけです。
⑤機械設計の基礎知識ーはじめて設計をする人へ
- 『図面のルール』や『力学』の知識が学べる
- イラストを使って丁寧に書かれている
本書は『機械設計の教科書』といってもいいほど機械設計の『イロハ』が網羅されています。
どちらかというと理論を学ぶ本なので、仕事で今すぐ使える内容ばかりではないです。
大学の工学部で学ぶ内容と同じレベルです。
本自体1993年出版のとても古い本になるので内容が少々古いところもありますが、全体的な内容は現代の機械設計においても十分通用するのでオススメできます。
機械設計の本のおすすめ【CAD学習ベスト5】
トモヤ
ナマケモノ君
【CADとは…】
パソコンを使って設計図面を描いたり管理したりするソフトのこと。
正直、CADは本で勉強するよりも実際に使いながら覚えていく方が多いです。
しかし、CADを独学で覚えてしまうと、変なクセが付いてしまい仕事に支障が出ることもあります。
CADの本には使い方の手順がイチから解説してあるので、正しいCADの使い方を学べます。
仕事で役立つ細かいコマンドなども書かれているのでオススメですよ。
CADを描く早さはコストの短縮になります。
職場の同僚に差をつけることも可能です。
パンぞう
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ただし、CADには様々な種類があるので要注意です。
▼機械設計で使われるCADを見てみる▼
【機械設計のCADの種類】仕事で使ったCADを現役エンジニアが紹介する
『会社の違い』や『どの部分を設計するか』によって使うCADは違います。
可能であれば、事前にどのCADを使うのか情報収集してから本を買うようにしましょう。
①Autodesk AutoCAD 2018/Autodesk AutoCAD LT 2018公式トレーニングガイド
- 機械設計で最もよく使われる『AutoCAD』を学べる
こちらは『AutoCAD』というCADの使い方が最も丁寧に書かれた本になります。
現在、機械設計の世界では『CATIA』というCADが主流ですが、『AutoCAD』は設計する場所や会社によってはいまだに重宝されています。
『会社でどのCADを使うかわからないけど、CADの勉強がしたい…』
そんな方は『AutoCAD』を勉強することをおすすめします。
とはいえ、CADの使い方は会社によって独自のルールを設けているのが常識的。
あまり本書のやり方を頭に入れ過ぎて変なクセが付かないようにしましょう。
②Autodesk Inventor 2018公式トレーニングガイド
- 機械の設備設計でよく使われる『Inventor(インベンター)』をイチから学べる
繰り返しになりますが、『Inventor』は設備設計(生産技術)でよく使われるCADになります。
▼設備設計の仕事内容を見てみる▼
【現役エンジニアが解説】生産技術の仕事内容を経験談を交えて振り返る
そのため、設備ではなく製品の図面を描く方には必要のない本かもしれません。
『Inventor』自体は3次元CADになりますので、3次元CADを勉強したい方にはおすすめできる本です。
僕も本書を通じて役に立つコマンドの勉強をしていました。
本書の内容をモノにできれば図面を作成する効率を高めることができるはずです。
③作って覚える SOLIDWORKSの一番わかりやすい本
- 3次元CAD『SOLIDWORKS』をイチから学べる
機械設計の仕事で使われるCADは『CATIA』、『Inventor』、『AutoCAD』の3種類がよく使われますが、『SOLIDRORKS(ソリッドワークス)』も使われることがあるCADの一つです。
使う機会は先ほど挙げた3種類に比べると少なめですが、必要な方は本書で勉強してみて下さい。
④DraftSightできちんと機械製図ができるようになる本
- 無料で使えるCAD『DraftSight』の使い方がわかる
通常、CADは購入費とライセンス料で使用するのに数十万かかることも珍しくありません。
個人で使うにはハードルが高すぎるんですね。
しかし、『DraftSight(ドラフトサイト)』は無料でダウンロードして使うことができるのが大きな特徴です。
>>『DraftSight(ドラフトサイト)』の公式サイトを見てみる
本書はそんな『DraftSight(ドラフトサイト)』の使い方が学べる本なので、CADを実際に使いながら使い方を学びたい方にはとてもおすすめです。
『企業でどんなCADを使うかわからないけど、とりあえずCADの勉強がしたい…!』という方は是非、上記のサイトからダウンロードして使ってみて下さい。
僕もエンジニアとして働き始めたばかりの頃は『DraftSight(ドラフトサイト)』でよく勉強していました。
⑤ついてきなぁ!加工部品設計で3次元CADのプロになる!-「設計サバイバル術」てんこ盛り
- CADの応用本
この本は一言でいってCADの応用本です。
現在、機械設計エンジニアとして活躍されている方向けの一冊といえます。
CADの使い方をイチから学べる本ではないです。
CADを使う意味を深く掘り下げた内容といっていいでしょう。
本を読み終わる頃には、CADが単なる設計の道具でないことがわかりますよ。
機械設計の本のおすすめ【4力学編5冊】
ここでは、機械設計の理論の基礎となる4力学が勉強できるおすすめ本をご紹介します。
【4力学とは…】
- 材料力学
- 機械力学
- 流体力学
- 熱力学
大学の授業で使った本を中心にご紹介していきます。
ちなみに材料力学のおすすめ本については個別に以下でお伝えさせて頂きました。
【材料力学の参考書のおすすめ】現役エンジニアの自分が実際に読んだ4冊
①公務員試験 技術系スーパー過去問ゼミ 機械
- 4力学の基礎がわかる
- 機械設計の理論がわかる
『機械設計の本が知りたいのになぜ公務員の過去問?』と思われた方もいるかもしれません。
たしかに、本書は公務員試験技術系機械職の過去問になりますが機械設計の理論を学ぶうえで本書ほど親切な本はありません。
特に強度計算や機械加工については実務でも十分役に立つ内容でした。
大学の機械工学の内容をイチからおさらいしたい方には読んで頂きたい一冊です。
②材料力学(機械工学エッセンス)
- 4力学の一つである材料力学の教科書
- 問題数がたくさんある
この本は僕が通っていた大学の授業で使っていた一冊です。
製品の強度や、はりのたわみを求める方法が学べます。
職場でも使っていたので役に立つ本です。
僕が知る限りでは材料力学は4力学の中で最も重要だと思っています。
自動車、ロボット、飛行機、船舶…。
材料力学はどんなモノに対しても使える理論だからです。
この本は材料力学の教科書といっても間違いではないです。
とはいえ、扱っている問題はかなり難しいものもあります。
まずは基礎から挑戦してみて下さい。基礎だけでも力はつきますよ。
【材料力学の参考書のおすすめ】現役エンジニアの自分が実際に読んだ4冊
③機械工学のための力学(JSMEテキストシリーズ)
- 機械力学の基礎がわかる
- 日本機械学会が出版
こちらも大学の授業で実際に使っていた一冊です。
難易度は初級なので知識がゼロの状態でも取っ付きやすいはず。
出版元は日本機械学会という社団法人なので信頼できます。
ただ、良い本なのは間違いないですが大型本です。
電車内などで読むには邪魔になるかもしれないのでご注意下さい。
④演習水力学 新装版
- 流体力学の理論がわかる
- わかりやすい内容
こちらは僕が通っていた大学の授業で使っていた本の新装版です。
タイトルに違和感があるかもしれませんが、水力学=流体力学と思って頂ければOKです。
流体力学の内容は空気力学にも応用できるので、利便性が高いです。
設備やロボットに関わる方はかなり参考になります。
専門書は難しいものも多いですが、この本は説明がとても親切です。
⑤熱力学(JSMEテキストシリーズ)
- 熱力学の基礎がわかる本
- 日本機械学会が出版
こちらも僕が通っていた大学の授業で使っていた一冊になります。
この本も出版元は一般社団法人日本機械学会なので信頼性はバッチリです。
用語の解説もしてあるので基礎から理解できます。
とはいえ、この本も大型本になるのでその点はご了承下さい。
機械設計の本のおすすめ【資格編ベスト2】
ここでは、機械設計の資格取得におすすめの本をご紹介します。
僕が取得した資格の中から仕事に役立つものを厳選しました。
▼機械設計のおすすめ資格を見てみる▼
【機械設計の資格一覧】仕事に役立つ資格を現職のエンジニアが厳選してみた【3つ】
①CAD利用技術者試験3次元公式ガイドブック
- 『CAD利用技術者試験』の対策本
- 仕事に役立つ知識が得られる
『CAD利用技術者試験』はCADの使い方をマスターするための資格。
この本は資格内容を一から学べる内容になっています。
CADは機械設計の図面を描くときに必ず使います。
仕事で役に立つ資格といえますね。
試験は『2次元CAD』と『3次元CAD』の2種類があります。
どちらを受験しても良いですが、最近では『3次元CAD』を使うのが一般的。
個人的には3次元CADがおすすめですよ。
②乙種4類危険物取扱者試験
- 『危険物取扱者試験』の対策本
- 熱機関に関わる方は役立つかも
- 試験はマークシート形式
『危険物取扱者試験』はガソリンや灯油などといった危険物の知識を高めるための資格。
取得すると熱機関関係の仕事で役立つかもです。
自動車メーカーでエンジン設計をしている僕の知人は、会社に資格取得を義務付けられたと話していました。
とはいえ、熱機関に関わらなければ必要ない資格かもしれません…。
『危険物取扱者試験』は危険物の区分によって以下の3種類があります。
- 乙種
- 丙種
- 甲種
ここでおすすめしたのは『乙種』の4類の取得です。
というのも、最初に取る必要があるからです。
ナマケモノ君
トモヤ
『乙種』は乙1類~乙6類までありますが『乙4類』が最も重視される資格です。
そのため、『乙種』であれば『乙4類』だけの取得で十分。
一方で『丙種』、『甲種』は『乙種』に比べると優先順位は低めになります。
いずれにせよ試験はすべて5択からのマークシート方式です。
比較的取りやすい資格といえます。
機械設計の本のおすすめ【上級編ベスト5】
パンぞう
ナマケモノ君
トモヤ
ここでは、機械設計エンジニアとしてのスキルを上げるために読んでおきたい本をご紹介します。
ある程度機械設計の仕事を経験された中級者~上級者の方にオススメしたい本です。
機械設計エンジニアとしてのセンスを磨くうえでもオススメできる本といえます。
▼機械設計で必要なセンスを見てみる▼
【機械設計のセンス】仕事がデキるエンジニアに必要なセンスの磨き方
①加工材料の知識がやさしくわかる本
- 材料の正しい選び方が理論的にわかる
機械設計の仕事では、製品のどの部分に使われているかで選ぶ材料を変える必要がありますが、意外にも材料の選び方についてが書かれている本は数少ないです。
もしかしたらこの一冊だけかもです…。
機械設計のエンジニアとして長く働くなら、コストや強度を考慮した材料を選定するスキルは欠かせません。
特にスキルの高い優秀なエンジニアであればあるほど細部にはとてもこだわります。
本書ではそんな材料の選び方をイチからすべて学べる貴重な本になります。
②めっちゃ、メカメカ!強度設計-壊れない部品のカタチって、どうやって決めるん!-
- 仕事で役立つ強度の強い設計が学べる
強度設計について書かれた本は他にもありますが、理論上の話が多くて役に立たない本も多いです…。
その点で本書では実際に実務で使う部品形状をもとに『強い設計』の方法論を知ることができます。
本書を読めば『部品のカタチがいかに強度に影響を与えるか』がよく理解できるはず。
ただし内容は細かすぎるほど詳しく書かれているので、ある程度機械設計を勉強して知識を身に付けた後に読んで頂きたい本になります。
▼機械設計の勉強法を見てみる▼
【機械設計の勉強方法】現役エンジニアがイチから解説【3つのステップ】
③めっちゃ、メカメカ!基本要素形状の設計-カタチを決めるには理屈がいるねん!-
- 部品のカタチの意味が理論的にわかる
エンジニアとして一度働かれたことがある方は、人目につかない部品や重要度が高くない部品のカタチにこだわらない方が多いのではないでしょうか。
実際、僕はこだわっていませんでした。笑
部品のカタチにはすべて意味があります。
本書では、そんな仕事で評価される部品のカタチの決め方を学べる一冊です。
エンジニアとしてのスキルを高めたい方には是非読んで頂きたい良書です。
④正しい検図-自己検図・社内検図・3D検図の考え方と方法-
- 検図のやり方をイチから見直せる
『検図』とは設計図面にミスがないかチャックをすることですが、機械設計の仕事では図面の納品前には必ず行う作業でもあります。
検図のやり方は無数にあるので、どれが正解なのか決めるのは難しいですが、検図の精度を高めたい方には是非読んで頂きたい一冊です。
ミスの少なさは良いエンジニアの条件の一つでもあるので、検図のレベルを上げられれば周囲からの評価も高まることは間違いないです。
⑤機械設計:機械の要素とシステムの設計(第2版)
- スキルを見直せる本
こちらは一歩踏み込んだ内容が学べる応用本です。
計算を中心に理論的に機械設計を学べます。
現在、機械設計エンジニアとして働かれている方におすすめしたい一冊です。
自分のスキルを見直すうえで参考になりますよ。
機械設計の本のおすすめ【番外編ベスト2】
ここでは、どの内容にも当てはまらないけれどおすすめできる本をご紹介します。
自分に必要だと思った方のみ手に取ってみましょう。
①自動車工学概論
- 自動車工学がわかる本
- 自動車に関わるエンジニアは必見
この本は自動車の設計の仕事をする方におすすめの一冊です。
トヨタ自動車などのメーカーをはじめとして、自動車の製造に関わる方には参考になります。
僕は大学の授業でこの本と出会いました。
その後、自動車部品の設計の仕事をしましたが、とても役立ちました。
自動車の歴史や構造、動き方など自動車工学のすべてがこれ一冊で学べます。
イラストも交えながら書かれているので読みやすいですよ。
②半年だけ働く。
- フリーランスの働き方がわかる
- 副業にも使える考え方が学べる
この本は会社に属さずに働くフリーランスの働き方が学べる一冊。
独立を考えている方向けの本です。
ただ、会社員の方も参考になります。
自分のスキルの活かす方法が書かれているからです。
独立はしないけど、副業に自分のスキルを活かしたい方にもおすすめですよ。
▼機械設計のフリーランス事情を見てみる▼
機械設計職でフリーランスとして食べていく方法を実体験から徹底解説
機械設計の本のおすすめまとめ
今回は現役エンジニアの立場から、機械設計を勉強できる本を厳選してご紹介させて頂きました。
機械設計の本を読むと、実務では得られない気づきを得ることができます。
是非、自分に足りない知識や学びたい知識を整理してから読んでみて下さい。
僕としては、当サイトを通して少しでも機械設計で働かれる方の手助けができればと思っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
▼アマゾンプライムを無料体験してみる▼
本を注文するときは送料無料&最短翌日の『Amazon Prime(アマゾンプライム)』が大変お得です。
Amazonを使われる方は是非どうぞ。
▼無料体験で本1冊もらえるキャンペーン中▼
『Audible(オーディブル)』という本を聴くサービスがAmazonで話題です。
今なら1か月の無料体験で本が1冊プレゼントされます。
Audible(オーディブル)の評判を徹底解説|アマゾンで本を聴くサービス
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電子書籍VS紙の本はどっちが良い?紙の方が理解力が上がることが判明