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【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
- 実は公文の進度は遅くても気にしなくても良いかも…な理由
- 【2つの解決法】根本を解決するうえで最も効果がある方法
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「公文の進度を早めるには?」の前に、そもそも進度が遅いことは気にしなくても良いかも
『進度が早い=学校でも優秀』は間違い
まずよくある間違いですが、進度が早いからといって学校の成績が良くなるわけではありません。
僕の経験では『公文で進度が早い=学校の成績が良い』は成り立たなかったからです。
そもそもですが公文は繰り返し学習によって基礎学力と自主性を身に付ける場所です。
【『公文は効果なし』なのは間違い】進学塾と公文の元講師の自分の話
なので公文で勉強する教材プリントは基礎的な内容ばかりとなっています。
進度を進めたところで学校の成績を上げるのは限界があるんですよ。
しかも基礎がイマイチな状態で進度を進めても良いことは何一つありません。
無理に進度を進めると最悪の末路になる
公文で進度が早かった生徒はほとんどの場合が以下のようなパターンになります。
僕が公文で働いていたときも小学3年生で算数の小学6年生の内容にあたるF教材まで進めた生徒がいましたが…。
途中で挫折して結局小学4年生相当のD教材まで戻ることになりました。
そのときは保護者の要望もあって無理に進度を進めました。
しかし、今思うと完全に失敗でした。保護者の方とはよく話し合うべきだったと反省しています。
もちろん壁に当たらずにスイスイと進度を進める生徒もいます。
とはいえ、先取り学習をして何になるのでしょう。
冒頭でもお伝えしましたが…。
先取り学習のメリットは他の生徒よりも早くスタートが切れるかも…という程度です。
進度を気にするよりも基礎学力を習熟させてあげることの方がよっぽど大事です。
他の子供と比べることに意味はない
保護者
進度の相談をされる方でよくあるのが『他の生徒との比較』です。
しかし、他の子供と自分の子供を比較することに意味はありません。
繰り返すようですが公文は基礎学力と自主性を身に付ける場所だからです。
周りの生徒と成績を競う場所ではありません。
【公文と塾の違い】公文と進学塾で講師だった自分がお伝えします【どっちが良い?】
もちろん他の子供よりも進度が遅れていると気になる気持ちはわかります。
しかし、子供の理解度を無視して進度を無理に進めて良いことは何一つありません。
先ほどお話しした通り『進度を無理に進める→挫折して進度を元に戻す』なんてことになったら最悪です。
進度を進めたけど自信をなくしてしまって元の教材もできなくなる…。
基礎学力を身に付けるべきなのに本末転倒ですよね。
なので進度の進み具合を他の生徒と比較しない方が良いです。
コツコツと勉強することで基礎を磨き勉強をする習慣を作った方が子供の将来のためにもなります。
「公文の進度を早めるには?」2つの解決策【最も効果的だった方法】
保護者
トモヤ
とはいえ、どうしても進度を変えたい場合もあるはず。
公文で進度を変えるには2つの方法があります。
<1>教室長に相談する
まずは教室長に相談しましょう。
生徒の進度を決めているのは教室長です。
教室長に対して『今の進度が不満な理由』を正直に話せば多くの場合対応してくれるはずです。
<2>教室そのものを変える
とはいえ、教室長によっては進度のことを相談してもまともに取り合ってくれない場合もあります。
話し合いを重ねることも大事ですが教室自体を変えてしまうのも手の一つです。
話が合わない教室長に時間を費やすのはもったいないですからね…。
僕が公文で働いていたときも遠方から通われている方は少なくなかったです。
なので時間をかけて遠方の教室に通うことはおかしい選択ではありません。
まぁ教室を変えるときは手続きとかが面倒だとは思いますが…。
「公文の進度を早めるには?」進度が遅いのまとめ
- 進度の遅さは気にする必要がない
- それでも進度を変えたいなら教室長に相談を
公文の進度で悩まれている保護者の方は驚くほど多いです。
とはいえ、進度を考えるときは子供目線を失わないことが大切です。
大人たちが無理に進度を上げて子供の負担になってしまっては本末転倒ですからね。
進度について悩んだときは是非参考にして下さいませ<(_ _)>
最後までご覧頂きありがとうございました。
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