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トモヤ
結論からいうと、公文の英語は英検取得にめちゃくちゃ役立ちます。
その証拠に、2013年のやや古いデータではあるものの、英検3級と4級の合格者にいたっては、実に合格者の4人に1人が公文の生徒だったというから驚きです。
2013年度の英検では、3級・4級の小学生合格者の4人に1人がKUMONの生徒でした。
(2013年度 年間累計英検結果KUMON独自調査による)
(『公文式がわかる』164ページより)
公文が英検に強い理由は以下の通りとなります。
- 教材が英検に対応
- 約1万語の英単語を勉強できる
- リスニングの勉強もできる
- 公文式が生徒の英検取得を後押し
僕は公文の他にも進学塾で講師をしていたので塾業界は人並み以上に理解しています。
そんな僕が見ても公文ほど英検取得に役立つ塾は存在しません。
そこで今回は、公文と進学塾で働いていた僕が以下の内容についてお話しさせて頂きますね<(_ _)>
- 【具体的な話】公文式英語が英検取得に役立つ理由
- 英検の価値について正直な意見
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公文の英語が英検対応に役立つ4つの理由
冒頭でお伝えした通り公文の英語が英検取得に役立つ理由は以下の4つです。
- 教材が英検に対応
- 約1万語の英単語を勉強できる
- リスニングの勉強もできる
- 公文式が生徒の英検取得を後押し
上記の理由をくわしくお話ししていきます。
<1>教材が英検に対応している
まず公文の英語教材プリントは英検にバッチリ対応しています。
以下のような感じです。
- 5級…GI、GII教材
- 4級…HI、HII教材
- 3級…I I、I II教材
- 準2級…JI~LII教材
- 2級…M~O教材
- 準1級以上…P~T教材
例えばG教材を勉強している生徒は英検5級への合格見込みがあるということです。
お子さんが勉強している教材レベルから受けられる級がわかるので便利ですよね。
しかも教材プリント自体も英検で過去に出題された問題にとても似たものが難問も出題されています。
公文で勉強することが英検合格に直接つながるわけです。
なので公文で勉強することは英検合格に役立つのは間違いないです。
実際に僕が講師をしていた教室でも英検合格者はとても多かったので。
むしろ公文で勉強しているなら英検を受けないことは損ともいえるかもしれません。
<2>約1万語の英単語が勉強できる
そして公文の英語で出題される英単語量は非常に多いです。
その数は約1万語。
- 公文の教材…約10,000語
- 有名大学入試レベル…約6,000語
- 高校の教科書…約3,000語
- 中学の教科書…約1,200語
上記をご覧頂ければ『1万語』という数がいかに多いかがご理解できるはず。
そのため、公文でコツコツ勉強すれば確実に語彙力は身につきます。
もちろん語彙力が身につけば必ずしも英検に合格できるわけではありません。
ですが、どの級にせよ英検合格に語彙力は欠かせないことも事実です。
語彙力を高められる公文は明らかに価値があるんですね。
ちなみに進学塾でも講師をしていた僕の経験だと、公文の他に1万もの英単語が出題される塾は聞いたことがありません。
<3>リスニングの勉強もできる
さらに公文の英語ではリスニングの勉強もできます。
リスニングは英検でも出題されるので、リスニングが習える公文は価値があるというわけです。
ご存じの方は多いかもですが公文の英語のリスニング勉強にはE-Pencil(イーペンシル)を使います。
【E-Pencil(イーペンシル)とは…】
公文の英語教材プリントにかざすと自動で英語音声が流れるペン型の機器。
英語音声はネイティブ英語になっている。
僕の経験でもE-Pencilから流れる英語音声は英検本番で流れる英語音声ととてもよく似ています。
なので英検のリスニング勉強にはうってつけだと思いますよ。
僕が知る限りでも公文で英語を習っている生徒のほとんどが英検のリスニングを苦にしていませんでしたので。
<4>公文式全体が生徒の英検取得を後押し
そして最後の理由ですが、公文式全体が生徒の英検取得を後押ししていることも見逃せません。
僕が働いていた教室は以下のようなフォローをしていました。
- 講師が英検の勉強を教えてくれる
- 公文で英検の申し込みができる
余談ですが僕が公文で講師をしていたときも研修などで上記のようなサポートを生徒にするようにいわれたことがあります。
なのでリアルな話です。
しかし、上記のような英検のサポートをすべての教室で受けられるかはわかりません。
あくまで僕が働いていた教室の話ですので参考程度に思って頂ければと思います。
とはいえ、公文の元講師の経験から公文式が生徒の英検取得を応援しているのは事実。
そのため、英検についてわからないことがあれば誰でも快く対応して下さるはずです。
【公文の英語は英検対応に有利】でも、そもそも英検に価値はある?
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トモヤ
TOEICに比べると微妙
公文が英検取得に役立つことは事実です。
ですが、ぶっちゃけ英検を取得するならTOEICを受験した方が価値があると思います。
【TOEIC(トーイック)とは…】
英語でのコミュニケーション能力をはかる試験。
試験結果は10~990点となっており、点数が高いほど英語力があることを意味する。
僕が知る限り社会的な価値も英検よりもTOEICの方が何倍もあります。
ちなみに日本の検定協会が運営する英検と違ってTOEICは英語の本場であるアメリカの非営利団体が運営しています。
海外においても評価は圧倒的にTOEIC>英検です。
なので社会に出てからも役立つ資格を取るなら英検よりもTOEICの方が良いと思いますよ。
英検取得はまったく無意味ではない
とはいえ、英検がまったく無意味とはいいません。
英検も取得する価値は十分あると思います。以下が一例です。
- 勉強の目標になる
- 自信がつく
まずは英検に限らず資格取得は勉強へのやる気につながります。
僕も学生のときは色んな資格を取ったので経験的にも断言できる話です。
しかも資格を取得できれば自分への自信にもなります。
特に英検は5級から1級まであるので、段階的に自信をつけることも可能です。
それにさきほど話したように公文は生徒の英検取得を後押しします。
講師たちは英検に合格した生徒をめちゃくちゃ褒めてくれるので合格すれば嫌でも自信がつくと思いますよ。笑
なので英検取得に向けて頑張ることは決して悪いことではないかと。
最終的には2級を目標にすると良い
最後は経験的な話ですが、英検に限らず資格が社会的に評価されるのは2級からな気がします。
なので英検を目標にするなら最終的には2級を目標にすると良いと思いますよ。
僕が知る限りでも2級を持っていれば進学の面接や就職活動などで将来的にちょっとした有利になることもあります。
もちろん準1級や1級を目標にするのもダメではないです。
しかし、準1級以上は取得するのがとても難しいので、そこを目標にするなら別のことに時間をかけた方が有意義だと思います。
公文の英語と英検対応まとめ
- 教材が英検に対応
- 約1万語の英単語を勉強できる
- リスニングの勉強もできる
- 公文式が生徒の英検取得を後押し
公文は英検取得にとても有利な塾です。
なので公文で英語を勉強しているなら英検に合格するチャンスはとても大きいといえるでしょう。
それにいうまでもなく資格は持っていて損になることは何もありません。
公文に通っていて興味がある方は一度は英検を受けてみるのもアリですよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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