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- 【入門本ベスト4&応用本ベスト3】マインドコントロールや洗脳のおすすめ本
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マインドコントロール(洗脳)の本のおすすめランキング【入門本ベスト4】
まずは入門本です。
ランキング形式でご紹介していきます。
<1>マインド・コントロール
- 実際に起きた事件からマインドコントロールのリアルがわかる
- マインドコントロールされた人を心理学や脳科学的に考察
一番おすすめしたい入門本です。
実際に存在したカルト的宗教や事件を元に、マインドコントロールのリアルに迫った本になります。
洗脳問題で連日メディアをにぎわせた元オセロ中島知子さんについても考察されており、興味深い内容でした。
その他にもマインドコントロールによって人生が狂わされた方が多く登場するので、読んでいて背筋がゾッとするところも…。
とはいえ、その分、飽きずに最後まで読むことができました。
さらに人がマインドコントロールされる理由を心理学や脳科学的に考察している本でもあるので、勉強にもなります。
イラストや図解があるわけではないのでまったくの入門本というわけではないですが、読む価値は十分。おすすめです。
<2>DaiGoメンタリズム 誰とでも心を通わせることができる7つの心理法則
- 人の心を操るテクニックがわかる
- メンタリストDaiGoさんがはじめて出版した本
- 文庫版もある
メンタリストDaiGoさんがはじめて出版した本になります。
マインドコントロールというと言い過ぎかもしれませんが、心理学や行動経済学で人の心を操るテクニックがまとまった一冊です。
観察からはじまり会話法や視線など、日常で使えるテクニックが満載となっています。
悪用厳禁ですが、ちょっとしたマインドコントロール気分を味わってみたい方にはピッタリな内容です。僕も昔ハマりました。
好評につき文庫本も出版されたので、気軽に手に取って頂けるはずです。
ちなみに今でこそDaiGoさんの本は勉強法やストレス対策など日常的な内容のものが多いですが、初期に出版された本は、どちらかというとメンタリズム感が全面に出た本書のようなものが多かった気がします。
【メンタリズムの本のおすすめ】メンタリストになれる本を厳選紹介する
<3>[図解]こっそり人を操る心理法則
- 40種類のマインドコントロールのテクニックがわかる
- イラストや図解が多め
- メンタリストDaiGoさんが著者
- 大型本
こちらもメンタリストDaiGoさんの本ですが、さきほどご紹介した本と違ってイラストや図解が多めです。
ページ数も90ページちょっとしかないので、読みやすい一冊となっています。
仕事や恋愛や人間関係といったシーンごとに今すぐ使える『人の心を動かす方法』が40種類書かれているのが特徴です。
最初から読む必要はないので、パラパラ見て興味がありそうなところを実践してみるのが良いかと思います。僕も『モノをあげて信頼を得る』という内容を実践したことがありますが、効果アリでした。
とはいえ、大型本になるのでその点はご注意下さいませ。
<4>限りなく黒に近いグレーな心理術
- 全12種類のストーリーからマインドコントロールが理解できる
- ストーリー⇒解説で理解しやすい
こちらはマインドコントロールが使われている日常をストーリー形式で紹介した一冊。
全12種類ものストーリーから、どんなマインドコントロールが使われているのかの解説も書かれているのが特徴です。
ストーリー形式ということで頭に残りやすいので、楽しみながら勉強にもなります。
さらにストーリーを客観的に見ることでマインドコントロールにかからない方法も理解できるはず。僕も恋愛の内容は学びになりました…。笑
マインドコントロール(洗脳)の本のおすすめランキング【応用本ベスト3】
ここでは、応用本をご紹介していきます。
入門本に比べるとやや難しいですが、内容は僕が保証します。
<1>終末と救済の幻想
- オウム真理教のリアルに迫った本
- 精神科医ロバート・J・リフトンが著者
応用本ならこちらが一番おすすめです。
マインドコントロールを学術的に研究するアメリカの精神科医ロバート・J・リフトンが書いた本です。
本書は、そんなリフトン博士が日本のかつての宗教団体オウム真理教のリアルに迫る内容となっており、教団幹部や信者の生の声も書かれた異色の一冊です。
インタビューから得られた言葉の一つ一つを徹底的に分析した内容は、博士の執念みたいなものも感じられました。
本に留めておくのがもったいないほどの完成度です。
オウム真理教だけでなく、日本社会特有の問題や歴史的背景についても書かれているので、マインドコントロールを通じて日本の危うさにも触れられます。
マインドコントロールについて一歩踏み込んだ内容を理解するなら、絶対に外せない名著です。
<2>コールド・リーディング
- 相手を騙す話術『コールドリーディング』の達人イアン・ローランドが著者
- コールドリーディングに引っかからない方法がわかる
こちらは一部の占い師が使う話術『コールドリーディング』の本です。
【コールドリーディングとは…】
相手のことを言い当てているかに見せかける話術のこと。
一部の占い師や手品師がよく使う。
コールドリーディングと聞いてもあまり聞き慣れないかもしれませんが、使われ方によってはマインドコントロールにつながる危険な話術です。
本書はそんなコールドリーディングの達人として有名な著者イアン・ローランドが、コールドリーディングの仕組みを暴露する内容となっています。簡単にいえば、アンチ・コールドリーディングの本です。
とはいえ、本書はコールドリーディングの恐ろしさを認めたうえで、その方法や具体的な会話例が細かく書かれているのが特徴です。コールドリーディングの教科書にふさわしい一冊といえます。
ちなみに僕は会ったことはないですが、コールドリーディングは占い師以外にも無意識に使う方もいるとのこと。
そのため、たとえ占いに縁がない方でも本書を読む価値は十分でしょう。
【2023年版】コールドリーディングの本のおすすめ【悪用厳禁】
<3>社会心理学
- マインドコントロールと関係が深い社会心理学の教科書
- 8章と9章は必見
最後は心理学の一分野でもある社会心理学の教科書です。僕も大学で使っていた本になります。
【2023年版】社会心理学の本のおすすめ【大学で学んだ自分が厳選】
マインドコントロールの研究には社会心理学の心理学者もよく登場するので、両者は切っても切り離せません。
マインドコントロールの本ではないですが、本書の8章と9章あたりは参考になるはず。
例えば、本書に書かれたシェリフの研究はマインドコントロールの世界でもよく使われる手法です。
マインドコントロール(洗脳)の本のおすすめまとめ
マインドコントロールは想像以上に身近な問題です。
しかし、世界的に見てもまだまだ研究が進んでいるとはいえません。
ですが、今回ご紹介した本に目を通して頂ければ、その一端に触れることはできるはずです。本選びのときは参考にして下さいませ。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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