【詐欺師が使う心理学的テクニック】大学で心理学を勉強した自分が4つに厳選【ガード方法もアリ】

秘密裏な芸術

とある人

(詐欺師が使う心理学的テクニックが知りたい…)
心理学を大学で勉強していた自分がお伝えさせていただきます!

【心理学のまとめページ】今まで伝えてきたすべて

トモヤ

結論からいうと、詐欺師が使う心理学的テクニックは4つあります。以下の通りです。

詐欺師が使う心理学的テクニック
  1. 社会的証明
  2. 権威
  3. 希少性
  4. コールド・リーディング

今回は、これらの心理学的テクニックの内容から、以下のことを順にお伝えさせていただきます(`・ω・´)ゞ

続きを見るとわかること
  1. 詐欺師が使う心理学的テクニック4選
  2. ダマされないための方法
  3. 参考文献

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注:便宜上、”詐欺師が使う”としていますが、それはあくまで架空の話です。

当サイトの運営者である自分が、「(詐欺師が使っていそう…)」との偏見に基づいているにすぎませんので、そのことはご了承下さいませ。

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詐欺師が使う心理学的テクニック4選

それでは順にご紹介させていただきます。

詐欺師が使う心理学的テクニック
  1. 社会的証明
  2. 権威
  3. 希少性
  4. コールド・リーディング

<1>社会的証明

まず1つ目は『社会的証明』です。

これは『周りの人の行動などを指針とする心理』のことになります。

コンパス(方位磁針)

影響力の武器』という世界的ベストセラーの本で登場することで、あまりにも有名です。

具体的には、社会的証明の例は以下のようなものがあります。

詐欺師

この商品は“人気No.1”です!
実に全体の“9割もの人から支持”されています!

詐欺師

このように、『周りの多くの人からの裏付けを強調』することが、社会的証明の効果を高めます。

「(これだけ周りの人が認めているなら、自分も…!)」とのように、自分の背中を押してくれる心理が働くというカラクリです。

とはいえ、問題なのは正当な使い方だけでなく、ダマしのテクニックとしてもその力を発揮してしまうことです。

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またこれは完全に偏見になりますが、社会的証明が悪い意味で使われるときは、”数字”が必要以上に強調されるパターンが少なくない気がします。

とはいえ、”数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う”との、かの有名な?名言にも通じているのかもしれません。繰り返す通り、偏見ですが。

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<2>権威

続いて2つ目は『権威』です。

これは『専門家と思われる人に指示や助言などを求める心理』のことになりますが、この権威もさきほどと同じ、影響力の武器の1つとされています。

具体例は以下の通り。

権威の例
  1. ハーバード大学出身の医者
  2. 東京大学出身の脳神経学者

これらはあくまで例の一部にすぎませんが、このような“肩書”も権威に通じています。

たとえば、テレビなどのメディアに登場するコメンテーターの方々にこのような肩書があると、それだけで説得力が高まる可能性があることは、少なからず誰もが理解できるはずです。

真面目な男性ニュースキャスター

しかし、問題なのは、これらの権威が不当に悪用されること。

説得力を持たせるために過剰に権威が強調されたり、またはそれ自体が”デタラメ”の可能性だってないわけではありません。

特に中身がないのに肩書だけが前面に強調されたパターンは、疑って然るべきです。

詐欺師

ハーバード大学出身のAIエンジニアです~(全部デタラメ)
(なんだかスゴそうな人だ…!)

ダマされる人

<3>希少性

3つ目は『希少性』になります。

これは『手に入りにくいレアなものほど欲しくなる心理』のことです。これも影響力の武器の1つです。

具体的には以下のような形で使われます。

希少性の例
  1. 期間限定
  2. 数量限定

たとえば、これらの例は、本当は在庫をすぐに用意できるにも関わらず、あえて「数量限定です!」としている可能性もないともいえません。

ですが、相手にレア感を感じさせることができれば、それだけでこの希少性は事足りてしまいます。

貧乏ゆすり

必要以上に希少性が強調されるケースは注意が必要かもしれません。

<4>コールド・リーディング

最後は『コールド・リーディング』になります。

『コールド・リーディング』とは、『なんの準備もナシに(=コールド)、人の心を読む(=リーディング)』ことです。

コールド(cold)には、「何の準備もなく、その場で」という意味があります。リーディング(reading)とは、「相手の心を読む、占う」ということ。

(『ビジネスコールドリーディング』4ページより)

※一般的な「コールド(cold)」=「冷たい」という意味ではありません

一部の占いなどをはじめとし、人をダマす心理テクニックとして有名です。

コールド・リーディング(cold reading)とは人を欺く心理テクニックだ。

(『コールド・リーディング 人の心を一瞬でつかむ技術』33ページより)

コールド・リーディングは数あるテクニックの総称のようなもの。

しかし、そのなかでも『バーナム効果』はとても有名です。

【『バーナム効果』とは…】

まるで自分のことを言われているかのように、錯覚してしまう言葉のこと。

『フォアラー効果』や『バーナム・ステートメント』、『ストックスピール』とも呼ばれる。

バーナム効果の例は以下の通りです。

とある占い師

あなたは『人から好かれたい一面』がありますね…
あなたは『心のどこかで不満を抱えている』ようですね…

とある占い師

バーナム効果はこのような『誰にでも当てはまりそうな言葉』をうまく使うことで、あたかも、『あなたにしか当てはまりません』かのような印象を相手にもたらします。

[その他の例]

・面倒くさがり屋なところがある

・不安になることがときどきある

・周りに十分評価されていないと感じることがある

これによって相手は、「(この人は自分のことをわかってくれている…)」などと錯覚。

意図せずとも心を開いてしまうことで、ダマされやすい態勢が整ってしまう…というカラクリです。

とある占い師

あなたは『どこか面倒くさがりなところ』がありますね…
(心を見透かされているみたい…!)

相手

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…とはいえ、なかには「いやいや、こんなのにダマされないでしょ~」と思われる方がいるかもしれません。

コールド・リーディングの存在そのものに懐疑的な見方をする方もいるでしょう。

(自分もそうですが)

とある人

(あんまり効果があるようには思えないけど…)
(そもそもコールド・リーディングって心理学なのか?)

とある人

ですが、コールド・リーディング(主にバーナム効果)は心理学者たちによって研究テーマにされたことがあるほど、その効果の真偽は学問の世界でも注目されたことがあります(【PDF】Ray Hyman. “Cold Reading”: How to Convince Strangers that You Know All About Them,”)。

「バーナム・ステートメント」は、しばしば心理学者の研究テーマになっている。

ある研究では学生たちに、各自の誕生日と星座をもとに占星術で得たリーディングだと伝えて、ある文章を配布した。

それから、リーディングはどのくらい当たっていたかを尋ねると、大多数の学生はかなり正確だったと答えた。

その後でようやく、「リーディング」の内容は全員同じだったという事実が明かされた。

誰にでも当てはまるリーディングは、単にいくつかの「バーナム・ステートメント」を一つにまとめただけのものだった。

(『コールド・リーディング 人の心を一瞬でつかむ技術』85ページより)

そのため、少なくとも「コールド・リーディングは心理学ではないものの、少なからぬ関係性がある」ということが言えそうです。

なお、コールド・リーディングの詳細については『『コールド・リーディング』とは、それは占いで使われる詐欺的なテクニック』にまとめています。

ヴィンテージ『コールド・リーディング』とは、それは占いで使われる詐欺的なテクニック

これ以上詳しい内容に言及すると、このページの本筋から外れてしまうため、詳細に興味がある方は上記をご覧下さいませ。

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詐欺師が使う心理学的テクニックにダマされないための2つの方法

ダマされたくない人

ダマされない方法はあるのか…?

では、実際に詐欺師が使う心理学的テクニックにダマされない方法はあるのでしょうか?

正直にいうと、「そんなものは知らん」と言いたいところではありますが、丁寧に言うならば、「どうなんですかね~」といったところでしょうか。

どうなんですかね~(そんなものは知らん)

ワタクシ

とはいえ、仮にこのページで詐欺師が使う心理学的テクニック”だけ”をお伝えしたまま終わると、誰に得する内容なのかわからなくなりそうな気がしないでもありません…。

そこで最後は、そんな詐欺師が使う心理学的テクニックにダマされない方法をお伝えさせていただきます。

しかし、自分の力では、確かな根拠がある方法を見つけることができなかったので、ここからの内容はあくまで参考でお願いします<(_ _)>

前提:テクニックの存在を知るべし

まずは前提になりますが、『使われているテクニックの存在を知ること』です。

これはつまり、もし仮にダマされそうな状況になったとしても、「(これはもしやあのテクニックでは…?」と、詐欺師に抵抗するきっかけになるかもしれないということです。

このことがダマされなくなることにつながるのかは不明とはいえ、個人的は一定の効果はある気はします。繰り返す通り、なんの根拠もありませんが。

それではここからが本題です。

[1]メタ認知

メタ認知』は『自分を客観的に観るあり方』です。

「メタレベル」とは「メタ認知」、つまり思考について思考するという手法で、無意識の行動をもっとコントロールしたいときには非常に有効であり、マインドフルネスの実践の中でもかなり効果を上げている。

(『毎日使える、必ず役立つ心理学』22ページより)

メタ認知の”メタ”は、ギリシャ語の接頭語で”後”を意味します。

つまりメタ認知は、物事を後ろからズラして見る視点そのもの。

瞑想する男性

詐欺にダマされそうなときなどに実践することで、自分を客観視し、心理的に距離をとることで、より冷静で正しい判断ができるようになるかもしれません。

またこれは個人的な考えですが、周りの人に客観的な意見などをもらうことで自分の視野を広げることも、このメタ認知の考えに通じている気がします。

[2]批判的思考

批判的思考』は、『物事の批判的な面に目を向ける思考法』です。

間違いを犯さないための思考法として批判的思考(クリティカルシンキング:critical thinking)が推奨されます。

(『教職課程コアカリキュラムに対応した教育心理学』69ページより)

批判的思考がうまくなると、何事も物事を鵜呑みにしない、疑問を感じるクセのようなものが身につくかもしれません。

天使と悪魔

ちなみにこの批判的思考は、教育学や社会学などでもよく登場します。

詐欺師が使う心理学的テクニックまとめ

詐欺師はヤバい。気をつけよう(ページをつくるのに疲れたから雑なまとめ)。

それでは。

参考文献

このページをつくるにあたって、大いに参考にさせていただいた参考文献です。

ありがとうございました。

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