とある保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
結論からいうと、公文を辞めるときは、一度休会してから辞めるべきです。
即退会ではなく一度休会すべき理由は、その方が3つメリットがあるからです。以下がそのメリットになります。
- 3ヶ月の休会で自動退会になるから気がラク
- 引き止められる心配がない
- 退会トラブルを避けられる
実際のところ、『公文が教室によっては、すんなり辞めさせてくれないこともある』という話は事実としてあります。
【公文の退会トラブル】公文で働いた自分が振り返る【リアルな話】
公文では生徒数がその教室の経営を左右するため、こういったことが起こるのは、仕方がないといえば仕方がないのかもしれません。
ですが、ハッキリ言って、ただ辞めるだけなのに時間や心身を消耗するのは無駄なことです。誰のためにもなりません。
どうせ辞めるならスパッと辞めた方が後味も良いはず。
そこで今回は、公文の元講師の僕が、以下のことをお伝えさせて頂きます。
- 休会から自動退会すべき理由の詳細
- 『辞めるときは電話1本でOK』という話
こういった話は公文が教えてくれないことだと思いますので、是非参考にして下さいませ<(_ _)>
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公文を辞めるときは休会⇒退会にすべき3つの理由
冒頭でお伝えした通り、公文を辞めるときは休会から自動退会にすべきです。理由は以下の通り。
- 3ヶ月の休会で自動退会になるから気がラク
- 引き止められる心配がない
- 退会トラブルを避けられる
それでは、ここからは上記の中身を順にお伝えさせて頂きます。
<1>3ヶ月の休会で自動退会になるから気がラク
まず繰り返しになりますが、公文で休会を利用すると、3ヶ月で自動退会となります。
これは公文に確認して頂ければわかりますが、公文の制度上の決まりです。
そして公文の休会は『3ヶ月で自動退会』となるところが大きなポイントでして、これはつまり、休会を使えば、公文の教室長とのやり取りを極力避けて辞められるというわけです。
やり取りで消耗することがなくなります。
実際に僕が公文で講師をしていたときも、知っていたのかどうなのかはわかりませんが、休会して自動退会する方は何名もいました。
(もちろん休会して復会する方もいましたが)
しかも休会は、『学校の勉強が忙しくなった』みたいなテキトーな理由でOKですので、使うこと自体のハードルも高くありません。
<2>引き止められる心配がない
さらに休会からの自動退会を利用すれば、公文から引き止められる心配もほぼなくなります。
というのも、公文の休会は復会の望みが残された制度になりますので、教室側から理由を深く聞かれることがないからです。
実際に僕が公文で働いていたときも、休会中の保護者の方に対して、公文側から電話で復会をすすめることはまったくありませんでした。
ちなみに休会中も公文から連絡がいくこともほぼありません。
これは教室により差があるかもしれませんが、もしかしたら公文の中では暗黙の了解となっているのかもしれません。
ちなみに休会せずにそのまま退会しようとすると、ここまでスムーズにはいきません。
公文の教室長は教育者ではありますが、同時に経営者でもあります。
公文では、教室の生徒数は教室の売上に直結しますから、しつこく引き止めてくることもあるわけです。
また引き止められるまではいかなくとも、教室によっては辞める理由を細かく聞いてくる教室長もいます。
【公文の退会理由】公文で働いた自分が紹介する【スムーズに辞めれる】
<3>退会トラブルを避けられる
そして引き止められるだけならまだしも、ヒドイ場合は、退会トラブルに発展する可能性もあります。
退会トラブルには色んなケースがありますが、教室によっては、『公文を辞めたら将来ダメになる』みたいな嫌味をいわれることも…。
【公文の退会トラブル】公文で働いた自分が振り返る【リアルな話】
ですが、休会からの自動退会で辞めれば、そもそも教室長と顔を合わせる心配もないので、退会トラブルに巻き込まれる心配もほぼなくなります。
なので面倒なやり取りをしたくない方は、退会ありきで休会すれば大丈夫です。
公文を辞めるときにお菓子などのお礼は不要
とある保護者
トモヤ
電話1本で辞めても全然OK
この手の話も何度か聞かれたことがありますが、公文を辞めるときにお菓子などのお礼は不要です。
もちろん礼儀としてあっても良いのは言うまでもありませんが、決して義務ではありません。
むしろ辞めることを電話1本で伝えられるのは普通のことでしたので。
保護者が顔を出さずに、生徒が辞めることを伝える場合も珍しくなかったです。
なので『お菓子などのお礼がない=礼儀がなっていない』のは少数派の意見だと感じています。時代的なものもあるのかもしれませんが。
とはいえ、公文は毎年かなりの数の生徒が入会と退会を繰り返しますので、ぶっちゃけ指導者側は辞めた生徒のことはそこまで覚えていません。
…というか、気にしていたら身が持ちません。
もちろん今後指導者と顔を合わせる可能性があるなら最低限のことはしても良いですが、指導者側はお菓子などのお礼がないからといって、決して礼儀がないとは思いませんのでご安心下さい。
公文を辞めるときのまとめ
- 3ヶ月の休会で自動退会になるから気がラク
- 引き止められる心配がない
- 退会トラブルを避けられる
公文の教室長とのやり取りや、トラブルを少しでも避けたいのであれば、休会からの自動退会は一つの選択肢です。
保証はできませんが、少なくとも普通に退会するよりは、ラクに辞められるはずです。
ただ、休会を利用して辞める場合は、公文でお世話になった指導者の方々に感謝の気持ちを伝えることが難しくなります。
なのでもしそういったことが気になる方は、普通に退会するのも良いかもしれません。
どちらにせよ、自分が納得する形を選択して頂ければと思います。
今回は以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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