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【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
ぶっちゃけ公文の算数を小学4年生から始めるのは遅いです。
僕が働いていた教室でも公文に入会してくる生徒さんは小学校低学年以下が一番多かったからです。
ですが、小学4年生から公文に入ることは決して無駄ではありません。
つまり小4からの公文は遅いかもですが無駄とは別の話ということです。
今回は公文と進学塾で講師をしていた僕が以下の内容をお伝えしていきます<(_ _)>
- 【2つの理由】公文の算数を小4から始めることが無意味でないワケ
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公文の算数を小学4年生から始めるのが無駄ではない2つの理由
結論からいうと、公文の算数を小学4年生から始めるのが無駄ではない理由は以下の2つです。
- 小4から始めて伸びる子もいたから
- そもそも公文は小学校低学年向けの学習塾ではない
念のため繰り返しますが、上記は公文で講師をしていた僕の経験談です。
順にご説明していきます。
小4から始めて伸びる子もいた【経験談】
まず小学4年生から公文を始めても伸びる子は伸びます。
さすがに全員とはいいませんが、僕が働いていた教室でも小4から算数を始めてグングン成績を伸ばした生徒はいました。
【公文で伸びる子の特徴】公文で働いた自分が振り返る【ズバリ4つ】
そのため、小4から公文を始めるのは決して無駄とは思いません。
公文は小学校低学年向けの塾ではない
それにそもそも公文は小学校低学年向けの学習塾ではないです。
たしかに生徒の比率は小さい子が多いですが、上は高校生や大学生、社会人の生徒もいます。
- R~V(大学レベルの内容)…線形代数や微分積分の応用など
- J~Q(高校レベルの内容)…微分積分や確率、統計など
上記の通りですが、公文では高校生以上の教材プリントもバッチリ用意されています。
なので『小4だと遅い』のは控えめにいって言い過ぎです。
公文の算数を小学4年生から始める注意点
とはいえ、小学4年生から公文を始めることには注意点もあります。
図形問題は一切勉強できない【文章問題もほとんどない】
小4~小5になると学校の授業で図形の面積や体積を求める問題を習います。
しかし、公文では図形問題は一切勉強できません。
【公文の算数に図形・文章問題がない本当の理由】実は1970年前後に一度、導入されていた
理由については上記でくわしくお伝えしましたので興味がある方はご覧下さいませ。
とはいえ、公文の算数が計算しか勉強しないのは今後も変わらないと思います。
ちなみに公文では図形問題の他に文章問題もほとんど勉強しません。
よって公文は計算のみを伸ばす塾だと理解しておくことが大切になります。
といっても公文で真面目に勉強すれば計算スピードが上がるのは本当です。
【公文の算数の効果】公文の元講師の自分が正直に話します【真実】
計算は算数の基本なので、基礎力を上げるのであれば公文に行くことは決して悪い選択ではないと思いますよ。
仮にもし計算以外を伸ばしたくなったら公文以外の塾に変えることをおすすめします。
【公文の算数はいつまで続けたらよい?】公文で働いた自分の話【断言】
つまり小4で公文に入るのは悪くないですが、ダラダラと長く続けるのはおすすめしないということです。
公文の算数を4年生からまとめ
- 小4から始めて伸びる子もいたから
- そもそも公文は小学校低学年向けの学習塾ではない
小学4年生から公文に通うのは無駄ではありません。
もしかしたら一般的には遅いかもですが、とはいえ、遅いからといって入るのを止めるのはもったいない気がします。
僕は現在公文とは何の関わり合いもないので中立な立場ですが、公文は良い面もありますので。
【『公文は効果なし』なのは間違い】進学塾と公文の元講師の自分の話
大切なことは遅いかどうかではなく、お子さんに必要かどうかを見極めることだと思います。
少しエラそうにしてしまいスイマセンでした<(_ _)>
最後までご覧頂きありがとうございました。
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