【公文でプログラミング的思考は身につく?】エンジニアで公文の元講師の僕の答え

子供と一緒にパソコン

公文式でプログラミングに必要な能力は鍛えられるのかしら?

とある保護者

トモヤ

現役エンジニアで公文と進学塾の元講師でもある僕がお伝えします!

結論からいうと、公文でプログラミング的思考を伸ばすのは難しいです。

くわしいことは後でお伝えしますが、繰り返し学習をはじめとした公文式の学習法はプログラミングと相性が悪いからです。

 

ちなみに『プログラミング的思考』というと、いかにもプログラミングのための能力 と思われがちですが、『現代における必要なスキル』と思って下さいませ。くわしいことは以下でお伝えしています。

子供の間違い【プログラミング教育は意味ない】現役エンジニアの僕が考える問題点

そのため、今回の内容は子育てをされるすべての方にとって参考になるはずです。

続きを見るとわかること
  1. 【3つの理由】公文に通ってもプログラミング的思考は身につかないワケ

『公文でプログラミングに必要な3つの能力は伸びるのか?』の答え

そもそもプログラミング的思考ってどんな能力のことなのかしら?

とある保護者

トモヤ

ざっとまとめると3つあります!

まず『プログラミング的思考に必要な能力』には、コレといった決まりがありません。

とはいえ、ざっとまとめると以下の3つが挙げられるでしょう。

プログラミング的思考に必要な能力
  1. 試行錯誤する力
  2. 論理的な思考力
  3. 自主性

上記はエンジニアとして働く僕の経験と、2020年からスタートするプログラミング教育の内容を元にしています。

子供の間違い【プログラミング教育は意味ない】現役エンジニアの僕が考える問題点

そこでここからは、上記3つのポイントを元にお伝えしていくこととします<(_ _)>

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<1>『試行錯誤する力』は伸びづらい

まず一つ目の『試行錯誤する力』。

『PDCAをまわす』という表現もされますが、簡単にいうと、『あーでもない、こーでもない…』と頭を使いながら、答えを導き出す力のことです。

PDCAサイクル

プログラミングに限らず色んな場面で必要とされる能力ですが、残念ながら公文では身につきづらいです。

 

というのも、公文式の勉強を多少なりとも知っている方はご存じの通り、公文は『似た問題(プリント)を何回も繰り返す』ことが特徴の塾です。

紅葉越しに微笑む少女【公文に意味はない】公文で働いた僕が断言する【AI時代には無意味】

似た問題を繰り返してばかりだと、何も考えずに答えや解き方を覚えてしまう…。

僕が働いていた教室でも、何度も似た問題を繰り返すうちに答えを覚えてしまった生徒は少なくありませんでした。

 

なので公文で試行錯誤する能力を伸ばすのは難しいと言わざるを得ません。

NG

とはいえ、公文といえども、初見の問題は少なからず試行錯誤する必要があります。

さらに講師が生徒に手取り足取り教えるやり方でもないため、公文でも試行錯誤する力はまったく身につかないわけではありません。

 

あくまで『公文では試行錯誤する力は身につきづらい』というのがポイントです。

0か100の問題ではありませんので、その点は悪しからず。

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<2>『論理的な思考力』も伸びづらい

そして二つ目の『論理的な思考力』ですが、これも公文では身につきづらいと言わざるを得ません。

 

そもそも論理的思考力というのは、『AならばB』というように、『「ある物事に筋が通っているのかどうか?」を判断する能力』のこと。いわゆる理系的な考え方です。

天才

しかし、さきほどお伝えしたように公文式の勉強は何度も似た問題を繰り返し勉強しますし、それにくわえて問題を解くスピードを重視するのも特徴です。

見つめる少女【公文式の弊害】公文で働いた僕がお話しします【将来に悪影響アリ】

ぶっちゃけ公文では、『答えが合っていて、解くスピードが早ければOK』みたいなところがあるため、論理性を上げることを大切にはしていません。なので論理的思考力も公文では身につきづらいです。

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<3>『自主性』は身につく

ここまで残念な話が続きましたが、それでも公文では『自主性』は身につきます。

公文は生徒の自主性を伸ばすことを教育の理念としているため、講師が生徒にガミガミ指示することはあまりありません。

勉強中の子ども【『公文は効果なし』なのは間違い】進学塾と公文の元講師の僕の話

僕も公文で講師をしていたときは、教室長から『生徒に指導しすぎないこと』をきつく言われていましたので、間違いない話です。

 

実際に僕も、公文に来たばかりの頃は勉強の準備や後片付けなどが一切できない子が、しばらくすると自主的にこなせるようになるケースは何度も見ていました。なので公文で自主性が伸びるのは事実だと思います。

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公文とプログラミングのまとめ

以上のことから、公文でプログラミング的思考を伸ばすのは、とても難しいと言わざるを得ません。

プログラミング的思考を伸ばしたいなら、公文に通うのは間違いともいえます。

 

とはいえ、プログラミング的思考が教育のすべてだとは思いませんし、それよりも大切なことの方が多いとも思っています。

 

ですが、冒頭でもお伝えしたように、プログラミング的思考は現代やこれからの時代をより良く生きるうえで必要な能力です。

これを機に何かを考える機会として頂ければ、嬉しく思います。