【公文の国語はいつまで習うべき?】どこまでがベストか公文の元講師の自分が断言

時計を眺める少女

保護者

公文の国語はいつまで習わせるべきかしら…
公文と進学塾で講師をした僕の経験をお伝えさせて頂きます!
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて

トモヤ

結論からいうと公文の国語は小学生教材(F教材)までで止めるべきです。

簡単な理由は以下の2つ。

小学生教材(F教材)以降は無意味な理由
  1. 小学生教材(F教材)で文章の読み書きの基礎が終わる
  2. 中学生教材は公文で習う価値なし

ぶっちゃけ公文で国語を習う価値自体がないとは思いますが…。

読書をする少女 【公文の国語は効果なし】公文で働いていた自分が経験談を解説【断言】

とはいえ、文章の読み書きをイチから学ばせるのであれば否定はしません。

 

しかし、いつまでもダラダラと習わせるのは間違いなく無意味です。

そこで今回は公文で働いていた僕が公文の国語についてお話しさせて頂きます<(_ _)>

続きを見るとわかること
  1. 公文の国語は小学生教材(F教材)までで止めるべき理由

【公文の国語はいつまで習うべきか】どこまでが良いか迷ったら小学生教材(F教材)まででOK

冒頭でお話しした通り公文の国語を小学生教材(F教材)までにすべき理由は以下の通り。

小学生教材(F教材)以降は無意味な理由
  1. 小学生教材(F教材)で文章の読み書きの基礎が終わる
  2. 中学生教材は公文で習う価値なし

順にお話ししていきます<(_ _)>

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<1>小学生教材(F教材)で文章の読み書きの基礎が終わる

公文の国語は小学生教材(F教材)で文章の基礎がすべて終わります。

F教材は小学6年生相当の教材だからです。

国語だと比喩や換言を習う内容ですね。

 

なので『区切りが良い』という意味でも国語は小学生教材のF教材までやればOKです。

中学生教材(G教材以降)は内容がガラッと変わりますからね。

保護者

でも、中学生教材(G教材以降)も勉強した方がいいんじゃないかしら…
中学生教材(G教材)は公文で習う意味がないんですよ…

トモヤ

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<2>中学生教材(G教材以降)は公文で習う価値なし

控えめにいっても公文の国語の中学生教材(G教材以降)は習う必要性を感じませんでした。

以下が理由です。

中学生教材(G教材以降)のデメリット
  1. 公文の学習法に不向き
  2. 『縮約』を習うのは無意味

学校で授業 【公文の国語を中学生が勉強するのは微妙】元塾講師が思う3つの理由

まず1つ目の理由ですが…。

公文式の学習法は『繰り返し学習』です。

短時間で似た問題を繰り返すことで生徒の自主性と基礎学力を伸ばす狙いがあります。

勉強中の子ども 【『公文は効果なし』なのは間違い】進学塾と公文の元講師の自分の話

とはいえ、公文の中学生教材(G教材以降)の国語は繰り返し学習には向きません。

文章題はどれも800~1500字ほどの長文なので1問解くのに時間がかかりすぎるんです。

当然問題の難易度もグッと上がります。

 

とはいえ、公文は講師が教えてくれる塾ではありません。

教材の難易度が上がるのに講師が教えてくれない…。

どう考えてもコスパが悪いですよね。

締め切りギリギリ

なので公文で中学生の国語(G教材以降)を習う価値はないです。

 

また、公文で中学生教材(G教材以降)の国語を習う意味がない2つ目の理由は…。

『縮約』の存在です。

【縮約(しゅくやく)とは…】

公文独自の問題。

原文から指定された文字数に要点を失うことなくまとめる(縮める)こと。

公文式は他の塾と差別化するために『縮約』の重要性をやたらアピールしていましたが…。

ぶっちゃけ国語で出題される『縮約』の存在価値がわかりませんでした。

 

繰り返す通り『縮約』は公文独自の問題です。

なので公文を通じて『縮約』が得意になっても学校では役に立ちません。

 

とはいえ、公文の本部の方々は『縮約』ができれば読解力が身に付くと話していましたが…。

 

『縮約』ができることで読解力が向上する研究やデータはないです。

なので公文で中学生以降の教材(G教材以降)をやるのはおすすめできません。

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【公文の国語はいつまで習うべきか】どこまで続けても良いがいつ止めても問題はない

保護者

…F教材まではなんとか続けた方が良いのかしら…?
いつ止めても大丈夫ですよ!

トモヤ

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公文の国語は教材ごとに独立している

繰り返す通り公文の国語は小学生教材(F教材)までは続ける価値があります。

しかし、無理にF教材まで続ける必要性はありません。

 

というのも、公文の国語は教材ごとに独立しているからです。

例えば以下の通りです。

公文の国語教材
  1. F教材…比喩や換言を使った文章(小6レベル)
  2. E教材…接続語表現を使った文章(小5レベル)
  3. D教材…叙述の表現を使った文章(小4レベル)

教材はレベルごとに使われている文型や文脈が違います。

とはいえ、まったく違うわけではなくどれも文章問題なのには違いありません。

 

なので例えF教材まで進めることができなくてもまったく問題ではないです。

僕がF教材までと話しているのはあくまで目安ということになります。

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公文の国語はいつまで続けてどこまで習うべきかのまとめ

国語は小学生教材(F教材)まででOK
  1. 小学生教材(F教材)で文章の読み書きの基礎が終わる
  2. 中学生教材は公文で習う価値なし

いかがだったでしょう。

公文の国語は小学6年生レベルに相当するF教材まで進めればOKです。

とはいえ、小学生教材であればF教材まで無理に続けなくても大丈夫です。

 

公文で国語を習わせてみて『あんまり意味ないな…』と思ったタイミングで止めるのも悪くないです。

どうぞ参考にして下さいませ<(_ _)>

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

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