保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
結論からいうと公文の宿題の枚数は一日5枚が良いです。
プリント1枚あたりが2~5分だとすると長くても30分以内には終われますからね。
ご存じかもですが小学生の授業時間は一回45分(中学生は50分)。
子供は学校の授業時間に慣れているので公文の宿題も長くて45分以内には終わるのが理想的なんですよ。
僕の経験でも45分を越えると子供たちの集中力はガクッと落ちます。
なので短時間で集中して勉強できる枚数にした方が理解も進むでしょう。
公文で学習するプリントも5枚が基本です。
しかし、教室では間違い直しもあるので宿題よりも時間がかかります。
なので5枚で一セットに慣れておいた方が子供たちのためになるんですね。
とはいえ、生徒によっては宿題が一日5枚よりも多かったり少なかったりした方が良い場合も。
そこで今回は公文で働いていた僕が宿題の枚数についてお話ししていきます。
- 公文の宿題の枚数を変えると何が変わるのか
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公文の宿題の枚数を増減させると変わる3つのこと【基準は一日5枚】
公文の宿題の枚数を変えると以下に影響があります。
- 知識の定着レベル
- 子供の負担
- 勉強への慣れ具合
それでは順にお話ししていきます。
<1>知識の定着レベル
公文の宿題の枚数を変えると知識の定着度が変わります。
枚数を増やせば増やすほど知識が定着しやすくなる傾向です。
僕が公文で働いていたときも宿題をたくさんこなす生徒は知識の定着が早い傾向にありました。
逆に宿題の枚数が少ない生徒は知識の定着に時間がかかっていた印象です。
教材の進度も遅くなる傾向でした。
「公文の進度を早めるには?」2つの解決策を公文の講師だった自分が振り返る【進度が遅い問題】
しかし、だからといって宿題の枚数を増やすことは良いことばかりではありません。
<2>子供の負担
公文で宿題を増やしすぎると子供にとっては負担になります。
僕が公文で働いていたときに一日15~20枚ほどの宿題をやっていた生徒がいましたが…。
採点していて明らかに理解が追い付いていない印象でした。
特に後に勉強した宿題プリント(一日15枚なら15枚目にやったプリント)にミスが多くなる傾向があったら要注意。
子供の頭がパンクしている可能性があります。
親心から自分の子供にたくさん宿題をやって欲しい気持ちはわかります。
しかし、宿題は量も大切ですが質も同じくらい大切。
子供が大変そうなら宿題を減らした方が子供のためです。
間違っても宿題を減らす=甘えているなんてことはありません。
僕が公文で講師をしていたときは一日の宿題が2~3枚の生徒がいました。
平均よりも少ない枚数ですがその生徒はいつも2~3枚の宿題をきっちりやってきてくれていたので力はメキメキとついていました。
なので宿題は子供が集中してこなせる枚数にすればOKですよ。
<3>勉強への慣れ具合
公文で宿題をすると勉強慣れします。
宿題を通して机に向かう習慣ができますからね。
宿題をたくさんやればやるほど勉強に対するストレスもなくなるはずです。
もちろんこなせることが前提ですが…。
一方で宿題が少なかったとしても勉強する習慣はつきますよね。
なので公文に通ううえで大切なことは『少なくても良いから宿題をやること』。
まれに公文で宿題をしない生徒もいますが…。
ぶっちゃけもったいないな…とは思います。
公文の宿題の枚数のまとめ
いかがだったでしょう。
公文で宿題の枚数を何枚にすべきかは多くの方が悩むところです。
しかし、ぶっちゃけ正解はありません。
宿題の枚数が多くても伸びない子はいるし逆に少なくても伸びる子はいますので。
なので子供が集中してできる枚数にすれば良いと思いますよ。
そのため、宿題は一日5枚でも良いですし一日2枚でもかまいません。
間違っても宿題の枚数を他の子供と比べる必要はないです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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