【書評】『小・中学校の教科書にでる学習人物事典』の4つの価値【超推薦】

名作童話の各ページなどで自分が度々参考にさせていただいている事典が、『小・中学校の教科書にでる学習人物事典』です。

544ページの分厚い事典ですが、勉強になることが詰まっています。

自分が今までに見てきた人物事典のなかでも特に良いと思える一冊なので、ここではその良さなどをまとめてみました。

このページでわかること
  1. 【4つ】学習人物事典の良かったところ
  2. 知っておくべき3つの留意点
  3. 参考文献

『小・中学校の教科書にでる学習人物事典』の良かったところ【4選】

良かったところは4つです。

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<1>約1000人もの様々な分野の人物像を収録

まず一つ目は、『約1000人もの様々な分野の人物像が収録』されていることです。

この本は、小学校や中学校の教科書にでる人物を中心にして約1000人を集め、50音順に配列し、各人の生きざまをわかりやすく解説しています。

(『学習人物事典』この本の特長と使い方 より)

それぞれの人物について、略歴や業績だけの紹介に終わらず、おいたち・友人や先生との交流・エピソードなどをもりこみ、それぞれの人物への共感がえられるように配慮いたしました。また、有名な文学作品や事件なども、関連する人物とあわせて解説してあります。

(『学習人物事典』この本の特長と使い方 より)

科学者や将軍や政治家などなど…多くの分野にまたがっているのも特徴的でした。

政治家・探検家・文学者・科学者・音楽家・画家など、あらゆる分野の人物をおさめています。

(『学習人物事典』この本の特長と使い方 より)

事典のタイトルにもありますが、おそらく学校の教科書に頻出する人物のほとんどは、この事典に収録されているはずです。

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<2>画像や年表などから、わかりやすく理解できる

そしてこの事典は特に『わかりやすい』ことが特徴的。

文章だけでなく、画像や年表なども豊富なので、視覚的に理解できます。個人的にもとても理解しやすい内容に思いました。

人物の表情や姿にせっすることは、人物を理解するうえで大切なことです。

人物の肖像や絵画作品などの写真や、地図・年表などの図版をできるだけ多くのせ、本文とあわせ、目で見て、さらに人物への理解が深まるようにつとめました。

(『学習人物事典』この本の特長と使い方 より)

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<3>マニアックな情報も!?

そして自分が最も良いと思ったのが、『ちょっとマニアックな(?)情報も載っていた』ことです。

まず今の時代だと、たとえば、ネットで特定の人物を調べたりするとき、『Wikipedia』を使った経験のある方は多いかと思います。

とはいえ、自分が見た限り、この事典には、そんなWikiに載っていない情報も数多く掲載されていました。

なかにはWikiだけでなく、ネットそのものや類書ではなかなか見つからないような情報もあったため、その意味でもこの事典を見る価値はあると思います。

(その分、情報の真偽を確かめるために元は辿らないといけませんが)

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<4>ピーターパンなどの架空の人物も収録

ピーターパンやガリバー、シャーロック・ホームズといった『架空の人物も収録』されていたのもこの事典の特徴です。

(前略)またガリバーやピーターパンのように、物語や伝説の主人公としてなじみの深い「架空の人物」も、コラムあつかいで紹介しています。

(『学習人物事典』この本の特長と使い方 より)

この特徴は、この手の人物事典のなかでは珍しいことのように思います。

ただこの架空の人物に関してはあくまでコラム扱いなので詳細は載っていませんが、個人的には面白く見ることができました。

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『小・中学校の教科書にでる学習人物事典』の3つの留意点

最後はこの本を事典として活用するうえでの留意点です。

個人的に気になったことをまとめました。

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[1]小学生を対象にしている

まずこの事典はあくまで『小学生が対象』となっています。

その理由は中身を確認すればおおよそのご理解はできる他、出版元である以下のサイトでも確認できます。

>>【学研出版サイト】小・中学校の教科書にでる学習人物事典

よって大人を対象とした人物事典に比べ、この事典は良くも悪くもわかりやすさを重視しています。

あまり掘り下げた内容が載っているわけではありません。

 

たとえば、アインシュタインの項目で紹介されている相対性理論を例にとっても、その内容は軽く触れているだけ。

そもそもこの事典では一人の人物につき多くとも3ページまでしか割かれていません。

 

小学生が対象となった事典である以上、これらのことは別におかしいことではありませんが、念のため、留意点として挙げさせていただきました。

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[2]時代に合わない表現もあるかも【1989年発行】

またこの事典に載っていることは、『今の時代に合わない表現もあるかも』ということも感じました。

気分を害される方がいるかもしれませんので、ここでは具体例は挙げませんが、特にそう思ったのは『性差にまつわる表現』です。

とはいえ、この事典の初版が発行されたのは1989年ですので、内容がある程度、時代錯誤になるのは仕方がないことかもしれません。

(自分が生まれたより前に出版されていたことに驚き…)

この留意点も人によりけりだとは思うものの、念のため挙げさせていただきました。

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[3]漢字の閉じ開き

最後は『漢字の閉じと開きのバランス』です。

個人的な印象が強いかもしれませんが、若干気になるところではありました。

このことはこのページで引用させていただいている文章を見てもらえれば、多少なりともご理解できるかと思います。

現代の読み物に読み慣れている方にとっては、少し気になるところかも…しれません。繰り返す通り、自分は少し気になりました。

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とはいえ、この漢字の閉じ開きのバランスを事典の作成者側がどういった基準でつくったのかは不明です。

対象読者を考慮してのことなのか、はたまた、出版された時代の影響なのかなどはわかりません。

(ただ漢字によっては振り仮名が振ってあるため、対象読者によるものが理由ではない気はしますが、どうなのでしょう…)

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『小・中学校の教科書にでる学習人物事典』まとめ

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参考文献

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関連ページ