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トモヤ
結論からいうと、公文の2Aの算数を年長でやるのは遅くありません。
というより、まったく遅くないです。以下が理由になります。
- そもそも算数の2Aは年長向けの内容
- A教材からは、ひき算がはじまるので、基礎を固める意味でも2Aはきちんとやるべきだから
仮にまわりの生徒が2Aより先に進んでいたとしても、焦りは禁物です。
今回は、以下の内容についてを公文と進学塾で講師をしていた僕がお伝えさせて頂きます<(_ _)>
- 【くわしい理由】公文の2Aの算数を年長がやるのが遅くないワケ
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公文の2Aの算数を年長でやるのは遅くない2つの理由
冒頭でお伝えした以下の内容を、順にくわしくお伝えしていきます。
- そもそも算数の2Aは年長向けの内容
- A教材からは、ひき算がはじまるので、基礎を固める意味でも2Aはきちんとやるべきだから
<1>そもそも算数の2Aは年長向けの教材【学年相当】
まず一つ目ですが、そもそも公文の算数の2Aは年長向けの教材です。
学年相当の内容といえます。
上記は公文式が公表している教材レベルと対応学年の早見表ですが、『小1~幼児=A~6A』となっているのがおわかり頂けるはず。
ちょっとあいまいな表記ではありますが、つまりこれは以下のように置きかえられます。
- A…小1
- 2A…年長
- 3A…年中
- 4A…年少
- 5A、6A…年少以下
5Aと6Aは『イラストを見てプリントに〇をつける』みたいな内容なので例外として、それ以外はおおよそ間違っていないと思います。
つまり繰り返す通り、公文の算数の2Aは年長向けの内容です。
学年相当なので、焦る必要はまったくないというわけです。
<2>2Aはたし算の基礎の基礎が勉強できる最後の内容【A教材からはひき算がスタートする】
そして二つ目はもっと重要なことですが、公文の算数はA教材の途中から引き算の内容が入ってくるため、2Aはたし算の基礎の基礎が勉強できる最後の内容です。
僕の経験でも、たし算があやふやの状態でひき算を勉強し始めてしまうと、子供はパニックになります。
とある子供
とある子供
頭のなかがゴチャゴチャになってしまって最悪たし算の内容を忘れてしまい、やり直し…みたいなパターンになると、時間や労力が無駄になりかねません。
なので子供の将来を長期的に考えるのであれば、2Aを焦ってやるのはおすすめしません。
大切な教材なので、焦らずやることが大切です。
公文の2Aの算数と年長のまとめ
- そもそも算数の2Aは年長向けの内容
- A教材からは、ひき算がはじまるので、基礎を固める意味でも2Aはきちんとやるべきだから
冒頭でもお伝えしましたが、この手の内容でお悩みの方は、自分たちと同じく公文に通うまわりの生徒さんや保護者の方々の影響を受けているパターンがとても多いです。
ですが、勉強に限らず子供の習熟度には個人差がありますし、そもそも公文は子供の基礎学力と自主性を身につける場ですので、子供の将来のためにも、目的をはき違えないようにすることが何より大切だと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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