保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
ご存じかもしれませんが公文のオブジェというのは条件を満たした生徒に送られる表彰物のことです。
デザインはコロコロ変わりますが現在だと以下のようなものです。
とはいえ、ぶっちゃけ公文でオブジェをもらえる生徒はめちゃくちゃ優秀です。
オブジェがもらえる生徒は本人の努力レベルが高いのはもちろんのこと親御さんの育て方も良いのだろうと心から思います。
そこで今回は公文の元講師の僕が以下のことについてお話ししていきますね(`・ω・´)ゞ
- 公文でオブジェをもらう方法【条件は2つだけ】
- いつもらえるのかについて
- オブジェをもらうメリットとデメリット
タッチ⇒移動する目次
公文でオブジェをもらえる割合はめちゃくちゃ少ない
そもそもですが公文でオブジェがもらえる生徒はほんの一握り。
何度でもいいますが控えめにいってオブジェは超が付くほどの優秀者の証です。
毎年1教室で1名もいない事実
これは僕が公文で働いていたときに教室長から聞いた話ですが…。
オブジェを受け取れる生徒は毎年各教室に1名もいません。
教室によっては10数年運営していて0名なんてことも珍しくないとのこと。
公文は日本に1万6,000以上もの教室があり生徒数は160万人に上ります。
とはいえ、その中でもオブジェをもらえる生徒は毎年数千人ほどだと思いますよ。あくまで予想ですが。
保護者
しかし、オブジェをもらうまでの道のりはとても険しいです。
公文のオブジェをもらう基準【条件は2つある】
公文のオブジェをもらうためには以下の2つの条件をクリアする必要があります。
- 3学年先の200番台まで先取り学習
- 各年3月まで公文に在籍
上記を理解すればオブジェをもらえる割合がめちゃくちゃ少ないのも納得できるはずです。
それでは順にご説明していきます。
<1>3学年先の200番台の教材プリントまで先取り学習する
公文のオブジェをもらうには『最低でも3学年先の200番台の教材まで進む必要がある』というのが1つ目の条件です。
小学生なら以下の通りとなります。
学年 | 算数 | 国語 |
---|---|---|
小1 | Dの200 | D IIの200 |
小2 | Eの200 | E IIの200 |
小3 | Fの200 | F IIの200 |
小4 | Gの200 | G IIの200 |
小5 | Hの200 | H IIの200 |
小6 | Iの200 | I IIの200 |
まぁ表にするまでもないですね。
繰り返す通りオブジェをもらうには3学年進んだ教材の200番まで進める必要があるということになります。
ちなみに英語は少し事情が違うのでご注意を。
▼英語のオブジェの基準を見てみる▼

とはいえ、公文で3学年先の内容をやるのはとても大変です。
例えば小学一年生だと学校ではたし算をやっているのに公文ではわり算をやらないといけないですからね。
さらにご存じかもしれませんが…。
公文で先取り学習するには例外なく『教材終了テスト』に合格する必要があります。
【教材終了テストとは…】
学力の定着レベルを確認するためのテスト。
原則として2群以上で次の教材に進める。
オブジェ欲しさに無理やり教材を進めるのは認められていません。
なので繰り返す通り3学年先まで進むのはとても大変です。
そのため、何度でもいいますがオブジェをもらえる生徒は超が付くほど優秀であることは間違いないです。
<2>各年3月まで公文に在籍
2つ目の条件はあげるまでもないですが…。
公文でオブジェをもらうには公文に在籍する必要があるということです( -`д-´)キリッ
…まぁ当然といえば当然ですよね。
在籍していないとどうやってもらうんだって感じですもんね…。
とはいえ、在籍の有無は以下のように公文の公式サイトにもオブジェをもらうための条件としてあげられています。
補足しておくと公文のオブジェがもらえるかどうかは毎年3月までに決まります。
なのでオブジェをもらう基準を満たしているなら3月までは続けるべきともいえますね。
公文のオブジェはいつもらえるのか
公文に通う子供
トモヤ
申請から1~2週間ほどで届くはず
公文のオブジェは教室に届き次第もらえます。
教室が公文の本部に申請してから1~2週間ほどで届くはずです。
参考までに具体的にオブジェが届くまでには以下の流れがあります。
ちなみにオブジェは郵送してもらうことも可能です。
しかし、可能であればオブジェは子供が教室で直接受け取った方が良いです。
教室長からベタ褒めされますし周りの子供からも一目置かれますので。
より勉強を頑張る気持ちになると思いますよ。
それにオブジェは手のひらサイズなので子供でも持って行けますからね。
公文のオブジェをもらうメリット
保護者
トモヤ
オブジェ自体はただのモノなので価値はありません。
ネットで高く売れるかもですが。
とはいえ、オブジェをもらうことには思わぬメリットがあります。
<1>勉強のやる気につながる
オブジェをもらうと勉強へのさらなるやる気につながります。
繰り返す通り公文でオブジェをもらえる生徒は少数なので周りの生徒から一目置かれるんですよ。笑
なので良い意味で自尊心がくすぐられるはずです。
僕が働いていた教室でもオブジェをもらってから教室に来るたびにオブジェを持参してくる子供がいました。笑
なのでオブジェの存在は勉強へのやる気をさらに引き出すといえるかと。
保護者の方も周りのママ友に自慢できると思いますよ。
控えめにいってオブジェをもらえば公文を知る大人からも一目置かれますので。
とはいえ、例えオブジェをもらえなかったとしてもオブジェを目標にするのは良い方法です。
特に小さいお子さんには効果アリ。
公文の勉強はただでさえ単調です。
なので子供がマンネリしないためにも目標としてオブジェの取得を目指すのは良いことだと思いますよ。
<2>たしかな基礎学力が身に付く
公文でオブジェをもらう頃にはたしかな基礎学力が身に付いています。
先ほどもお話しした通り公文でオブジェをもらうための条件である『3学年先の200番台の教材まで進める』というのは基礎学力がないと達成できないからです。
そもそも基礎学力がない状態では教材終了テストに合格できません。
当然先取り学習することは無理なわけです。
なのでオブジェをもらえる頃には驚くほどの基礎学力が身に付いているはずですよ。
公文のオブジェをもらうデメリット
保護者
公文に通う子供
トモヤ
[1]燃え尽き症候群になることも
オブジェをもらうことだけを目標にしてしまうと燃え尽き症候群になることもあり得ます。
オブジェ以外に目標がないともらった後に勉強へのやる気がわかなくなりますからね。
実際に僕が働いていた公文でもそういった子供はいました。
その子は算数でオブジェを取っていましたが目標を達成した途端にミスが増えていたのを覚えています。
もちろんオブジェを目標にすることはとても良いことです。
しかし、可能であればオブジェを取ったその先のことも考えておくと良いかもしれませんね。
公文のオブジェのまとめ
いかがだったでしょう。
繰り返しになりますがオブジェをもらえる子供は超が付くほど優秀です。
オブジェを取ることによって結果的に基礎学力も身に付きます( ・ㅂ・)و ̑̑
興味がある方は是非ご自分のお子さんにオブジェを目標にすることを提案されてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございました。
関連ページ



