電車で端に座る人は、自分のプライバシーを守りたいという心理が働いています。
これには「パーソナルスペース」といって、無意識に他者に対してつくっている距離感があるからです。(1)
パン蔵
ナマケモノ君
トモヤ
- 端に座りたくなる心理的理由
- あえて真ん中に座る人の心理
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【電車で端に座る心理】電車の座る位置でわかる深層心理【2つ】
端に座ることに限らず、電車の座る位置によって、その人の深層心理や性格を知ることができます。
端に座る場合と、真ん中に座る場合の2パターンを考察していきます。
<1>端に座る心理
冒頭でも述べましたが、端に座るのは「自分のプライバシーを守りたい心理の表れ」です。
パーソナルスペースといって自分の周りに張るバリアーを作っているんです。
つまりお互いのプライバシーを尊重し合える仲の良い関係であれば、パーソナルスペース(距離感)は自然と近くなります。
好意を持っている方に対しては自然と距離が近くなるんですね。

その点で電車内は親密度の低い他人がほとんどなので、パーソナルスペースを遠く設定して無意識に他者と距離を図ろうとするのは当然のことです。
そこで、電車の端の席であれば片方は誰も座ることができませんから、少なくとも片方のパーソナルスペースは守ることができるというわけです。
その点で、満員電車は密室で赤の他人と近付かなければいけませんから、パーソナルスペースが確保できずにストレスが溜まるのは当然ですよね。
しかし、混雑している場合は特に、電車の端の席はそうそう座れるものではありませんよね?
そこで、電車内では自分のパーソナルスペースを無理やり作ろうとする、ある行為が見受けられます。
「座席に荷物を置く」という行為です。
電車内で空いている座席に荷物を置く行為もまた、自分のパーソナルスペースを守ろうとする心理が働いています。
パン蔵
ナマケモノ君
<2>真ん中に座る心理
真ん中の席から座るのは「心が広いオープンな性格の持ち主」といえます。
電車内がガラガラなのにも関わらず、わざわざ真ん中から座る方も一定数いますよね。
これにはその人の性格や気質が影響しており、オープンな性格であればあるほど、端の席ではなく真ん中から座る傾向が強いようです。
また、諸説あるようですが、端の席に座りたがるのは内向的な日本人の国民性が影響しているという声もあります。
電車で端に座る心理のまとめ
電車で端に座る方は、パーソナルスペースを確保してプライバシーを守りたいという心理の表れです。
一方で、電車内が空いているのにも関わらず真ん中から座る方は、細かいことを気にしない大らかな性格の持ち主といえます。
パーソナルスペースで自分の周りのテリトリー(領域)を守ろうとするのは、人間の潜在的な本能としては自然のことです。
狩猟時代に野生の動植物や自然災害といった外的な脅威から身を守る本能が、遺伝子レベルで現在の遺伝子に根強く残っているのかもしれませんね。
しかし、現代ではそうそう野生の動物から襲われる心配はないはずです。笑
ですから、端の席が空いた途端にわざわざ座り直したり、必要以上に端に寄りかかるのは少しみっともない気もしますので、気を付けたいところですね!
今回話したことは、あくまで心理的傾向の話しですので、すべてが当てはまるわけではないという点はご了承下さい。
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