【書評】『くもんのヒミツがわかる本』【プリントに隠された秘密がわかる一冊】

くもんのヒミツがわかる本

くもんのヒミツがわかる本』を読みました。

この本からしか知ることができない情報もあり、公文式への理解を深めたいすべての方に、一見の価値がある一冊となっていました。

続きを見るとわかること
  1. 【4つ】本書の良かったところ
  2. 逆に悪かった3つのこと

【書評】『くもんのヒミツがわかる本』の良かったところ【4つ】

まずは本書を読んでわかった、良かったところです。

良かったところ4つ
  1. 教材開発部へのインタビューがある【貴重】
  2. 大手出版社:小学館が出版【くもん出版ではない】
  3. ボリュームが少なく読みやすい【全95ページ】
  4. 全ページカラー【雑誌の感覚で読める】

順にお伝えさせて頂きます。

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<1>教材開発部へのインタビューがある【貴重】

まず1つ目は、出版当時の『教材開発部へのインタビューがある』ということ。

これはつまり、公文式教材プリントを開発した方々の声が載せられているというわけです。

どんな意図で、どんな狙いがあって公文の教材プリントを作っているのか?』ということが理解できる内容となっており、公文式学習の本質的な理解を深められます。

 

自分は、公文関連の本はほぼすべて目を通しましたが、教材開発部へのインタビューが載せられていたのは、この本だけでした。

なのでこの内容だけでも、本書に目を通す価値は間違いなくあります。

 

公文で講師をしていた自分の経験上、公文式学習は何かと誤解が多いですが、その誤解を解くカギが本書にはあるかもしれません。

また公文式教材に対して少しでも疑問を持ったことがある方は、その疑問に対する答えも見つかるかもしれません。

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<2>大手出版社:小学館が出版【くもん出版ではない】

2つ目の良かったところは、本書が大手出版社の一つ、『小学館』から出版されていることです。

『公文式による、『くもん出版』の本ではないため、より客観的な視点から、公文式についての情報がまとめられています。

 

なかでも小学館のエデュー編集部スタッフが、小学3年生の息子と一緒に、親子で公文を体験した内容はとても面白かったです。

山あり谷ありで、公文を体験したことがある方なら、思わず共感してしまう内容になっていると思います。笑

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<3>ボリュームが少なく読みやすい【全95ページ】

ボリュームが少なく、読みやすい』ところも特徴です。

本書は総ページ数95ページになるので、書籍というよりは雑誌に近い内容となっています。

しかも最後は『すいせん図書』の紹介になるので、それを除けば実質80ページちょっとです。その気になれば、一日もかからずに内容をよく理解したうえで読み切れると思います。

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<4>全ページカラー【雑誌の感覚で読める】

最後は言葉の通りですが、本書は『全ページカラー』となっています。

画像や写真も多いので、繰り返す通り、書籍というよりは雑誌のように気軽に読める一冊です。

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【書評】『くもんのヒミツがわかる本』の悪いところ【3つ】

一方で、本書を読むうえでは注意点もあります。以下の通りです。

悪いところ3つ
  1. 批判的な内容がない【全体的にヨイショされている】
  2. ボリュームが物足りない…かも
  3. 持ち運びづらい【大型本】

これも順にお伝えさせて頂きます。

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[1]批判的な内容がない【全体的にヨイショされている】

まず本書には、『公文式への批判的な内容がない』ことが挙げられます。

さきほどお伝えした通り、本書はくもん出版ではなく、大手出版社:小学館が執筆、出版した本になりますが、全体的に公文式をヨイショしています。笑

 

ベテランをふくめた教室長や保護者、OBなどへのインタビューが詳細に載せられた本書ではありますが、皆、全員が公文式へのネガティブな発言は一切口にしていません。

 

個人的には、公文がダメと言うつもりはまったくありませんし、むしろ素晴らしい面がある学習塾だとは思います。

しかし、何も知らない方が本書だけを目にしてしまうと、あたかも、『公文って完璧な塾なんだ!』と勘違いする可能性があるということです。

なのでもし本書を読む際は、あまり内容を鵜呑みにしすぎず、批判的かつ客観的な視点を持つことが大切です。

万人にとって完璧な塾はこの世に存在しません。

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[2]ボリュームが物足りない…かも

繰り返す通り、本書は全95ページとボリュームが少なく、読みやすいことが特徴の一冊となります。

ですが、『人によってはややボリュームが物足りなく感じるかも』しれません。この点も人による話ではありますが、良くないところとして挙げさせて頂きました。

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[3]持ち運びづらい【大型本】

最後は『持ち運びづらい』ところです。

本書のサイズは雑誌に近い大型本となるため、持ち運ぶには適していません。

カフェや電車など、人前で読もうとすると目立つので、この点も人によっては良くないところになるかと思います。

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【書評】『くもんのヒミツがわかる本』まとめ

これ一冊だけで公文式のすべてを理解するには物足りません。

ですが、この本にしか載っていない情報も数多いです。

一見の価値はあるかと思います。

 

それでは。

今回はここで失礼します。

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