保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
公文の算数の口コミには良いものと悪いものの両方があります。
僕は公文で講師をしていたときにたくさんの意見を耳にしました。
(悪い意見が多かった気もしますが…)
そこで今回は、公文の元講師の僕が保護者や生徒から聞いた口コミをランキング形式でご紹介します。
どれもリアルな口コミになるので、本当のことがわかるはずです。
ちなみに僕は公文以外にも進学塾で講師もしていました。
公文から進学塾に来た保護者や生徒からの口コミも合わせてご紹介しますね(こちらは主に悪い口コミが多かったですが)。
- 算数の良い口コミベスト3
- 算数の悪い口コミベスト4
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公文の算数の口コミ【良い評判ベスト3】
まずは良い口コミについて。
結論は以下の3つです。
- 計算スピードが上がった
- 前より勉強するようになった
- 『勉強が楽しい!』と言っている
念のため繰り返しますが、上記は僕が公文と進学塾で講師をしていたときに実際に耳にした口コミです。
順にくわしくご紹介していきます<(_ _)>
<1>計算のスピードが上がった
保護者
『計算が早くなった!』という声は良い評判の中でも一番耳にしました。
実際に公文の算数は計算を繰り返し何度も解くので、続けていれば嫌でも計算スピードが上がります。
【公文で算数だけ習うのは大アリ】公文の元講師の自分の経験談【断言】
僕が講師をしていた教室でも計算が早い生徒は少なくなかったです。
特に小学校低学年は学校の算数の授業は計算が中心です。
なので子供が小さいうちは公文で算数を習うのは悪い選択肢ではないと個人的には思います。
<2>前より勉強するようになった
保護者
『勉強の習慣がついた!』という意見もよく聞いた口コミです。
これは算数だけに限った話ではないですが、公文は生徒の自主性を伸ばすように色んな工夫をしています。
- 生徒にとって難しすぎない問題を解かせることで自信をつけてもらう
- 宿題を義務付ける
上記以外にも様々ありますが、一番は生徒に自信をつけてもらう工夫が大きいです。
特に小さい子供は問題を解けば解いた分だけ勉強に対して自信を深めます。
勉強を好きになることは難しくても『別にそこまでイヤじゃないな…』と子供が思えるようになれるのが公文式の良さの一つです。
<3>『勉強が楽しい!』と言っている
子供
保護者
これは少数派の口コミでしたが、『勉強が楽しい!』と言ってくれる子供も少なからずいました。
経験的にこういった子供は以下のいずれかに当てはまることが多いです。
- 厳しすぎない公文の環境がピッタリだった
- 講師と仲良くなった
- 勉強が難しすぎなくて合っていた
あんまり他の塾では子供が『勉強楽しい!』と言っているのは聞いたことがないです。
なので勉強が楽しくなれるのは公文の特徴の一つなのかもしれません。
公文の算数の口コミ【悪い評判ベスト4】
次は悪い口コミについてです…。
結論は以下になります。
- 成績が伸びなかった
- 月謝が高い
- 図形や文章題が解けないから不満
- 学校のやり方と違う
それではここでも上記について順にご説明していきます<(_ _)>
〔1〕成績が伸びなかった
保護者
ぶっちゃけ公文の悪い口コミで一番に多いのがコレです。
『思っていたより成績が伸びなかった…』という声は僕が講師をしていたときに最もよく聞きました。
とはいえ、これは事実です。
算数だけに限らずそもそも公文は生徒の成績を上げることを最優先にしていません。
【『公文は効果なし』なのは間違い】進学塾と公文の元講師の自分の話
くわしいことは上記でお伝えしたのでここでは省略しますが、成績アップを一番に期待すると公文にはガッカリするかもです。
なので公文に入会するときは公文についてよく理解しておくことが大切といえます。
まぁ塾に通わせる以上成績アップを期待するのは当然のことですよね…。
しかし、個人的に思うこともありますが、残念ながら公文式の学習法だと成績アップは後回しになりがちなのは事実といえます。
〔2〕月謝が高い
保護者
『月謝が高い!』という意見もよく聞きました。
月謝の高さに関してはどこと比較するかによりますが、学研やZ会といった有名所の塾と比べたら公文の月謝はやや高めです。
【学研と公文の違い】塾講師だった自分がすべてを明らかにします【比較】
【公文とZ会を比較】4つの違い【どっちが良いかを公文と進学塾で講師だった自分がお答えします】
しかも公文は一般的な塾と違って放任気味の塾といえます。
【公文のメリットとデメリット】公文で働いた自分が解説する【暴露】
そういった特徴を加味したら、月謝が高く感じるのも仕方がないかもしれません。
〔3〕図形や文章題が解けないから不満
保護者
これも何度かご指摘を頂いた意見です。
とはいえ、公文の算数は図形問題はまったく出題されないので事実といえます。文章問題も申し訳程度に出題される程度です。
【公文の算数に図形・文章問題がない本当の理由】実は1970年前後に一度、導入されていた
理由は上記の通りですが、公文の算数が計算中心なのはおそらく今後も変わらないと思います。
なので図形や文章題を伸ばしたい場合は公文は不向きです。
【公文の算数の弊害】公文の元講師の自分が解説します【3つアリ】
計算以外の部分を伸ばしたいなら、公文ではなくて一般的な塾に転塾した方が後悔はしないでしょう。
〔4〕学校のやり方と違う
保護者
これは少数派の意見でしたが、『公文の教え方は学校のやり方と違う!統一して!!』という声もありました。
具体的には以下のようなことです。
- 筆算の余りの書き方
- 途中式の書き方
- 答えの表記方法
ここでくわしく説明すると長くなるので省きますが、公文の教え方は学校のやり方と必ずしも統一されていません。
公文では〇でも学校ではXになることもあります。
ですが、これは教室や学校によりけりです。
僕が働いていた教室では保護者の方から意見があったときに柔軟に対応していましたので。
公文の算数の口コミと評判まとめ
- 計算スピードが上がった
- 前より勉強するようになった
- 『勉強が楽しい!』と言っている
- 成績が伸びなかった
- 月謝が高い
- 図形や文章題が解けないから不満
- 学校のやり方と違う
公文の算数に様々な意見があるのは事実です。
しかし、お子さんが小学校低学年で計算を中心に伸ばしたいなら通う価値は十分あると個人的には思います。
あくまで僕個人の意見になりますが、算数に限らず公文は悪いところばかりではないので、もし通わせようか迷っている方は是非参考にどうぞ。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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