【公文の算数のやめどきは3つある】公文の元講師の自分がお伝えします

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結論からいうと、公文の算数のやめどきは3つあります。

答えと簡単な理由は以下の通りです。

算数のやめどき
  1. D教材…わり算が終わる
  2. E教材…公文では習えない内容が学校で始まる
  3. F教材…小6の内容だからキリが良い

上記のいずれかの教材が終了する時点がベストタイミングです。

ですが、教材終了まで待たずに途中で辞めても問題ありません。

 

もちろん上記が必ずしも正解とはいいませんが、やめどきとしては悪くないです。

そこで今回は、公文の元講師の僕が以下の内容についてお伝えしていきます。

続きを見るとわかること
  1. 【具体的な理由】算数のやめどきについて

公文の算数のやめどきは3つ

冒頭でお伝えした通り、公文の算数のやめどきは以下の3つがおすすめです。

算数のやめどき
  1. D教材…わり算が終わる
  2. E教材…公文では習えない内容が学校で始まる
  3. F教材…小6の内容だからキリが良い

上記の理由について順にお伝えしていきます。

なお1つ目から順に見ていく必要はありません。

 

興味があるところもしくはご自身のお子さんがやっている教材と近いところからどうぞ。

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<1>【D教材】わり算までが終わる

まずD教材です。

公文ではD教材でわり算の基礎が終わるので、D教材の終了=計算の基礎の終了を意味します。

算数の勉強内容と教材レベルの関係
  1. たし算…3A~Aの前半
  2. ひき算…Aの後半
  3. かけ算…CとDの前半
  4. わり算…CとDの後半

上記の通りですが、つまりD教材の終了でたし算からわり算までの基礎が一通り終わるということです。

辞めるタイミングとしてはキリが良いともいえます。

 

公文では基礎的な内容しか勉強できません。

灰色の少年 【公文の算数の弊害】公文の元講師の自分が解説します【3つアリ】

なので公文ではD教材まで進んだら他塾に切り替えて応用力を伸ばす方は多いです。

辞めるタイミングとして悪くはありません。

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<2>【E教材】公文では習えない図形や文章題が学校の授業で始まる

E教材のどこかのタイミングで辞めるのも悪くないです。

というのも、E教材は学年レベルでいうと小5の内容になりますが、公文では学校で習う図形や文章題が勉強できないからです。

小学5年生の算数の勉強内容
  1. 学校で習うこと…分数、図形の面積と体積、百分率、文章題など
  2. 公文で習うこと…分数、文章題(少しだけ)

つまり公文で算数を勉強しても学校の授業をフォローしきれなくなるのがE教材ということです。

ぶっちゃけ辞める理由としては十分ですよね。

図形 【公文の算数に図形・文章問題がない本当の理由】実は1970年前後に一度、導入されていた

僕の経験でも公文の生徒は小5あたりから学校の成績が伸びにくくなります。

理由は繰り返す通り、公文だけだと学校で習う内容を勉強しきれなくなるからです。

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<3>【F教材】小学生の内容がすべて終わるのでキリが良い

そしてF教材で辞めるのもアリです。

これは簡単な理由ですが、F教材自体が小学6年生の内容なので、キリが良いためです。

 

中学生になると算数が数学に変わり、公文では習えない図形や確率といった問題もよく出題されるようになります。

個人的にも悪くないタイミングだと思いますよ。

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公文の算数のやめどきまとめ

算数のやめどき
  1. D教材…わり算が終わる
  2. E教材…公文では習えない内容が学校で始まる
  3. F教材…小6の内容だからキリが良い

公文の算数を辞めるタイミングに必ずしも正解はありません。

とはいえ、公文の元講師の僕の意見は上記の通りです。

 

難しい問題ではありますが、やめどきを考えている方は是非参考にどうぞ。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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