【集団心理のメリット&デメリット】大学で心理学を学んだ僕が徹底解説

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集団心理のメリットとデメリットって何だろう…?
大学の研究で心理学を勉強していた自分がお伝えさせて頂きます!

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集団心理とは、組織やグループなどの集団に所属したときに生じる心理のこと。

 

どちらかというと悪い意味で使われることが多いですが、良い面もあります。

今回はそんな集団心理のお話を具体的にさせて頂きますね。

続きを見るとわかること
  1. 集団心理のメリットデメリット
  2. 集団から抜け出す方法

集団心理のメリット【心理的な安心感】

2つのメリット
  1. 安心できる
  2. ルールや常識がわかる

集団心理のメリットは一言でいって、安心感を感じられることです。くわしく説明していきます。

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<1>安心できる【衣・食・住の『住』が満たされる】

集団心理のメリットは安心感を感じられること。

 

社会心理学ではよくいわれている話ですが、人間は社会的な生き物です。

集団に所属しているだけで、仲間外れにされている感覚は無くなり、安心感を感じることができます。

 

人間が心理的に安心できる条件の衣・食・住の中の、『住』の部分が満たされるということです。

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<2>集団のルールや常識がわかる【良い意味で思考停止でもOK】

集団心理のメリットの一つに、所属している集団のルールや常識が知れる点にあります。

 

生きていくためには、ほとんどの方は何らかの集団に所属する必要があります。

学校や会社、家族などです。

 

集団にはほとんどの場合、ルールや常識(表向きになっていないもの含め)があります。

集団に所属して、集団心理につかることで社会的な生き方を学べるのは何よりのメリットです。

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集団心理のデメリット【思考停止する】

2つのデメリット
  1. 組織に依存してしまう
  2. 大勢の意見に流されやすくなる

集団心理のデメリットは思考停止してしまうこと。

個人が考える力を奪われるといってもいいかもしれません。

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<1>組織に依存してしまう【集団凝集性と集団同一視】

集団心理のデメリットは組織に依存しすぎてしまうこと。

適度に依存するのであれば問題ないですが、最悪の場合は、集団から抜けると生きていけないと錯覚してしまうことすらあります。

 

代表的なのが、2015年に起きた大手広告会社『電通』の長時間残業による過労死事件です。

 

残業問題は政府が対策に乗り出していますが、一向に減りません。

長時間残業がきっかけで過労死になる目安は月80時間ですが、実際に日本で月80時間以上残業していた企業の割合は、2014年に22.7%にまでのぼっているのがその証拠です。

 

はたから見れば、身体を壊すくらいなら辞めた方がいいと思うのが常識。

しかし、集団心理が強まり過ぎると、『辞めたらどこにも居場所がない』、『生きていけなくなるんじゃないか』などと錯覚してしまうのが恐ろしいところです。

 

過労死問題は、海外ではアルファベット表記の『KAROSHI』がそのまま通用するなど、日本特有の問題として知られています。

集団を重視する日本人だからこその問題なのかもしれません。

 

また、『集団凝集性』という集団心理の一種にも注意が必要です。

【集団凝集性とは…】

集団に所属する個人を、集団に引き付けて留まらせるように働く力のこと。

集団凝集性は、目標達成に向けてチームで取り組むときなどに大きな力を発揮するので、決して悪いことばかりではありません。

 

しかし、集団凝集性が高すぎると、特定の集団から抜け出せなくなります。

自身を集団の一員としてみなす『集団同一視』の傾向も同時に強くなるため、あまりのめり込みすぎないようにしなければいけません。

 

外部からの働きかけをすることも大切になります。

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<2>集団の意見に流されやすくなる【集団への同調】

集団心理のデメリットには、集団の意見に流されやすくなることも挙げられます。

 

例えば、『東日本大震災』では多くの方が判断を誤って津波の被害に遭いました。

災害などのパニックになると、人は『集団への同調』という集団心理に陥りやすくなることがわかっています。

【集団への同調とは…】

自分の意思や信念を曲げてまで集団と同じ行動をとろうとする心理のこと。

人はパニックになると脳が活動を停止して、周囲と同じ行動をとりやすくなります。

通常であれば、『意思が弱い方』や『他者への依存性が高い方『にありがちですが、大規模な災害が起こったときは誰もが集団心理に陥りやすくなってしまうんですね。

 

震災や災害が起こったときに集団と違った行動をとるのは勇気がいるかもしれません。

しかし、パニックになったときこそ自分で判断することを忘れてはいけません。

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【集団心理のメリット・デメリット】もしものときを想定しておこう

集団心理のメリット・デメリットについてお話ししてきましたが、どちらにせよいつでも抜け出せるようにしておくことは大切です。

 

個人的におすすめなのは、集団に所属する前にもしもの場合に備えてとるべき行動を決めておくことです。

そうすれば思考停止しても選択肢があると思え行動がとりやすいはず。

 

間違っても集団から抜けるかどうかを集団の人間に相談することはダメです。

集団の人間も集団心理にハマっていることが考えられるので、集団を抜けることにマイナスイメージを持つことは目に見えているからです。

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集団心理のメリットとデメリットのまとめ

メリット
  1. 安心できる
  2. ルールや常識がわかる
デメリット
  1. 組織に依存してしまう
  2. 大勢の意見に流されやすくなる

集団心理は決して悪くことばかりではないです。

しかし、あまりにハマりすぎるはどう考えてもマイナスになり得ます。

 

集団に所属しているときは、周りの意見に流されすぎていないのかを自問自答する癖をつけておきましょう。

手遅れになってからでは遅いです。

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