【大学で心理学を学ぶメリット・デメリット】卒業生の僕が話す経験談

新しい世界へ

パンぞう

心理学を大学で勉強するメリットとデメリットって何だろう…?
大学で心理学を勉強した僕がリアルな経験談を話すね!

トモヤ

心理学を勉強するメリットとデメリットを理解している方は驚くほど少ない、というのが僕の印象です。

 

趣味ならまだしも大学などで本格的に心理学を勉強するなら、メリットとデメリットは最低限知っておくべきです。

貴重な大学生活を後悔してしまったらもったいないですからね。

 

そこで今回は、大学の研究で心理学を勉強した僕が以下の内容についてお話しさせて頂きます<(_ _)>

続きを見るとわかること
  1. 心理学を勉強する具体的なメリットデメリット

【大学で心理学を学ぶメリット・デメリット】メリットは3つ

まずは心理学を勉強するメリットについて。

結論からいうと以下の3つになります。

メリット
  1. 統計にダマされなくなる
  2. 日常で使える知識がわかる
  3. 心理学の仕事はAIに奪われにくい

順にくわしくお話ししていきます。

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<1>統計が理解できる【『統計マジック』が見抜ける】

まず、心理学を勉強すると『統計学』が理解できます。

心理学実験のほとんどは、多くの実験協力者から集めたデータを統計するものだからです。

 

ぶっちゃけ心理学=統計学といっても間違いではありません。

 

実際に大学の心理学の授業は統計学の基礎からスタートすることが多いです。

僕も統計学は大学で無理矢理勉強させられました。笑

統計データ【2020年版】統計学の本のおすすめ【大学で学んだ僕が参考書を厳選】

とはいえ、『心理学を勉強したいのに統計学なんて興味ない』という方もいるかもです。

 

しかし、統計学を勉強すると社会でめちゃくちゃ役立ちます。

一言でいってダマされることがなくなるかもです。

 

例えば、あなたが就職先を探しているとします。

ふと気になった会社の平均年収を調べたら、『平均年収1,000万円!』と書かれていました。

お金

『平均年収1,000万円!』と聞くと、社員の全員が平均して1,000万近い給料をもらっていると思われがちです。

しかし、統計学的にはNOです。

 

なぜなら、調査対象が10人の場合、一人目が年収1億円で、その他9名が年収1万円だった場合も平均年収は1,000万円になるからです。

平均年収が高いと聞いて入社したのにダマされた…

ナマケモノ君

実はこういった例は統計学を理解していれば簡単に見抜けます。

ですが、世の中は人をダマすような数字やデータであふれているのが事実です。

お金を目標に頑張る人

平均年収や平均寿命、平均離職率…。

上記のような言葉はテレビ番組や電車内の広告などで聞いた方も多いはず。

とはいえ、数字の真実を理解している方は驚くほど少ないのが現状です。

 

ちなみにさきほどの『平均年収1,000万円!』の例は、平均ではなく中央値というものを使った方がより正しい平均年収を出すことが可能です。

 

中央値は10人の中央となる5人目の会社員の年収のみを使う手法です。

つまりは中央値1万円になります。

天才

…少し難しかったかもしれません。

つまりは世の中には『平均』という言葉をうまく使って見た人を惑わしていることも少なくないということです。

『統計マジック』ともいわれるものです。

 

ですが、大学で心理学を勉強すれば統計をイチから学べます。

統計学を理解=数字に強くなる=心理学の理解も深まる…。

 

これは将来的に心理学の仕事ができなくても、長期的にメリットになることです。

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<2>日常的に役立つ知識が得られる

これは大学で勉強することに限りません。

心理学は日常で役立つ知識が得られます。

心理学が人の心を勉強する学問であることが理由です。

 

例えば、僕が勉強していた社会心理学は人の印象を左右する理由について学べます。

パーソナルデータ【2020年版】社会心理学の本のおすすめ【大学で学んだ僕が厳選】

見た目、口調、仕草などなど…。

 

人に与える印象を理解しておけば、たとえ心理学を専門にした職業につかなくてもあなたを助けてくれるかもしれません。

人とまったく関わらずして生きていける方は少数ですからね。

心理学の知識はヒトの理解につながるんだね!

パンぞう

つまりはこの世に人がいる以上、役立てられるのが心理学という学問というわけです。

色んなことに応用できる学問ともいえます。

 

一方で、他の学問ではそうはいきません。

 

例えば、機械系の学部で設計を勉強すればエンジニアなどの技術職への道が開けます。

しかし、現時点で機械工学の勉強が日常生活で役立つかというと微妙です。

(ロボットを趣味で作るなら別ですが)

 

なので日常生活で役立つかという視点においては心理学はどの学問よりもメリットがあるかと。

最近だと心理学の知識を集中力の向上に役立てる方法はよく知られています。

獣と調教師【『ヤバい集中力』書評】100%確実に集中力を上げるならコレ一冊でOK

実際に僕は上記の集中力のテクニックは日常的に使っていますが、控えめにいって効果はバツグンです。

相手だけでなく自分にも使えるのが心理学の魅力ですね。

 

もちろん心理学の知識は絶対ではないので、外れることもあります。

しかし、何もしないでいるよりは使ってみる価値はありますよ。

 

そこにヒトがいれば役立つのが心理学ですからね。

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<3>AIに奪われにくい心理学の仕事

最後は仕事について。

最近は、将来的にAI(人工知能)が人間の仕事を奪うのではないかといわれているのは有名です。

※以下:人工知能=AIとする

AI(人工知能)

しかし、結論からいうと、心理学の仕事はAIに奪われにくいことが明らかになっています。

AIと心理学の関係を見てみる

AI(人工知能)と人間【心理学とAI(人工知能)】心理学の仕事はAI時代においても価値がある

くわしいことは上記で話していますが、現在のAIは人間の本能や感情を根本的には理解できません。

なのでヒトの心を勉強する心理学はAIには理解できないということです。

 

例えば、AIは単純作業は得意でも、ヒトとのコミュニケーションは苦手といった感じです。

機械学習

どちらにせよ、AIが心理学系の仕事を奪うのは現時点では無理ということ。

選択肢から【心理学部・心理学科の就職先】大学で心理学を勉強した僕がご紹介します

もちろん近年のAIの成長は凄まじいので断言はできません。

ですが、心理学系の仕事に将来性があるのは間違いないです。

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【大学で心理学を学ぶメリット・デメリット】デメリットは3つ

次は心理学を勉強するデメリットについてです。

結論からいうと以下の通りになります。

デメリット
  1. 専門職につきにくい
  2. エンタメは勉強しない
  3. 印象が良くないかも

ここでも順にご説明していきます<(_ _)>

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<1>仕事にしにくい

残念な話ですが、心理学は本格的に勉強しても仕事にしづらい学問です。

専門職の数自体が少ないのが理由になります。

心理学を活かせる仕事を見てみる

選択肢から【心理学部・心理学科の就職先】大学で心理学を勉強した僕がご紹介します

ちなみに心理学を専門に活かせる代表的な仕事は臨床心理士や心理カウンセラーあたり。

ですが、それらはいずれも倍率が高いため、非常に狭き門です。

 

僕が知る限りでも、心理学専攻の生徒で専門職の仕事をしている方の方が少数です。

ほとんどは希望とは違う営業や事務の仕事をしています。

横たわる女性【心理学が役に立たない2つの理由】大学で心理学を勉強した僕が解説する

つまり大学でみっちり心理学を勉強しても専門職につけるのはほんの一握り。

この点は勉強すればエンジニアの道がある工学系や情報系の学部学科とは大きく違います。

 

しかし、繰り返すように心理学は人の心を学ぶ学問です。

仕事にしにくいといえども日常で役立てられる知識が得られるのは魅力的といえます。

 

とはいえ、どうしても心理学を仕事に活かしたいなら、難易度が高いことは覚えておいて下さい。

最低でもそれなりの努力は求められます。

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<2>エンタメ(心理テストや占いなど)は一切勉強しない

心理学に興味がある人

心理学って心理テストとか占いが勉強できて楽しそう♪
いや、全然やらないっす…

トモヤ

経験上、よく勘違いされる方が多かったのですが、大学での心理学は心理テストや占いは一切勉強しません。

いわゆるエンタメ要素はゼロに近いです。

本を読む人形【心理学あるある】大学で心理学を勉強した僕が振り返る【6つ】

繰り返す通り、心理学の基本は統計学です。

大学での心理学は日本をふくめた世界中の心理学研究を勉強しつつ、その研究方法や研究結果の確度について学びます。

 

心理テストや占いを期待して大学で心理学を勉強すると100%眠くなりますよ。笑

(まぁ僕も最初は眠くなることが多かったですが)

 

とはいえ、大学で心理学を勉強する方は、大学生活を後悔しないためにも『心理学はどんなことを勉強するのか?』はよく理解しておくことが大切です。

可能ならば上記のような専門書を1冊見ておくことをおすすめします。

上記は社会心理学の本ですが、大学の授業でも実際に使われる専門書です。

 

僕も実際に大学で使っていたので、興味がある方は本屋などに出向いて一度目を通してみて下さい。

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<3>印象が良くないかも

これは僕の経験ですが…。

ぶっちゃけ心理学の一般的な印象はそんなに良くないです。

その証拠として、僕は人から以下のようなことをいわれた経験があります。

心理学への一般的なイメージ例
  1. 心理学なんてインチキ
  2. 勉強する意味ない
  3. 根暗が勉強する学問
  4. しょせん統計学の一種

割とボロクソですよね。笑

とはいえ、上記のような意見を持つ方が一定数いるのは事実です。

 

まぁ気にしなければ良いといえばそれまでですが、気にする方はあんまり人に『心理学を勉強してますアピール』はしない方が良いと思います。

変な目で見られるかもなので。笑

仲間外れ

そもそも心理学は『人の心を理解する学問』ですからね。

『人の心なんてわかるわけない!』という方がいるのは理解できます。

僕のおおむねその立場です。

 

もちろん心理学は素晴らしい学問だとは思いますが、良くない印象を持つ方もいるのは事実ということです。

デメリットの一つとして心にとどめておきましょう。

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大学で心理学を学ぶメリット・デメリットまとめ

メリット
  1. 統計にダマされなくなる
  2. 日常で使える知識がわかる
  3. AIに奪われにくい心理学の仕事
デメリット
  1. 専門職につきにくい
  2. エンタメは勉強しない
  3. 印象が良くないかも

いかがだったでしょう。

一説によると、心理学が誕生したのは古代ギリシャ時代といわれています。

しかし、現在まで長い月日をかけても形を変えずに残ってきました。

 

その理由は、心理学そのものが形を変えずとも価値があることの何よりの証拠なのではないでしょうか。

 

難しいことも多いですが、心理学はとても奥が深い学問です。

腰をすえて勉強する価値は十分あると個人的には思います。

 

興味がある方は是非心理学の世界に足を踏み入れてみて下さいね。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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