保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
公文の宿題を減らすのは全然アリです。
そもそも宿題をたくさんやらなければいけない理由は何もないですからね。
しかし、公文で宿題を減らすことにはデメリットもあります。
そこで今回は公文で講師をしていた僕が公文の宿題を減らすことについてお話しさせて頂きます(`・ω・´)ゞ
- 公文の宿題を減らすのがOKな理由について
- 【注意】減らすことのデメリット
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公文の宿題を減らすのがOKな理由
結論からいうと公文で宿題を減らしても良い理由は以下の通り。
- 公文は基礎学力と自主性を伸ばす場所
- 宿題を多くやれば力が付くわけではない
- 公文を嫌がらなくなるかも
上記の話を理解すれば公文で宿題を減らすことに抵抗がなくなるはずです。
それでは順にお話ししていきます。
<1>公文は基礎学力と自主性を伸ばす場所
そもそもですが公文は基礎学力と自主性を伸ばす場所です。
【公文のメリットとデメリット】公文で働いた自分が解説する【暴露】
なので公文では基礎学力と自主性さえ身に付ければ宿題はいくら減らしてもOK。
もちろん多くの宿題を集中してやれば力は付きます。
しかし、子供には人それぞれペースがあるので無理にやらせる必要はありません。
もし無理にたくさんの宿題やらせて公文に通うのが嫌々になってしまったら…。
自主性はおろか基礎学力すら身に付きませんからね。
<2>宿題を多くやれば力が付くわけではない
これは勘違いしている方が多い印象ですが…。
公文の宿題はたくさんやれば力が付くわけではありません。
僕の経験でも間違いなく保証できます。
【公文の宿題の枚数は何枚が良い?】公文で働いた自分が話す【決定版】
僕が公文で働いていたときも一日15枚ほどの宿題をやる生徒がいました。
しかし、理解が追い付いていなくてその子は結局小学生教材を終わらせることができませんでしたので。
なので宿題の多さは学力の伸びに必ずしも比例しません。
質を上げるためにも宿題を減らすことは決して悪くないと思いますよ。
<3>公文を嫌がらなくなる
子供が公文を嫌がっているなら宿題を減らすのはアリかもしれません。
僕の経験でも公文を嫌がる理由のトップが『宿題の存在』でしたので。笑
【公文を嫌がるときの解決法】公文で働いた自分が解説する【即解決】
一日10枚が無理なら思い切って3~5枚に減らすのも良いでしょう。
経験的にもそういった生徒はいました。
しかし、減らしっぱなしはダメです。
子供に限らず人間は慣れる生き物なので宿題が減っても喜ぶのは最初だけ。
なので子供の気分を見ながら宿題を減らしたり増やしたりするのが良いと思いますよ。
保護者の方にとっては大変になりますが…。
公文の宿題を減らす2つのデメリット
保護者
トモヤ
[1]コスパが悪くなる
公文に限らずですが宿題を減らすとどうしてもコスパが悪くなります。
宿題が減らば当然子供が勉強する時間が減りますからね。
公文の月謝は1科目で7,000円前後なので他塾と比べると高額なわけではないです。
しかし、公文は一般的な塾と違って講師が手取り足取り教える場所ではないですからね。
【公文のメリットとデメリット】公文で働いた自分が解説する【暴露】
公文にとって宿題の存在は大きな価値となっています。
とはいえ、月謝がもったいないからといって宿題を減らすのをためらうのは本末転倒です。
繰り返す通り公文は子供の基礎学力と自主性を伸ばすことを目的としています。
宿題はあくまで子供の基礎学力と自主性を伸ばすための手段であることをお忘れなく。
[2]進度が遅くなるかも
公文で宿題を減らすと進度が遅くなるかもです。
講師としては宿題が少ない生徒をどんどん先に進めていくのは心配になりますからね。
「公文の進度を早めるには?」2つの解決策を公文の講師だった自分が振り返る【進度が遅い問題】
しかし、宿題が少なくても理解が早い子であればドンドン先へ進めます。
なのであくまで進度が遅くなる『かも』という話なので必ずしもデメリットとはいえませんね。
公文の宿題を減らすのまとめ
- 公文は基礎学力と自主性を伸ばす場所
- 宿題を多くやれば力が付くわけではない
- 公文を嫌がらなくなるかも
公文の宿題を減らすことに抵抗を感じている方が多いようですがそれは間違いです。
僕が公文で働いていたときは一日1枚しか宿題をやらない子もいましたからね。
ちなみにその子はめちゃくちゃ優秀でした。
とはいえ、もしかしたら周りのお子さんを見て比べてしまうのかもしれませんが自分の子は自分の子です。
周りと合わせる必要はないと僕は思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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