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トモヤ
「やる気」は心理学をはじめとした科学の力で向上させることができます。
一緒に学んでいきましょう!
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【やる気の向上】科学的にやる気を出す方法【6つ】
やる気を向上させるうえで、今すぐできることのご紹介です。
トモヤ
<1>姿勢を正す
人は姿勢を正すと「テストステロン」という男性ホルモンが活発になり、やる気が向上します。
心理学では、やる気が向上する姿勢のことを「パワーポーズ」といい、ハーバード大学ビジネススクールの准教授であるエイミー・カディ博士が明らかにしています。
博士によると「パワーポーズ」で最も効果があるのは「頭の上に両腕を伸ばして立つ」、「机の上に足を乗せて、椅子に寄り掛かって座る」の2パターンであるとしています。
僕はやる気が出ないときは両腕を伸ばして立つポーズをとることで、頭と体をスッキリさせてやる気をみなぎらせています。
やったことがない方は試しにやってみて下さい。
<2>『やる気がある』と自分にいい聞かせる
やる気を出したいときは「自分は今、やる気がある!」と声に出すのが心理学的には効果的です。
「認知的不協和の解消」といって、アメリカの社会心理学者のレオン・フェスティンガーが発見した理論があります。
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「認知的不協和の解消」とは「人は自分が言った言葉や行動につじつまを合わせたくなる」という心理作用です。
つまり、やる気が出ないときに「自分は今、やる気がある!」と言葉にすることで、脳はやる気があるんだと錯覚し、やる気があるときに分泌されるホルモンが活性化するということです。
何だかオカルトチックですが、言霊(ことだま)といって、言葉にしたことが現実になるという考えは心理学的には実証されているんですね。
僕もやる気を出したいときやストレスを感じたときは、あえて自分の感情を高める言葉を口にすることでモチベーションを向上させています。
やる気を出したいときは「自分は今、やる気がある!」と自分に言い聞かせてみることをオススメします。
<3>とりあえずやる
科学的にやる気の向上で効果があるのが「とりあえずやる」ということです。
「作業興奮」というものがあります。(1)
「作業興奮」とはドイツの精神科医エミール・クレペリンが提唱した理論のことで「人のやる気に関係するドーパミン神経細胞は体を動かすことで反応する」ということを明らかにしました。
そのため、やる気が出ないと感じたときはあれこれ考えずにとりあえずやることがオススメです。
効果的なやる気の向上法
やる気がある⇒動く- 動く⇒やる気が出る
では、やる気が向上するまでに実際にどのくらいの時間やればいいのでしょうか?
これには個人差があるようなので一概にはいえないようです…。
個人的には「ここまでやらないといけない…」とは思わないことがいいかもしれません。
目標を高く設定し過ぎるとそれだけでやる気がなくなりますからね。
<4>新しいことを始める
人間の脳は目新しいことに反応する傾向にあります。
単調な作業になりやすいことでも普段とはやる手順を変えてみたり、作業する場所を変えてみたりすることでいつもよりやる気が高まることが期待できます。
僕はやる気が出ないときは作業場所を変えるようにしています。
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特に慣れない場所で作業を始めると妙に緊張感があって、やる気向上に効果アリです。
<5>途中から始める
心理学では「ツァイガルニク効果」といって、やりかけ途中の作業の方がやる気が向上しやすいことがわかっています。
何事にもキリのいいところで終わらせた方が気分的にサッパリするかもしれません。
しかし、心理学的にはあえてやりかけで終わらせることで、次にやり始めるときのやる気を高めることができます。
僕は仕事が終わってもあえて仕事道具をすべて片付けないようにしています。
やりかけにしたままだと「ツァイガルニク効果」だけでなく、仕事をし始めるための準備をする手間も省けるのでオススメです。
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<6>赤色を見る
色彩心理学といって色の心理学では「赤色」はやる気を高める効果があります。
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勉強や仕事をするときに「赤色」の小物が目に入るようにすると効果的ということになります。
色だけでやる気が高められるのであればやるしかないですよね。
ただしやる気を高められるからといって常日頃から赤色に囲まれて生活していると疲れてしまうので、ここぞのときに赤色を見るようにすることをオススメします。
僕はここぞのときは赤色の勝負パンツを履いて気分を高めていました!
赤色の勝負パンツを見ると自然に気持ちが高まるのでオススメですよ。笑
【やる気の向上】科学的にやる気を出す方法としてダメなこと【2つ】
やってしまうとやる気をなくしてしまうことのご紹介です。
ナマケモノ君
[1]ハンバーガーを食べる
実験用のネズミにハンバーガーなどのファストフードを与え続けたところ、通常の食習慣を送っていたネズミよりナマけるようになったことが、スタンフォード大学の心理学者により明らかになっています。
これには、ファストフードが持つカロリーの高さや栄養素が関係しているようです。
僕はハンバーガーを食べることはあっても、やらなければいけない作業が残っている場合は食べないようにしています。
ファストフードが好きな方にまったく食べるなとはいえませんが、食べ過ぎないようにはしたいところですね。
[2]寝転がる
寝転がったり姿勢が乱れてくると、人はやる気をなくしてしまいます。
先ほどやる気を出すために「姿勢を正す」との話をしました。
その話の裏を返すことになるのですが、人間は体と脳が密接に関わりあっています。
つまり、やる気を出すために十分な体勢を整えないと、脳はやる気になってくれません。
寝転がりながらやる気満々の方はいないはずです。
やる気が出ないと感じたときはまず姿勢が乱れていないか注意することが必要なんですね。
【やる気の向上】科学的にやる気を出す方法のまとめ
いかがだったでしょう。
目標や夢を達成するためには「やる気」は欠かすことができない要素です。
繰り返しますが、ここで紹介したことはどれも僕がやってみて効果があったものです。
僕は仕事のやる気を高めたいときにここで紹介したことをよく実践しており、どれも自信を持ってオススメできます。
モチベーションを向上させたい方は騙されたと思ってやってみて下さい。
これを読んだあなたも、やる気を高めて日々充実した日々を過ごせることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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