保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
結論からいうと公文で算数だけ習うのは大アリです。
簡単にいうと公文で算数だけ勉強するのは以下のようなメリットがあるからです。
- 繰り返し学習の効果が出やすい
- 勉強の習慣がつきやすい
- 子供のやる気が持続しやすい
- お金と時間がかからない
冒頭でお話しした通り僕は公文で働いていた経験があります。
なので今回は公文の元講師の立場から経験談をもとにお話しさせて頂きます<(_ _)>
- 公文で算数だけを習う具体的なメリット
- 算数ではなく国語や英語だけはどうなのか?
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公文で算数だけを勉強する4つのメリット
冒頭でお話ししたように公文で算数だけを習うメリットは以下の4つ。
- 繰り返し学習の効果が出やすい
- 勉強の習慣がつきやすい
- 子供のやる気が持続しやすい
- お金と時間がかからない
経験談をもとに順にくわしくお話ししていきます<(_ _)>
<1>繰り返し学習の効果が出やすい
そもそもですが公文の特徴は繰り返し学習です。
公文に通うと似た問題を何度も繰り返し解くことによって自主性と基礎力を身に付けることができます。
【『公文は効果なし』なのは間違い】進学塾と公文の元講師の自分の話
実は繰り返し学習と最も相性が良いのが算数なんです。
というのも、公文の算数は計算中心。
短時間でたくさんの問題を解くことができるからです。
例えば国語の場合は文章題が中心です。
文章を読み込む必要があるので算数のようにスラスラと解くことはできません。
なので繰り返し学習が特徴の公文で国語を習うのはもったいないです。
【公文の国語は効果なし】公文で働いていた自分が経験談を解説【断言】
英語も文章を読み書きしなければいけないので算数のようにスラスラとは解けませんよね。
【公文の英語のデメリット】公文で働いていた自分が正直にぶっちゃける
なので公文の算数は繰り返し学習に最も向いている科目。
公文式が目的としている自主性と基礎力を身に付けるうえで算数が一番良い科目なのは間違いありません。
<2>勉強の習慣がつきやすい
公文で算数だけ習う2つ目のメリットは勉強の習慣がつきやすいこと。
言葉は悪いかもですが…。
ぶっちゃけ公文の算数は慣れれば頭を使わなくても解けるようになるからです。
公文の算数の教材プリントは簡単な計算が中心だからです。
しかし、『簡単な計算ばかり解いて意味があるの?』という方がいるかもしれません。
意味はめちゃくちゃあります。
例えば以下の問題をご覧下さい。
- 7×4
- 5/10
上記の答えはそれぞれ28と1/2ですがどう計算したでしょう。
おそらく大人の方は『(しちしにじゅうはちだな…)』とか『(5/10は5で割るしかないな…)』といった感じで答えを出したはず。
つまり7×4を見て『(7を4つずつかければ良いからえーっと…)』とはなりませんよね。
大人は計算を繰り返し解くことで考えなくてもパッと頭が働くようになります。
公文の算数でも繰り返し簡単な問題を解くことによって大人のような考えを早い段階から身に付けることができるんです。
なので公文で算数を勉強する価値は大きいです。
少し話が脱線しましたが…。
とはいえ、公文の算数は繰り返し簡単な計算を解くので勉強嫌いな子供であっても勉強する習慣がつくことが期待できるんです。
<3>子供のやる気が持続しやすい
先ほどの話の続きになりますが…。
公文の算数は難しい問題はやりません。
なので子供は挫折することなく勉強を続けることが期待できるんです。
【公文のメリットとデメリット】公文で働いた自分が解説する【暴露】
しかも公文の算数はどの問題にもヒントが書かれています。
もし問題に詰まってもヒントの通りに解けば答えが出てしまうものばかりなんです。
僕が公文で働いていたときも『学校の勉強は嫌いだけど公文は好き』と話してくれる生徒もいました。
<4>お金と時間がかからない
最後は保護者の方々にとってのメリットですが…。
習うのが1科目だけなら当然月謝は1科目分だけになります。
1科目のみであれば複数科目を習うよりお金はかかりません。
1科目だけだと教室での勉強時間も短縮されます。
何かと物騒な世の中ですから保護者の方にとって子供の帰りは早い方が安心ですよね。
子供にとっても短時間で集中して勉強ができます。
複数科目をダラダラと長時間やるよりもよっぽど効果がありますよ。
特に算数は問題数がたくさんありますからね。
公文で算数だけをやるより国語だけの方が良い?
保護者
トモヤ
日本語の読み書きができないなら国語だけもアリ
公文では教室によっては算数よりも国語をおすすめされる場合があるようです。
しかし、先ほどもお話しした通り公文で勉強するなら国語よりも算数の方が価値があります。
【公文は国語と算数のどっちが良い?】公文と進学塾の元講師の自分が2つの理由から断言します
しかも公文で働いてきた僕の経験からすると公文の国語にそれほど価値は感じませんでした(公文式の方々スイマセン…)。
▼公文の国語が無意味な理由を見てみる▼
【公文の国語は効果なし】公文で働いていた自分が経験談を解説【断言】
とはいえ、もし子供が全然日本語の読み書きができないなら話は別です。
日本語が理解できなかったら算数の問題文も理解できませんからね…。
しかし、僕の経験上は日本語の読み書きができない生徒も成長するにつれて問題ではなくなります。
わざわざ公文で勉強する意味はないかと。
一方で英語に関しては1教科のみの勉強はアリです。
▼公文で英語だけを勉強することについて▼
【公文で英語だけ勉強はアリ】公文の元講師の自分の話【注意点は3つ】
ですが、公文の英語も良いことばかりではないのでよく理解してから習う必要があります。
公文で算数だけのまとめ
- 繰り返し学習の効果が出やすい
- 勉強の習慣がつきやすい
- 子供のやる気が持続しやすい
- お金と時間がかからない
いかがだったでしょう。
公文では算数に限らず1科目だけ勉強する生徒は珍しくありません。
とはいえ、ここでお話しした通りもし公文で1科目だけ選ぶとしたら僕は間違いなく算数をおすすめします。
しかし、科目選びに絶対的な正解はありません。
自分の子供や周りの方々と相談して決めて下さいね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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