パンぞう
トモヤ
柔軟な思考を身につけることにはメリットしかありません。
以下がその一例です。
- 問題解決能力が上がる
- コミュニケーション能力が上がる
上記の通りですが、控えめにいって、『柔軟な思考=世の中をより良く生きるためのスキル』といっても間違いではないかと。
僕もあの手この手で鍛えているところです。
特にこれからは小学校のプログラミング教育がある通り、柔軟な思考はますます必要な時代になります。
【プログラミング教育は意味ない】現役エンジニアの自分が考える問題点
その理由は、プログラミングに必要なスキルの一つが、『決まった正解のない答えを絶えず見つけていくこと』だからです。
頭の柔らかさが求められるスキルともいえます。
そこで今回は、そんな柔軟な思考を身につける方法について現役エンジニアの僕が経験談をお伝えさせて頂きます。
僕もまだまだの身ですが、是非参考にして頂ければと思います。
ちなみにここでの内容は科学的な根拠があるわけではありません。
あくまで僕の経験談となりますので重ねてご了承下さいませ<(_ _)>
- 【2つだけ】柔軟な思考を鍛える方法
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【柔軟な思考の鍛え方】現役エンジニアの僕が話す大切な2つのこと
結論からいうと、以下の2つが答えです。
- 何事も否定しない
- 試行錯誤を繰り返す
はじめにいっておきますが近道はありません。
筋トレと同じで、繰り返し繰り返しトレーニングをする必要があります。
それでは順にお話ししていきます。
<1>何事も否定しない
まずは何事も否定しないマインド(心)が必要です。
理由は簡単で、否定すること=多様性を認めない=頭が固いにつながるからです。
年を取ると頭が固くなるのは、他者を否定しがちになるからであると僕は思います。
なので柔軟な思考を身につけるうえで何事も否定しない心構えはとても大切です。
例えば、将棋の棋士として有名な羽生 善治(はぶ よしはる)さん。
彼は僕が見た限り、驚異的な柔軟な思考の持ち主です。
なぜなら、30代がピークといわれている将棋界で50歳になってなおトップを走り続けていること。
そして盤上で戦局が刻々と変わる将棋において、常に頭を働かせ続けているからです。
頭が固くて思考停止していたら、とっくの昔に将棋の世界から去っていることでしょう。
そんな羽生さんに関して、興味深いエピソードがあります。
それは、平成8年のとある将棋雑誌にて『コンピュータは人間に勝てるか?』という特集にありました。
現在はAI(人工知能)の台頭で圧倒的にAI > 人間の構図となっていますが、当時はコンピュータが人間の知能を越えることに否定的な棋士は少なくなかったそうです。
ちなみにひふみんでおなじみの加藤一二三さんも『そんな時代は来ない』と明言。
しかし、羽生さんは『2015年にはコンピュータは人間の知能を上回るだろう』と予想しています。
真意はわかりませんが、何事も否定しない柔軟な思考の持ち主なのは明らかですよね。
なので変化が激しい現代に対応するためにも、何事も否定しない心構えはとても大切といえそうです。
<2>試行錯誤を繰り返す
そして試行錯誤を絶えず繰り返すこと。
これも柔軟な思考を作るうえでとても大切な要素です。
心理学ではヒューリスティックスといいますが、同じことを繰り返してばかりだと、人間の頭は思考停止してしまいます。
なので何事にも試行錯誤をして頭を柔らかく保つことは必要なことです。
もちろん試行錯誤しなくても良い環境であれば、あえて違う方法を試す必要はありません。
しかし、それでも『もっと良い方法はないか』と探り続ける姿勢は大切です。
さきほど例に出した将棋界では試行錯誤は日常です。
羽生さんをふくめて、各棋士たちは寝る間を惜しんで朝から晩まで将棋を研究しているのは有名な話。
もちろん僕たち一般人がそこまでやる必要はないですが、柔軟な思考を作るためには多少の試行錯誤は必要といえそうです。
柔軟な思考の鍛え方まとめ
- 何事も否定しない
- 試行錯誤を繰り返す
柔軟な思考というのは定量化できるものではありません。
そのため、柔軟な思考にはゴールはなく、自分が今どの程度の位置にいるのかもわからないのが正直なところです。
ですが、上記の2つを日頃から心掛けていれば、少なくとも思考停止することはありません。
繰り返す通り、柔軟な思考は現代やこれからの時代には必要不可欠となるスキルです。
今よりも頭を柔らかく保ち、より良い人生を進んでいきましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました。