【心理学部・心理学科の就職先】大学で心理学を勉強した僕がご紹介します

選択肢から

パンぞう

大学で心理学を勉強したら、就職先はどうなるんだろう…?

ナマケモノ君

せっかく心理学を勉強するなら、専門的な仕事がしたいなぁ…
大学で心理学を勉強していた自分がお伝えさせて頂きます!

【心理学のまとめページ】今まで伝えてきたすべて

トモヤ

僕は大学生の頃、大学の研究がきっかけで心理学を勉強しました。

専攻は工学部でしたが、『人が使いやすい技術』を追求する研究だったため、心理学の授業も必修でした。

 

そのため、大学で心理学を専門に勉強した知人や友人も多く、『心理学を学ぶとどんな仕事をすることになるのか?』についてはよく理解しているつもりです。

 

そこで今回は、そんな僕が知り得ることを包み隠さずお伝えさせて頂きます。

大学で心理学を学ぶ予定の方、今まさに学んでいる方は是非参考にして下さいませ。

続きを見るとわかること
  1. 【6つある】心理学を学んで就ける職業
  2. なるのが難しい2つの仕事について

YouTubeチャンネル

心理学部と心理学科の就職先【勉強次第でチャンスがある6つ】

結論からお伝えしますと、「心理学を専門にした仕事は少ない」のが現実です。

しかし、道がないわけではありません。

ここでは僕が大学時代に一緒に心理学を学んだ学生の進路先や過去の就職実績から、知り得る限りの進路を挙げさせて頂きます。

トモヤ

実際に心理学を学んだ学生が就職した就職先です!
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①公務員心理職

まずは公務員心理職です。

「公務員」と聞くと「市役所で働く人」を想像される方が多いかもしれませんが、実際には多くの仕事があります。

 

例えば、東京23区内の公務員として働く「特別区」では、心理学を専門にした職種があります。

>>【特別区の完全ガイド】受験から合格への道のりを総まとめ【経験談】

コンパス 【特別区の完全ガイド】受験から合格への道のりを総まとめ【経験談】


参考
職種の紹介【心理】特別区人事委員会採用試験情報

僕の大学時代の同期にも、特別区の心理職として働いている方がいます。

その同期は「大学で学んだ心理学を仕事に役立てることができてやりがいがある」と話していました。

 

特別区の心理職は学校や病院でコミュニケーションについてを教えたり、心理カウンセリングをする仕事です。

興味がある方は就職先の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみにですが僕は特別区の合格経験者です。

結局エンジニアの道に進んだので特別区では働いてはいませんが、勉強すれば十分合格できる試験であることは保証します。

>>特別区に学歴フィルターがない理由を経験者が語る【Fランでも合格可能】

平等 特別区に学歴フィルターがない理由を経験者が語る【Fランでも合格可能】

ただ、勤務地は東京23区内になります。東京で働く気がない方にとってはおすすめできません。

 

個人的に公務員の心理職は魅力的ではありますが、どこの地域にもあるわけではないのが欠点といえますね。

 

もしどうしても地元で公務員の心理職として働かれたい方は、一度地元の公務員試験区分について調べてみることをオススメします。

もしかしたら心理職の受け皿があるかもしれません。

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②心理カウンセラー

心理カウンセラーとは、学校や病院や介護施設などでカウンセリングをする仕事です。

相談内容はうつ病などの心の病気やいじめの問題、人間関係など多岐に渡ります。

 

カウンセリングを行うときは心理学的な知識を使いますが、それだけに頼らないことも大切です。

「カウンセリングで大切なのは相手の目線に立って悩みを共有すること」

心理カウンセリングをされている僕の知人が話していたことです。これには僕も強く同意できます。

 

僕が思うにですが、カウンセラーの仕事は究極のサービス業です。

「誰かのために」

「人の役に立ちたい」

自分が学んできた知識をもとに人に寄り添った仕事がしたい方には特にオススメしたい仕事です。

 

ちなみに心理カウンセラーになるには、日本アロマメディカル心理セラピー協会の講座を受講して学びを深める必要があります。


参考
メンタル心理資格のメンタル心理ヘルスカウンセラー日本アロマメディカル心理セラピー協会

心理カウンセラーになるのは簡単ではありませんが、メンタルの問題を抱える方が多い昨今では需要がある仕事ともいわれています。

>>【心理学の資格のおすすめ】大学で心理学を勉強した僕が厳選【4つ】

読書をする少女 【心理学の資格のおすすめ】大学で心理学を勉強した僕が厳選【4つ】

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③産業カウンセラー

産業カウンセラーとは、企業で働く社員のメンタル面をサポートする仕事です。社員が抱える問題をカウンセリングして解決へと導く仕事ともいえます。

 

会社によっては産業カウンセラーを置いていない場合もありますが、僕が以前働いてきた会社には2名ほど産業カウンセラーの方がいました。

 

心理カウンセラーと似た仕事内容ですが、相談相手は社員ということもありハラスメントの問題や仕事に対する不安などデリケートな問題も多いです。

 

また、会社内で社員が働きやすい環境づくりのために意見を出すこともあるため、やりがいはありそうです。

産業カウンセラーは特定の企業の専属的な社員として働くこともあれば、フリーランスのように色んな企業に関わるケースもあります。

どちらが良いのかを言い切るのは難しいですが、自分の生活スタイルなどに合わせて働けるのは魅力の一つといえます。

産業カウンセラーとして働くには、日本産業カウンセラー協会の資格取得が必須です。


参考
産業カウンセラー養成講座日本産業カウンセラー協会

多くの方が日本産業カウンセラー協会の講座を受講すれば資格取得できるため、大学生の方で興味がある方は受講を検討してみることをオススメします。

>>【心理学の資格のおすすめ】大学で心理学を勉強した僕が厳選【4つ】

読書をする少女 【心理学の資格のおすすめ】大学で心理学を勉強した僕が厳選【4つ】

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④アロマテラピスト

アロマテラピストとは「芳香療法」といって、ニオイで心身のリラックスやストレス解消の手助けをする人のことを指します。

 

「アロマテラピストと心理学に何の関係があるのか?」と思われる方もいるかと思いますが、ニオイと心理学には大きな関係があります。

 

海外においてもニオイが人間の心理にどう影響するのかについては盛んに研究されているからです。

 

「ストレス解消に効果的なニオイ」や「やる気を引き出すニオイ」などを心理学を通して理解しておくことは、アロマテラピストの仕事をするうえでとても役に立つんですね。

 

アロマテラピストの方はアロマ専門店やエステサロン、ホテルのスパなどで働くのが一般的です。僕の大学の同期はエステサロンでアロマテラピストとして働いている方がいます。

 

アロマに関連する資格は様々ありますが、実のところ無資格でもアロマテラピストにはなれます。


参考
アロマ資格のアロマヒーリングセラピスト日本アロマメディカル心理セラピー協会

ですから、アロマテラピストに興味がある方は大学在学中に専門店などでアルバイトを経験するのもいいかもしれません。

 

特に都内ではアロマ専門店が軒を連ねていますので、お客様一人一人に適したアロマを提供するための知識を深めておくと仕事につながりそうです。

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⑤ヨガインストラクター

「ヨガインストラクターになるのに心理学関係ないでしょ」と思いましたか?

その通り、関係ありません。笑

 

しかし、ヨガはお客様の声を元に一人一人にあった適切なレッスンを用意することが求められます。

 

一対一のコミュニケーション能力が求められる仕事ですので、心理学でコミュニケーションを学ばれた方は役に立つことも多いんです。

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僕の大学の同期にも大学で心理学を学んだあとヨガインストラクターになった友人がいます。

 

「なぜ大学まで行ってヨガなんだ!」

周囲からは反対の声もあったようですが、今では独立してヨガスタジオの経営者として元気に働かれています。

 

ヨガに興味がある方は就職先の一つとして考えてみるのもいいかもしれませんね。

意外に知られていないことですが、ヨガインストラクターとして働くために資格は必要ありません。

 

ただし、ヨガの利用者は女性が多いためインストラクターも女性が求められるケースが多いです。

 

ヨガをやることで体の代謝が高まりますから、ダイエット欲が強い女性を中心に人気があるんですね。

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⑥一般的な仕事

一般的な学部の大学生が就職する企業に進む道です。

正直、心理学を学んだ学生で最も多いのがこのパターンになります。

 

大学で心理学を学んだにも関わらず一般的な企業に就職した方の中には、「何のために大学で心理学を学んだの?」との指摘を受けることも少なくないようです。

しかし、これに関しては賛同できません。

心理学はすべてに通ずる学問です。

なぜなら、心理学は「心」を学ぶ学問のため、人が関わるすべてのことに役立つからです。

そのため、大学で心理学を学んだ経験は決して無駄にはならないと僕は思っています。

 

もし、大学で心理学を学んだのに心理学に関わる仕事に就けなかったとして失敗ではないんですね。

>>【大学で心理学を学ぶメリット・デメリット】卒業生の僕が話す経験談

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【心理学部・心理学科の就職先】ぶっちゃけなるのが難しい仕事2つ

ここでご紹介する仕事は心理学に関わる仕事ではありますが、枠が小さい仕事になります。。仕事にするのはとても難しいということです。

 

正直、この手の仕事に就いた知り合いを僕は知りませんが大学で心理学を学ぶうえで目標とするのは悪いことではありません。

目標は高い方がやる気が出ますからね。

では、見ていきましょう。

トモヤ

どちらも大学院まで進むことが必須の仕事です!
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①心理学者

心理学者とは、心理学研究を重ねて学会などで発表する仕事のことです。

 

僕の知っている方で心理学者になった方はいませんので多くは語れませんが、心理学者になるためには大学院に進む必要があるのは間違いないです。

 

それと大学時代に研究などで一定の成果を出すことが必要なのは間違いないです。

 

心理学の研究は試行回数を重ねる統計学が主ですから、研究が日の目を見ないうちは辛いかもしれません。

統計データ 【統計学の本のおすすめ】大学で学んだ自分が読んだ参考書を厳選

しかし、自分の研究が世の中を常識を変えるかもしれない可能性も秘めています。

大学で心理学を勉強して、心理学の魅力にどっぷりハマった方が目指すべき仕事といえます。

また、これは僕の勝手なイメージですが、日本ではまだまだ心理学についての信頼性が小さい気がします。

 

僕の周りに心理学のイメージを聞くと「うさんくさい」と答える方も少なくなかったです…。

しかし、その点で海外における心理学は重要な学問として位置づけられています。

 

特にアメリカでは犯罪捜査などに心理学を利用するのも珍しくないですからね。

ドラマ 【心理学ドラマ】犯罪心理学や心理戦、頭脳戦が楽しめるおすすめ【ベスト10】

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②臨床心理士

臨床心理士は心理学を学んだ学生の就職先として一番に挙げられます。

 

しかし、仕事にするのはとても難しいです。

臨床心理士の倍率が高いのはもちろんですが、試験に合格してもすぐに仕事にできるとは限りません。受け入れ先が少ないんです。


参考
臨床心理士になるには日本臨床心理士資格認定協会

試験を受けるためには心理学を学べる大学院に進む必要もあり、よほど仕事に対して思い入れがない限りはすすめられません。

 

とはいえ、臨床心理士は将来性のある仕事です。

AI(人工知能)と人間 【心理学とAI(人工知能)】心理学の仕事はAI時代においても価値がある

目指す価値は十分にあります。

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心理学部・心理学科の就職先まとめ

今回は心理学を大学で学んでいる方、心理学を大学で学ぼうか迷っている方に向けてお伝えさせて頂きました。

 

将来を考えている大学生の方の、何かしらの参考になれば嬉しく思います。

僕は大学へ行く目的は仕事が全てとは思いませんが、目標があると日々の生活が充実するはずです。

 

是非、なりたい自分を思い描いて今よりも一歩だけ前に歩みを進めてみて下さいませ。

 

この場を通じてになりますが、僕はあなたの大学生活が充実することを心から願っています。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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