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【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
『公文を辞めたい…』と思った方に向けて、最終的に辞める、辞めないにかかわらず後悔しない方法についてお伝えしていきます。
辞めたい気持ちが少しでもある方は参考にして下さいませ。
- 【後悔しない辞め方】取るべき方法について
- 100%辞める決心がついていないときにすべきこと
- 【要注意】辞める前のNG行為
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公文を辞めたいときに取るべき行動【辞める決心がついている方向け】
まずはすでに公文を辞める決心がついている方に向けてやるべきことをお伝えしていきます。
できるだけ円満かつスムーズに辞められる方法についてお伝えするので、参考にどうぞ。
退会することを教室長に伝える【伝える手段は何でもOK】
言うまでもないですが、公文を辞めるときは教室長にその旨を伝えます。
伝える手段は直接会って伝える方法から電話、メールなど様々。なかには子供に伝えてもらっている保護者の方もいました。
伝える手段としては、直接会って伝える方が礼儀として正しいと話す方がいるかもです。
ですが、僕の記憶では、電話を使って辞めることを伝えてこられる方が一番多かった気がします。
なので伝える手段はどれでもOKだと思います。
僕が働いていた教室の教室長も直接会って話さない方のことを悪く言うことはまったくありませんでしたので。
退会理由は筋が通ったものにした方が良い【ウソでもOK】
とはいえ、伝える手段は何であれ、辞める理由はきちんと用意した方が良いです。
以下でくわしくお伝えしましたが、辞める理由が曖昧だとトラブルの原因になることもあり得ます。
【公文の退会トラブル】公文で働いた自分が振り返る【リアルな話】
可能であれば、教室長の方が納得できる理由を用意しておいた方が無難です。
僕が働いていたところは問題なかったですが、教室長によっては辞める方に対して嫌味をグチグチ話される方もいると聞きます…。
そういったトラブルを避けるためにも、ウソでも良いので辞める理由は筋が通ったものを用意しておきましょう。
後味悪く辞めて良いことは一つもありませんので。
教室長を納得させる理由がどうしても思い浮かばないときは、以下の内容を参考にして下さいませ。
【公文の退会理由】公文で働いた自分が紹介する【スムーズに辞めれる】
公文の講師だった僕の経験を詰め込んでいるので参考になるはずです。
ちなみにですが、辞めるときに公文への不満は言わない方が良いです。
当然のことながら教室長は良い気がしませんし、塾業界は意外にも狭く、つながっていることもあります。
今後、公文を辞めて他塾に通うときに目をつけられる可能性がゼロとは言えないので、不満は思っていても口に出さない方が良いということです。
円満に辞めたいなら休会も選択肢の一つ【自然退会という道】
しかし、どれだけそれらしい理由を用意しても、トラブルは100%避けられません。
特に物分かりの悪い教室長だとなおさらです…。
そういったときは休会⇒退会の手段を取ることをおすすめします。
以下でくわしくお伝えしているのでここでは省略しますが、公文では休会を利用すると退会までがスムーズです。
【公文を辞めるときは休会⇒退会にすべき】3つの理由【公文の元講師の自分の意見】
簡単に言ってしまえば、教室長に公文の休会を申告して4カ月経ってしまえば自動退会となります。
公文の休会は復会の可能性を残すため、不思議と教室長から嫌味を言われることはありません。
僕が知る限りでも休会⇒退会でトラブルを起こした例は聞いたことがないです。
なぜだか休会中は家に連絡がいくこともほぼないので、円満に自然と辞められる方法といえます。
なんだか裏技的かもですが、円満かつスムーズに辞められる一番の方法です。
【公文を辞めたい…】辞める前にやるべきこと【辞める決心がついていない方向け】
ここでは公文を辞めたい気持ちはあるけれど、完全に決心がついていない方に向けた内容をお伝えしていきます。
以下の辞めたい理由に対処する方法をまとめました。
- 結果が出ていない
- 宿題が多くてストレス
- 公文のやり方にマンネリを感じている
上記の内容は順にお伝えしていくので、自分が当てはまりそうなところからどうぞ。
もし辞めたい理由がハッキリしていない方は、まずはなぜ公文を辞めたいと思っているのかをよく考えてから続きを見て下さいませ。
<1>結果が出ていない⇒進度を見直してもらう【他塾に通ってみるのも手】
保護者
公文を辞めたい理由として僕が一番聞いたのが、『結果が出なかった』という声。
残念な話ですが、同じような問題で悩まれている方はたくさんいるのが現実です。
とはいえ、公文に通われて間もないのならまだしも、長く通っているのに結果にまったく結びついていないのなら考え物。
しかし、公文は講師が手取り教える塾ではないので、特定の生徒にマンツーマンで教えるのは難しい現実があります。
【公文のメリットとデメリット】公文で働いた自分が解説する【暴露】
なのでこの場合は進度を戻して様子を見てみるのが一つです。
基礎的なことを忘れたまま先に進んでいる可能性があるので、意外にもこの方法で解決することもあります。
それでも解決しないときは他塾に通ってみるのもアリ。
単純に向き不向きの問題があるかもしれないので、お子さんが公文のやり方にまったく合っていないこともあり得ます。
【公文と塾の違い】公文と進学塾で講師だった自分がお伝えします【どっちが良い?】
その証拠に僕は公文以外に進学塾でも講師をしていましたが、公文で伸び悩んでいた生徒が進学塾で華開いたケースも目にしてきました。
他塾に通ってみるときは公文と掛け持ちをして様子見するのも良いですが、負担があるなら公文で休会を利用してみるのが良いと思います。
<2>宿題が多くてやる気が出ない⇒宿題の量を減らしてみる
生徒
公文は宿題が多い塾ではあるので、宿題に悩む生徒はとても多かったです。
ですが、この場合はまず宿題の枚数を減らしてみるのが手です。
【公文の宿題を減らすのは全然OK】公文で働いた自分の話【注意点アリ】
経験的にも宿題の枚数を減らすことで勉強のやる気を取り戻す生徒は一定数いました。
よって個人的には宿題を減らすのは効果的だと思っています。
といっても、なかには宿題を減らすことに否定的な声があるのも事実です。
保護者
保護者
上記の意見も事実ではあるので、あくまで宿題を減らすのは様子見です。
一度減らしてみて効果があれば解決ですし、なければ違う方法を考えるだけですので。
<3>公文にマンネリを感じている⇒何かを変えてみるのも手の一つ
生徒
これも一定数いました。いわゆるマンネリです。
公文は似た問題をひたすら解く繰り返し学習が特徴の塾なので、マンネリするのは仕方がないことかもしれません。
マンネリについてはこれといった特効薬がないのが正直なところですが、子供への接し方を変えてみるのは一つだと思います。
子供のやる気を引き出す【心理学的に正しい『褒め方』と『叱り方』】
今まで叱るのが中心のご家庭なら、思い切って褒めてみるとか、その逆もしかりです。
人には『場所ニューロン』といって場所を変えるだけで活性化する神経細胞があるので、勉強する場所を変えてみるのも良いかもしれません。
とにかく何かを変えてみるのが大事です。
ただしマンネリは時間が解決することもあるので、大人しくやりすごすのも手かもしれないです。
(そもそも勉強ってなかなか楽しめるものではないですからね…)
ただしマンネリがあまりにも長期化するようなら、思い切って公文以外の場所で勉強するのも良いと思います。
【公文を辞めたい…】辞める前にやってはいけないこと【絶対にNGです】
最後は公文を辞める前にやるべきではないことについて。
意外と見落としがちなことなので、よく知っておく必要があります。
辞めるべきか公文の関係者に相談【引き止められるのがオチ】
まず公文を辞めたいと思っても、公文の関係者に辞めるべきかを相談するのはNGです。
理由は簡単ですが、公文の関係者は立場上、辞めずに続けることを提案するに決まっているからです。
保護者
公文の関係者
僕も公文で働いていたときに、上記のようなやり取りは見たことがあります。
教室長に悪気はないとは思いますが、公文を支持する立場の方に聞いても客観的かつ公平なアドバイスは期待できません。
世の中には『髪を切るべきかどうかを美容師に聞いてはいけない』という言葉がありますが、アドバイスを求めるときは何を聞くかよりも誰に聞くかの方がよほど大切です。
相談するときは客観的かつ公平なアドバイスがもらえそうな方にするようにしましょう。
『辞め癖』がつかないか心配だから辞めない【根拠がない】
保護者
公文に限らずですが、辞めるときにこういった心配をされる方も少なくありません。
難しい問題ではありますが、個人的にはそんなに心配はいらない気はします。
そもそも辞めたからといって、辞め癖のようなものがつく根拠はどこにもありません。
例え『すぐに辞めたら辞め癖がつく!』と主張する方がいても、それがすべての子供に当てはまる理由にはなり得ないわけです。
そのため、辞め癖がつくことを心配して辞めることをためらっているのなら、少し時間がもったいないと思います。
あくまで個人的な意見にはなりますが。
公文を辞めたいまとめ
公文を辞めるべきか、辞めないべきかの問題はとても難しいです。
とはいえ、もし迷われたときは『この決断は子供の将来のためになるのか』を今一度考えてみると良いかもしれません。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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