悩む保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
結論からいうと公文で勉強するならダントツで算数がおすすめです。
理由は公文式の特徴である繰り返し学習に合っているのが算数だからです。
【公文で算数だけ習うのは大アリ】公文の元講師の自分の経験談【断言】
その証拠に公文で講師をしていた僕の経験からいっても算数を勉強していた生徒はグングン伸びることが多かったです。
とはいえ、他の教科がダメというわけではありません。
そこで今回は公文と進学塾の元講師の僕が公文の3教科のおすすめ度をお話しします。
正直にお伝えするので是非参考にどうぞ(公文の関係者の方々に怒られるかもですが…)。
- 【ベスト3】公文のおすすめ教科
- 結局何教科習うのが良いかという話
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【公文の教科のおすすめ】ベスト3
さっそく結論ですが公文のおすすめ教科ベスト3は以下の通りです。
- 算数
- 英語
- 国語
冒頭でお伝えしたように一番のおすすめは算数。そして英語、国語の順です。
とはいえ、上記の順位にはきちんとした理由があります。
順にお話ししていきます。
<1>算数【公文で一番人気!効果も期待できる】
まずは一番のおすすめ教科の算数。
理由は以下でくわしくお話ししていますが、公文式の繰り返し学習と一番相性が良い教科です。
【公文で算数だけ習うのは大アリ】公文の元講師の自分の経験談【断言】
計算を処理する能力が身につきますし、何より公文の講師として教材研究をしてきた身としては、『公文独自の色』が一番うまく反映された教科に感じました。
元々公文は算数が勉強できる学習塾としてスタートしているので、ノウハウも多く教材プリントはよく出来ています。
ちなみに僕が公文で働いていたときに聞いた話だと全国的に公文で一番人気の教科は算数とのこと。
多くの方々から支持されているのは信頼されている何よりの証拠でしょう。
一方で公文の算数のデメリットとしては勉強できる内容が限定的なところ。
- 図形問題のすべて
- 確率問題のすべて
- 文章問題の一部
ご存じの方もいるかもですが上記は公文では勉強できません。
【公文の算数はいつまで続けたらよい?】公文で働いた自分の話【断言】
とはいえ、計算を中心的に勉強できるので計算スピードは間違いなく上がります。
そのため、『何を目的に勉強するのか?』と、『どこまで続けるのか?』あたりをハッキリさせたうえでなら、習う価値は十分。
少なくともお子さんが小さいうちは公文で算数を勉強する価値は十分あると思います。
<2>英語【イチから勉強できるが読解能力が身に付かない】
二番目におすすめなのは英語です。
おすすめポイントはざっとまとめると以下の3つになります。
- 基礎から勉強できる
- 英単語をたくさん習える
- リスニングも勉強できる
まずは基礎から勉強できるところです。
英語であればアルファベットの読み書きから始まって一般動詞とbe動詞の理解、疑問詞疑問文や進行形などと順に英語力が身につけられます。
さらに公文では合計で約1万語の英単語を習うので単語力が身につくのは間違いないです。
他の塾と比べてもかなりの単語量だと思いますよ。
E-Pencil(イーペンシル)を使ったリスニングにも力を入れているので英語を耳で慣らすことも可能です。
【E-Pencil(イーペンシル)とは…】
公文の教材プリントにかざすと自動で英語の音声が出る機器。
上の画像の青色のペンのこと。
もちろん公文の英語にはデメリットがあることも事実。
【公文の英語のデメリット】公文で働いていた自分が正直にぶっちゃける
特に長文読解問題は勉強できないので、読解力の伸びに期待するのは限界があります。
ですが、あくまで基礎を勉強するならおすすめです。
【公文の英語はどこまで進めるべきか】公文で働いた自分の話【2通り】
上記でくわしくお話ししましたが、お子さんがまだ小学生なら公文の英語はとてもおすすめですよ。
<3>国語【公文で勉強する意味がない】
最後は国語。
結論からいうと公文で国語を勉強するのはおすすめしません。
【公文の国語は効果なし】公文で働いていた自分が経験談を解説【断言】
上記で具体的にお伝えしましたが、国語は公文式の良さが一切反映されていないことが理由になります。
さらに国語を塾で勉強するのは微妙な気がします。
というのも、そもそも国語の本質は日本語の理解です。
元塾講師の経験からいっても国語力というのは成長すればある程度誰でもできるようになるんですよ。
もちろん国語が大切な教科であることは否定しません。
ですが、『国語はすべての教科の土台になる』というのは大袈裟かと。
ぶっちゃけ最低限の読解力があれば他の教科の足を引っ張ることはありませんので。
実際に僕が働いていた公文と進学塾では国語だけ苦手な生徒は驚くほど多かったです。
とはいえ、活字離れが進む現代においてはむしろ国語が苦手なのは普通なのかもです。
しかし、国語だけ苦手でも算数や英語が県内や全国レベルでトップクラスの成績の子は多くいました。
以上のことからも国語を習い事として勉強するのは微妙に思います。
公文で国語を勉強するとなればなおさらです。
公文では何教科習うのがおすすめ?
悩む保護者
トモヤ
何教科でもOK
結論からいうと何教科習ってもOKです。
何教科だとダメだとか伸びないといった話はありませんので。
僕が公文で講師をしていたときも1教科のみで県内トップクラスの成績だった子もいれば3教科を習って成績を伸ばした子もいました。
なので『コレ!』という正解は人それぞれだと思います。
迷うなら1教科からが良い
とはいえ、もし迷うのであれば1教科から習うのがおすすめです。
まず1教科から始めてみて子供に余力がありそうだったら教科を増やすのが良いかと。
その方が経済的にも損しないですよね。
子供に限らず人間はそんなに器用じゃありません。
なので迷う場合は3教科よりも2教科、2教科よりも1教科を考えてみても良いかもしれません。
【公文で教科を減らすのが大アリな理由】引き止められないコツも紹介
まずは限られた教科をコツコツと勉強した方が子供のやる気も続きやすいと思いますよ。
公文の教科のおすすめまとめ
- 算数
- 英語
- 国語
いかがだったでしょう。
今回は公文と進学塾の元講師の立場から公文のおすすめ教科をお話ししました。
しかし、僕が話したことが100%合っているとはまったく思っていません。
教科選びで大切なことはお子さんの性格や学力をよく理解したうえで選択することだと思います。
簡単な話ではありませんが、迷ったときは参考にして下さいませ。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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