保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
結論からいうと、公文で幼児期に英語を勉強するのは微妙です。
理由を簡単にいえば、月謝と内容が釣り合っていないことに尽きます。
そこで今回は、公文と進学塾で講師をした僕が以下の内容についてお伝えしていきます。
あくまで僕個人の意見にはなりますが、是非参考にどうぞ<(_ _)>
- 【くわしい理由】幼児向けの公文式英語の月謝と内容が釣り合っていないワケ
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公文で幼児期に英語を勉強するのは微妙である理由
それでは、幼児期に公文で英語を勉強することが微妙であるワケをお伝えしていきます。
月謝と内容が釣り合っていない
冒頭でお伝えした通り、公文の幼児向けの英語の内容は、月謝と釣り合っているとは思えません。
まず前提として、公文の月謝は以下になります。
- 7,700円【東京都・神奈川県内の教室】
- 7,150円【上記以外の教室】
※E-Pencil(イーペンシル)は月謝とは別に6,600円(税込)で買う必要アリ
上記の月謝が高いのか低いのかといった話には様々な意見がありますが、少なくとも他塾と比べれば高いのは明らか。
【公文の月謝は高い】他塾と比べれば明らか【元塾講師が徹底比較】
しかも公文は英語に限っては、以下の画像にあるE-Pencil(イーペンシル)という音声機器を買わなければいけません。
E-Pencil(イーペンシル)は公文の教材プリントにかざすだけでネイティブの英語音声が聞ける機器です。
ですが、当然のことながら、公文の教材プリントにしか反応しません。
買い切りではあるものの、長く続けるのかもわからない機器をはじめに買わなければいけないのは微妙です。
以上を総合すると、公文で英語を勉強するのはお金がかかります。
とはいえ、もっと問題なのは、繰り返す通り、公文の幼児向けの英語の内容が月謝と釣り合っていないということです。
というのも、幼児向けの公文の英語は、以下のような勉強内容となっているからです。


生徒

上記の勉強内容の是非はさておき、ぶっちゃけ上記の勉強内容は公文でないとできないことではありません。
プリント教材は特に工夫されていない【似た教材は市販で買える】
そもそもですが、公文の幼児向けの英語教材プリントは特に何の工夫もされていません。
市販でも似たような教材はいくらでも売っています。
少なくとも幼児向けの公文は教材プリントに独自の価値があるわけではないです。
僕も塾講師をしていたときに、一部の保護者から似たような不満を聞いたことがあります。
保護者
僕もその意見は否定できませんでした。
講師は英語が話せない
さらに残念なことに、公文の講師は英語が話せない方が多いです。
というより、英語どころか学力がない方も多い。
実際僕が公文で講師として働いたときも、採用時に学力テストなどは一切ありませんでした。
そのため、生徒が質問にきても答えられない講師の方は少なくなかったです…。
なので公文の講師をしている方で英語が話せるのはほんの少数だと思います。
もちろん幼児に教えるのに高度な英語力は必要ないのかもしれません。
ですが、いくらなんでも英語がまったく話せない講師に英語を教えてもらうのは微妙ですよね?
よって幼児が公文で英語を教わるのは、弊害は特にないかもしれないですが、あんまりおすすめできないわけです。
公文で幼児期に英語を勉強するのはダメなことばかりでもない
とはいえ、幼児期に公文で英語を勉強することは悪いことだらけというわけではないです。
英語学習の準備としては悪くない
さきほど幼児向けの公文の英語は月謝と内容が釣り合っていないとお伝えしました。
ですが、それを理解したうえで、あくまで英語学習の準備としてとらえるのであれば、決して公文はダメではありません。
つまり経済的な負担や他塾と比べたときの勉強内容の充実度を度外視するのであれば、公文もアリということです。
これも繰り返す通りですが、いくら公文といえども、幼児が通うにあたって弊害になるようなことはないと思いますので。
公文で幼児が英語を勉強するのは微妙まとめ
幼児期に公文で英語を習うのは微妙です。
とはいえ、だからといって僕の意見がすべてだとは思いません。
あくまで習い事選びを考えるきっかけにして頂ければ嬉しく思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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