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【現役エンジニアが解説】生産技術の仕事内容を経験談を交えて振り返る

設備

パンぞう

『生産技術』ってどんな仕事なのか知りたい!

HARU

生産技術で働いた経験のある僕がお話しするね!

『生産技術』とは『製品を乗せる設備を作る仕事』です。

工場のラインなどで使われている設備も、生産技術で作られたものになります。

HARU

工場内ではベルトコンベアが付いているものが多いです!

 

生産技術は製品設計などと違って、人前に登場する製品を作るわけではありません。

そのため、開発や製品設計に比べると地味に思われる方も多いかもしれません。

 

しかし、生産技術は製品の土台を作るとても大切な仕事です。

 

僕は生産技術のエンジニアとして一時的ではあるものの働いていた経験があります。

今回は、そんな僕の経験談をもとに生産技術の仕事の流れがお話しできればと思います。

HARU

では、一緒に見ていきましょう!

【ブログを読んでわかること】

・生産技術の仕事の流れ

・製品設計との違い

生産技術の仕事内容【5つの流れ】

『生産技術の仕事はどういう流れで仕事をするのか?』を経験談を交えてお話しします。

今後生産技術のエンジニアとして働かれる可能性がある方に向けて書きました。

HARU

生産技術の仕事には5つの流れがあります!
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①打ち合わせ

まず、新規の案件が来た場合は製品の打ち合わせを行います。

どんな製品を作るのかを、『お客様』『製品設計の担当者』『製品の開発担当者』と一緒に話し合います。

 

効率面やコスト面を少しでも良くするために、生産技術の立場から積極的に意見を出すことが求められます。

生産ラインにはこの機器を使った方が売上が上がるのではないでしょうか!

ナマケモノ君

 

また、どんな製品を作るかによりますが、生産技術は大勢の社員がチームになって行うことが多いです。

そのため、生産技術はチームワークが大切になる仕事です。

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②設備の設計

作る製品が決まったら、その製品を乗せるためのラインの設計をします。

ラインは製品を乗せる土台になるので、製品よりも大きくなるのが一般的。

 

そのため、ラインの設計に使う部品やネジの数は製品よりも多くなることが普通です。

大きい設備の設計をするのは時間がかかるので大変ですが、それと同じくらいやりがいがあります。

 

余談になりますが、会社によってはライン設計のことを生産技術とは言わずに『生産準備』という名称を使うこともあります。

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③設備の組み立て

先ほど作った設計図面をもとに、生産ラインの一部となる設備を組み立てます。

 

生産ラインは動かさなければいけないため、当然電気の配線なども同時に行います。

機械屋だけでなく電気屋も一緒になって仕事をすることもあるのが生産技術の面白さです。

HARU

コミュニケーション能力が大事な仕事なんです!

 

また、設備の組み立て場所は実際に生産ラインが動いているところで行います。

そのため、モノによってはラインが止まっている休日などに組み立てなければいけないことも…。

休日出勤だ~!

ナマケモノ君

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④設備の試運転

設備の組み立てが終わったら、実際に設備を動かしてみます。

僕の経験では、ここで何らかの問題が発生することが多いです。笑

コンベアが少し傾いてる…

ナマケモノ君

 

問題が発生したら、すぐに改善に取りかかります。

 

繰り返すようですが、生産技術は製品を乗せる土台を作る仕事です。

土台が出来なければ製品の生産には結び付かないので、責任は重大です。

 

問題がなくなるまで繰り返し試行錯誤を行います。

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⑤工程の確認と微調整

設備の試運転まで終わったら、あとは最終調整になります。

設備に電源を入れてから実際に動くまでの工程の確認と、お客様や製品設計側のリクエストをもとに設備の微調整を行います。

 

工場などで人が使う生産ラインの場合は、実際にそこで働かれている方に生産ラインを使ってもらいます。

ラインの使いやすさは仕事の効率にも直結するので、とても大切な要素です。

 

ここまでの工程が終わったら、生産技術者の役目はひとまず終わりになります。

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生産技術と製品設計の仕事内容の違い

パンぞう

『生産技術』が設備を作る仕事で、『製品設計』が製品を作る仕事なんだね!
他には仕事内容の違いはあるのかな?

ナマケモノ君

僕は『生産技術』と『製品設計』の両方で働いた経験がありますが、二つの違いは『自由度』にあると思っています。

製品設計の仕事内容をくわしく見てみる

歯車【現役エンジニアが解説】機械設計の仕事内容や出世に必要なこととは
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製品設計の仕事

まず、製品設計の仕事は寸法や公差などにとても厳しいため、『自由度』がありません。

 

例えば、自動車の一部分に使う製品の場合は、限られたスペースの中に製品をおさめる必要があります。

そのため、少しでも製品の大きさや形がズレるだけで大問題になる恐れも…。

パンぞう

ヤバい!この製品、エンジンに当たってる!!

 

『自由度』が低いことをどう捉えるのかは人それぞれですが、製品設計はどちらかというとキッチリとした性格の方に向いている仕事です。

歯車【現役エンジニアが解説】機械設計の仕事内容や出世に必要なこととは
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生産技術の仕事

生産技術の仕事は製品設計の仕事ほど寸法や公差に厳しくないため、『自由度』が高いです。

 

それもそのはず。

生産技術は工場のラインなどで使われる設備を作る仕事なので、置けるスペースはある程度確保されています。

 

そのため、少しばかり寸法がズレても、製品の生産ができれば問題にはなりません。

ネジなどを取り付ける穴も『長穴』といって、組み立てのときに自由に調整できるようにすることも少なくありませんでした。

 

僕の職場では生産技術の設計図面は大ざっぱなことも多かったです。

言葉が悪いかもしれませんが、生産技術は製品設計よりも神経を使わなくていいのが特徴といえるかもしれません。

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生産技術の仕事内容のまとめ

いかがだったでしょう。

 

生産技術の仕事は現場で組み立てを行ったりすることもあるので、泥臭い仕事かもしれません。

正直、僕は生産技術で働くのがとても嫌でした。笑

 

しかし、生産技術は製品の土台を作るとても大切な仕事です。

 

売上が大きい会社には必ず優秀な生産技術者がいます。

 

もし生産技術で働くことになったら、『会社の売上を上げてやろう!』と意気込むのもいいかと思います。

少なくとも、僕はそうやって自分を奮い立たせていました。

 

このブログで少しでも生産技術の仕事に対して理解を深めて頂ければ幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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