『レプトンと公文式英語ならどっち?』比較した公文と進学塾の元講師の答え

象と大空と

とある保護者

レプトンと公文式英語なら、どっちがイイのかしら…?
公文と進学塾で講師をしていたエンジニアの自分の経験をお伝えさせて頂きます!
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて

トモヤ

子供英語教室の『レプトン(Lepton)』と公文式英語を比較しました。

※以下よりレプトンと表記することとする

とはいえ、結論からいうと…ぶっちゃけあんまり変わりません…。

もしどっちにしようか迷ったら、体験学習をしてみて、良いと思った方を選べば良いです。

ですが、両者には違いがあるのも事実なので、今回は以下の内容についてお伝えさせて頂こうと思います。

続きを見るとわかること
  1. 【3つ】レプトンと公文式英語の良し悪し
  2. 両者の大きな違い
  3. 意外な?共通点

『レプトンと公文式英語ならどっち?』比較してわかった3つの良し悪し

まずレプトンと公文式英語を比較した結果、ハッキリとした良し悪しは3つだけでした。表にすると以下の通りです。

【レプトンと公文式英語の比較】

月謝を安くしたいTOEICに役立つ英検取得に役立つ
レプトンXX
公文式英語X

※スマホ版は表を触ると左右に動きます

※わかりやすさを重視して、〇Xのみでの表記としました

上記の表は、公文で講師をしていた自分の経験と、レプトンを公式サイトや手元に取り寄せた資料などから比較したものです。

順にお伝えさせて頂きます。

<1>月謝の安さなら公文

まず月謝を安くするなら、公文の方がレプトンよりも良いです。

公文は入会金と教材費が込みで月謝の最高が9,900円であるのに対し、レプトンは入会金と教材費が別の月謝が9,240円だからです。

【公文の月謝】

幼児・小学生中学生高校生
公文7,700円

(7,150円)

8,800円

(8,250円)

9,900円

(9,350円)

※スマホ版は表を触ると左右に動きます

※ここでいう月謝とは、月々にかかる費用のすべてのこと

※初回のみ専用リスニング機器を6,600円の買い切りで購入する必要アリ

※( )内は東京都・神奈川県以外にある教室での月謝

※料金はすべて税込表示

【レプトンの月謝の目安】

全学年共通
レプトン9,240円

※学年による月謝の違いは確認できず

※スマホ版は表を触ると左右に動きます

※入会金と教材費は別

※表はあくまで目安の月謝

※料金はすべて税込表示

レプトンは公式サイトを見た限りだと、公文のように学年で月謝をわけてはいませんでした。

そのため、もしお子さんが小学生や中学生であるならば、公文の方がレプトンよりも安い月謝で済むのは、ほぼ間違いないと思います。

 

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ちなみに公文で英語を勉強する場合は、E-Pencil(イー・ペンシル)という専用リスニング機器を初回のみ買い切り6,600円(税込)で購入する必要があります。

E-Pencil(イー・ペンシル)

【E-Pencil(イー・ペンシル)とは…】

2010年から導入された、ネイティブのリスニングが聞ける音声機器。

公文の外国語教材プリントのリスニングマークに機器をかざすことで、自動で音声が流れるようになっている。

なので初月の月謝だけに関しては、公文は通常より割高になりますので、この点はご注意下さい。

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<2>TOEICを将来的に受けるならレプトン

とはいえ、TOEIC(トーイック)の受験を視野に入れているのであれば、レプトンの方が公文よりも良いです。

【TOEIC(トーイック)とは…】

英語によるコミュニケーション能力を測る試験のこと。

試験結果は合否ではなく、10点~990点のスコアにより評価される。

※以下よりTOEICと表記することとする

なぜなら、レプトンでは、生徒の評価にTOEICと同じ評価基準である『JET(ジェット)』を採用しているためです。

【JET(ジェット)とは…】

Junior English Test(ジュニア・イングリッシュ・テスト)の略。

コミュニケーションのなかで使える英語力を評価するテストのこと。

TOEICと同じ評価基準を元に開発されている。

>>JETの公式サイト

レプトンでは、TOEICに直結した、小中学生向けのコミュニケーション英語能力テスト「JET(Junior English Test:ジェット)」を使い、正確な達成度評価を行っています。

(レプトンの公式サイトより)

※以下よりJETと表記することとする

 

つまりレプトンで英語を勉強すれば、TOEICで高いスコアを得ることにつながるというわけです。

もちろん公文ではJETは採用されていませんので、レプトンほどTOEIC受験には役立ちません。

 

そのため、TOEICの受験を視野に入れるのであれば、レプトンの方が公文よりも良いです。

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<3>英検が欲しいなら公文

一方で英検の取得においては、公文の方がレプトンよりも役立ちます。

2013年のやや古いデータではあるものの、英検3級と4級の合格者にいたっては、実に合格者の4人に1人が公文の生徒だったといいます。

2013年度の英検では、3級・4級の小学生合格者の4人に1人がKUMONの生徒でした。

(2013年度 年間累計英検結果KUMON独自調査による)

(『公文式がわかる』164ページより)

公文が英検に強い理由の詳細は以下にまとめているので、ここでは簡単にお伝えしますが、公文には英検合格に役立つ理由が詰まっています。

公文が英検合格に役立つ理由の一例
  1. 教材自体が英検に対応
  2. 講師から英検合格のアドバイスがもらえることも

 

公文で講師をしていた自分の経験上でも、公文は塾全体で生徒の英検取得を後押ししていると感じることが多々ありました。

 

もちろんTOEICと英検はともに英語の技能を問う試験ですので、まったく異なるものではありません。

しかしながら、効率面を考えるのであれば、どちらを目指しているかで、特化している方を選ぶのも良いと個人的には思います。

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『レプトンと公文式英語ならどっち?』比較してわかった大きな違い【3つある】

続いてもレプトンと公文式英語の違いになります。

ですが、ここでお伝えすることは、さきほどまでと違って、良し悪しが必ずしもハッキリとはいえないことです。表にすると以下の通りとなります。

レプトンと公文式英語の3つの違い
  1. 宿題の有無⇒レプトンは宿題が一切ないが、公文はたくさんある
  2. 評価方法⇒JET評価のレプトンと、100点満点評価の公文
  3. 教室での学習時間⇒レプトンは60分が基本

ご自身の考えやお子さんの事情などと照らし合わせながら、一つの判断材料として下さればと思います。

では順にお伝えさせて頂きます。

[1]宿題の有無【レプトンは宿題が一切ないが、公文はたくさんある】

まず1つ目の違いは、宿題があるかどうかです。

まずレプトンには宿題が一切ありません。

原則として、宿題はありません(※教室によって異なる場合があります)。

(レプトンの公式サイトより)

そのため、学校の勉強が大変だったり、他に習い事などを掛け持ちしているお子さんにとっては、レプトンは通いやすいところといえるかもしれません。

 

一方で公文には宿題はあります。というより、『公文といえば宿題』みたいなところも少なからずあるほど、公文では、宿題の存在は常識的です。

勉強中【公文の宿題についてのまとめ】『宿題を嫌がるとき』、『枚数について』などのアレコレ

宿題の量には個人差こそありますが、大体1教科あたりで一日5枚ほどのプリントが基本と思って下さって間違いありません。

 

とはいえ、公文では宿題をナシにすることも可能です。

しかし、それだとなかなかさきに進めませんし、公文で講師をしていた自分の経験上でも、公文で宿題を一切しない生徒はとても少数です。

なので公文では宿題は当然のようにあるものだと思って頂いてかまいません。

[2]評価方法が違う【JET評価のレプトンと、100点満点評価の公文】

生徒が取り組んだ勉強への評価方法にも違いがあります。

さきほどもお伝えしましたが、まずレプトンは、勉強の評価にTOEICと同じ評価基準である『JET』を採用しています。

【JET(ジェット)とは…】

Junior English Test(ジュニア・イングリッシュ・テスト)の略。

コミュニケーションのなかで使える英語力を評価するテストのこと。

TOEICと同じ評価基準を元に開発されている。

>>JETの公式サイト

レプトンでは、TOEICに直結した、小中学生向けのコミュニケーション英語能力テスト「JET(Junior English Test:ジェット)」を使い、正確な達成度評価を行っています。

(レプトンの公式サイトより)

 

一方で公文の評価方法は、『100点満点かどうか?』です。

つまりは公文では、生徒が取り組んだ教材プリントがすべて100点であれば、さきに進めるようになっているということです。

100点のテスト

これは教育心理学でいう『完全習得学習』というものですが、誰にとってもわかりやすい公文の大きな特徴の一つとなっています。

【完全習得学習とは…】

勉強を進めていくには、目の前の課題や目標が完全にできるようになってから次に進むべきだとする理論。

アメリカの教育心理学者ブルームが提唱。

【教育心理学の用語集】キーワードからわかる教育心理学の用語一覧【教育心理学の用語集】キーワードからわかる教育心理学の用語一覧

[3]教室での学習時間が違う【レプトンは60分が基本】

教室での学習時間も違います。

まずレプトンは、原則として教室での学習時間は、一回当たり60分ほどとのことです。

1回のレッスンは60分です(※教室によって異なる場合があります)。

(レプトンの公式サイトより)

 

それに比べると、公文の教室での学習時間はもっと少ないことが普通です。

公文には『標準完成時間』の存在もあるため、教科数やレベルにもよりますが、英語1教科だとすると、大体一回当たり10分~20分ほどといったところになります。

【標準完成時間とは…】

公文の教材プリントを解くのにかかる標準的な時間のこと。

教材ごと、教科ごとに設定されており、各生徒はこれをクリアすることを目標に学習することになる。

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『レプトンと公文式英語ならどっち?』比較してわかった5つの共通点

ここまではレプトンと公文式英語の違いをお伝えしてきました。

しかしながら、両者には以下の共通点もあります。

レプトンと公文式英語の5つの共通点
  1. 勉強のスタイル
  2. ネイティブ英語ができる講師の存在
  3. 独自教材の有無
  4. 『ちょうどの学習』
  5. 週に2回教室に通うこと

そこで最後は、そんな両者の共通点をくわしくお伝えして終わりとします。

(1)どっちも『『聞く』、『話す』、『読む』、『書く』を伸ばす自学自習スタイル』

まずレプトンも公文も、どちらも『『聞く』、『話す』、『読む』、『書く』』ことを伸ばす勉強内容となっています。

生徒が自主的に勉強することを目的とした『自学自習スタイル』を推進していることも同じです。

まずレプトンでは、自分が公式サイトや手元に取り寄せた資料、教材などを徹底的に見た結果ですので、ほぼ間違いないです。

 

また公文においても、公文や進学塾で講師をしていた自分の経験上、間違いありません。

 

冒頭で自分は、『ぶっちゃけレプトンと公文の違いがあまりわからない…』とお伝えしましたが、実はその大きな理由はここにあります。

個人的にレプトンについては、当初、英会話教室寄りの塾なのかと思っていました。

しかし、実際の教材や教育方針、生徒や保護者の声などを見たところ、レプトンと公文にはほとんど違いが確認できませんでした。

(2)『ネイティブ英語ができる講師がいるわけではない』ことも同じ

『ネイティブ英語ができる講師がいるわけではない』ことも、レプトンと公文では同じです。

まずレプトンの講師の求人募集を見た限りでは、『英語が話せるかどうか?』は特に問われていませんでした。

公式サイトのなかでも、直接的ではないにせよ、『ネイティブ音声CDがあるから、講師の英会話レベルはさほど問題ではない』と言っていることが読み取れます。

チューターの多くは日本人ですが、全てのテキストにネイティブ音声CDが付いています。

ネイティブ英語を常に耳にすることで、英語の発音の違いを聞き分ける力が育ちます。

(レプトンの公式サイトより)

※チューター:講師のこと

 

一方で公文でもネイティブ英語ができる講師はほとんどいません。

といっても、実は自分が講師をしていた公文の教室では、ネイティブ英語ができる方が教室長ではありましたが、そういったケースはどちらかというと少数なはずです。

自分が知る限りでは、公文でネイティブ英語ができる講師は、その方以外には知りません。

 

なので状況は、公文もレプトンとそこまで変わらないと思います。

 

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ちなみにどうしても公文でネイティブ英語に近い講師の指導を受けたい場合は、『LC教室』というのを探してみるのが良いかもしれません。

【LC教室とは…】

全国に数か所しか存在しない、高いレベルの外国語学習が受けられる公文式教室のこと。

高い外国語能力を持った、公文から認められた講師が常駐しているのが特徴。

【用語集】公文式にまつわる用語一覧【用語集】公文式にまつわる用語一覧

LC教室であっても普通の教室とやること自体は変わりませんが、英会話ができる講師から、直に発音のチェックなどが受けられます。

繰り返す通り、LC教室は全国に数か所しかありませんが、もし通える範囲にあるのであれば、一度体験学習などを受けてみるのも良いかもしれません。

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(3)『独自教材』を使った勉強も同じ

『独自教材を使っていること』も、レプトンと公文では同じです。

もちろん両者ともそれぞれが独自に開発した教材にはなりますが、どちらも『市販されていない教材を使っている』という意味では共通です。

 

また塾業界にいた自分の経験上、塾のなかには独自教材を使わないところも少なくありません。

なのでレプトンと公文のように独自教材を使っていることは、それだけでも特徴の一つです。

 

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しかし、個人的にそれぞれの教材を見た印象を言わせて頂くならば、そのレプトンと公文の教材には正直、違いをほとんど感じませんでした…。

あえていうなら、『公文の長文問題は日本語で全訳が書かれたものがあるが、レプトンにはない』といった違いはありますが、それ以外はほとんど違いがわからなかったです…。

 

そのため、少なくともレプトンと公文の教材の違いについてはあまり大きな期待はしない方が良いかもしれません。

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(4)『ちょうどの学習』が基本であることも共通

また『ちょうどの学習』が基本であるところも、レプトンと公文では同じです。

【ちょうどの学習とは…】

生徒の今の学力レベルに合った内容を勉強してもらうこと。

つまりお子さんが今、学校の授業で勉強していることを、レプトンや公文でも必ずしもやらなければいけないわけではない、ということです。

 

まずレプトンは、公式サイトを見る限りではありますが、この『ちょうどの学習』を実践していると思われることがわかります。

お子さまの習熟度に合わせたテキストで学びます。

英語を初めて学ばれるお子さまを含め、どの英語レベルのお子さまでも大丈夫です。

(レプトンの公式サイトより)

一人ひとりが、自分に合ったペースで進められますので、どんどんわかるようになります。

(レプトンの公式サイトより)

 

そして公文にとって『ちょうどの学習』というのは、公文が創設から大切にしてきている理念の一つです。

ひとりひとりの子どもに「ちょうどの学習」を与えることで、自信とやる気を引き出しているのです。

(『くもんのヒミツがわかる本』19ページより)

公文式では、子どもたちは自分の都合のいい時間に教室に行って、自分のためのプリント教材を個人別に学習します。

一斉授業ではなく、クラス分けもありません。

学年や年齢に関係なく、一人ひとりが自分の学力に合った「ちょうど」のプリント教材を自分の力で解いていきます。

(『公文式がわかる』60ページより)

自分も公文で講師をしていたときに、指導者研修などで、この『ちょうどの学習』という考えは繰り返し耳にしました。

もちろん現場レベルでも実践している考えです。

(5)『週2回教室に通う』ところも一緒

そして最後は、週2回教室に通うところ。

これもレプトンと公文では同じです。

どちらも通学形式の習い事になるためです。

 

…といっても、公文については教室学習が基本ではあるものの、通信での勉強も可能となっています。

実際に自分も公文で講師をしていたとき、少数派ではありましたが、通信学習をされている方もいらっしゃいました。

あの将棋界のレジェンド羽生善治(はぶ よしはる)さんも、子供時代に近くに通える公文式教室がなくて、通信で勉強していたとのことです。

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『レプトンと公文式英語ならどっち?』比較まとめ

【レプトンと公文式英語の比較】

月謝を安くしたいTOEICに役立つ英検取得に役立つ
レプトンXX
公文式英語X

※スマホ版は表を触ると左右に動きます

※わかりやすさを重視して、〇Xのみでの表記としました

 

良し悪しを断定できない3つの違い
  1. 宿題の有無⇒レプトンは宿題が一切ないが、公文はたくさんある
  2. 評価方法⇒JET評価のレプトンと、100点満点評価の公文
  3. 教室での学習時間⇒レプトンは60分が基本
5つの共通点
  1. 勉強のスタイル
  2. ネイティブ英語ができる講師の存在
  3. 独自教材の有無
  4. 『ちょうどの学習』
  5. 週に2回教室に通うこと

レプトンと公文には、いくつかの違いや共通点があります。

そのため、どっちを選ぶかは、『何を重視すべきか?』の軸に沿って選ぶことをおすすめします。

 

もちろん実際に教室へ足を運んでみて、そこで感じる印象も言うまでもなく大切です。

今回お伝えした内容も、あくまで参考の一つとして頂ければ嬉しく思います。

 

今回は以上になります。