保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
正直、公文の国語の評判は賛否両論です。
僕が公文で講師をしていたときも、算数と英語に比べてあまり良い評判は聞きませんでした。
そこで今回は、僕が公文と進学塾で塾講師をしていたときに実際に聞いた、公文の国語の評判や口コミを公開させて頂きます。
公文の国語を理解する参考にして下さいませ。
- 公文の国語の良い評判&悪い評判
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【公文の国語の口コミ】良い評判ベスト2
まずは良い評判について。
結論からいうと、以下の2つです。
- 文章がスラスラ読めるようになった
- 漢字の読み書きができるようになった
公文の国語に対する意見は講師時代に保護者や生徒からたくさん聞きましたが、ざっとまとめると上記の2つになりました。
順にお伝えしていきます。
<1>文章を読むのが苦にならなくなった
公文の生徒
公文の国語で一番よく聞いた良い評判がコレ。
『公文がきっかけで文章を読むのが苦でなくなった』とか、『以前よりも文章をスラスラ読めるようになった』とかです。
とはいえ、公文は国語に限らず質よりも量の塾です。
【公文のメリットとデメリット】公文で働いた自分が解説する【暴露】
他塾よりもたくさんの文章に触れられるので、文章を読む力がつくのは間違いありません。
まったく本を読まないような生徒でも、公文であればコツコツと読む力がつきます。
僕が働いていた教室でも、最初は文章を読むのが苦手な生徒がいました。
言うならば、文章を読み切るだけで力を使い果たしてしまう感じでした…。
ですが、そんな生徒も数ヶ月後にはスラスラ読めるように。
なので文章嫌いな子供が公文に来る価値はあると思います。
もちろん文章がスラスラ読めれば読解力が上がるわけではありません。
しかし、読解は文章を読んでから行うものなので、文章が読めるようになればその先に大きく伸びる可能性は十分です。
<2>漢字の読み書きができるようになった
公文に通う子供
保護者
これもよく聞く口コミでした。
とはいえ、公文は漢字学習に力を入れているので納得です。
【公文は漢字検定合格にピッタリ】公文式国語が漢検に強い理由【1,000字以上の出題数】
ちなみにですが、漢字が理解できるようになると、当然文章を読むのもうまくなります。
なので公文で国語を勉強すると文章が読めるようになる理由は、漢字が理解できるようになるからでもあるわけです。
特に最近の子供は本を読むよりもゲームやネットを好む子が多いです。
漢字に触れる機会が減っている子供こそ公文で国語を勉強する価値はあるといえるのかもしれません。
【公文の国語の口コミ】悪い評判ベスト2
次は悪い口コミについてです。
結論からいうと、以下の2つ。
- 学校の成績が上がらなかった
- 宿題が大変【国語は解くのに時間がかかる】
それでは、ここでも上記について順にお伝えしていきます。
[1]学校の成績が上がらなかった
公文の生徒
残念な話ですが、これは悪い口コミで一番よくある意見でした。
ですが、公文の国語は子供の成績を今すぐ上げるには向いていません。
【公文の国語は効果なし】公文で働いていた自分が経験談を解説【断言】
公文に急な成績アップが見込めないのは国語に限った話ではないですが、それを差し引いても公文において国語は微妙な教科です。
しかし、さきほどお伝えしたように、公文の国語でも真面目に勉強すれば、漢字力と文章を読む力はつきます。
国語力に必要な基礎を身につけるなら決して悪い選択ではありません。
とはいえ、繰り返す通り公文の国語は今すぐに成績を上げるには不十分です。
基礎的な能力を身につけたら他塾に移るなどした方が身のためかもしれません。
[2]宿題が大変【国語は解くのに時間がかかる】
公文に通う子供
保護者
これもよく聞きましたが、まぁ仕方がない話です。
というのも、小学生の教材であれば、公文の国語は算数や英語と比べると解くのに時間がかかるからです。
特に文章問題は文章をよく読んで理解する必要があるので、算数の計算問題のように機械的には解けません。
国語は宿題を解くのも大変なはずです。
そのため、基本的に公文の宿題は一日5枚が基準ですが、国語に関しては大きく減らしてもOKだと思います。
【公文の宿題を減らすのは全然OK】公文で働いた自分の話【注意点アリ】
僕が公文で働いていたときも、国語は他教科に比べて宿題をやってこれない率が高かった気がしますので。
宿題を減らすと進度が遅くなりますが、それでも子供の自信を考えれば、やれる範囲の枚数にしておくのが手だと思います。
あくまで個人的な意見ですが。
公文の国語の口コミと評判まとめ
- 文章がスラスラ読めるようになった
- 漢字の読み書きができるようになった
- 学校の成績が上がらなかった
- 宿題が大変【国語は解くのに時間がかかる】
公文の国語にはたくさんの評判があります。
良い評判もあれば、悪い評判もあるのが事実です。
ですが、公文で得られることをよく理解したうえでなら、公文で勉強することは決して悪い選択肢ではありません。
公文式を理解したい方は参考にして下さいませ。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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