【公文の経営を失敗しないために】公文で働いていた自分が断言します

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公文の経営に興味がある人

公文の経営ってどうなのかしら…?
公文と進学塾で講師をした僕の経験をお伝えさせて頂きます!
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて

トモヤ

ぶっちゃけ公文の経営は過酷な仕事です。

クレーマー対応や保護者対応や雑務が大変な割に儲けは出ないからです。

 

僕はアルバイトではありましたが、公文で働いていて経営者の方がいかに大変かはよく見ていました。

 

経営不振による経営者交代やクレーマーの影響による生徒数減少などなど…。

ときには経営者の方に八つ当たりされたこともありましたね。笑

 

とはいえ、イライラする気持ちは理解していました。

 

公文の経営者は教室経営が悪くても固定費やスタッフへの給料を払い続け、長く利益が出ないと本部からプレッシャーをかけられますから。

 

そのため、『やりがい』や『子供が好き』という気持ちだけで公文の経営者になるのは反対です。

 

とはいえ、公文式は慢性的な経営者不足で有名です。

 

僕はバイトをしていたときに公文の本部の方と話す機会がありましたが、本部の方はバイトの僕にすら将来的な公文の経営をすすめてきましたから。笑

 

しかし、僕が見ていた限りでは公文の本部の方はタチが悪いです。

最初は必要以上に経営者をもてはやしますからね。

 

また、研修では経営者に対して公文式の素晴らしさを徹底的に刷り込んできます。

見ていてあまり関心しません。

まぁ公文に限った話ではないですが…。

 

つまりは公文の経営者がウキウキ気分でいられるのは最初だけということ。

 

しかし、公文の経営者になるのがダメというわけではないです。

経営者としてのマネジメントや子供の教育に関われるからです。

 

そこで今回は、公文の経営を失敗しないことについてご説明させて頂きます。

公文の経営に関わるすべての方に向けてお伝えしていきます<(_ _)>

続きを見るとわかること
  1. 公文の経営を失敗しないために知っておきたいたった4つのコト

公文の経営を失敗しないために最低限知っておきたい4つのコト

断言します。

公文の経営を失敗しないために知っておくべきことは以下の4つです。

失敗しないために知っておくべきコト
  1. 経営が成功するかは教室の立地条件が9割
  2. クレーマー対応と保護者対応は不可欠
  3. 子供に決定権はない
  4. 時代に逆行する公文式への理解

上記についてくわしくお話ししていきます。

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<1>経営が成功するかは教室の立地条件が9割

ぶっちゃけこれが一番重要かもですが、公文の経営を失敗したくないなら、教室の立地条件には徹底してこだわりましょう。

 

なぜなら、学習塾の経営の売上は生徒の数に比例するからです。

なので経営する公文の教室は子供が多い都市部が理想的です。

 

とはいえ、都市部だと教室運営にお金がかかると話す方がいるかもです。

しかし、繰り返す通り公文のような学習塾の売上は生徒数にかかっています。

 

少子化の影響で子供を相手にしたビジネスは伸びシロがありません。

少しでも生徒数が多い場所で教室経営をすることは何よりも大切なことです。

 

魚がいない場所で釣りをしても時間の無駄になります。

池

新しく教室を開業する際は本部の方に立地面で希望を出しておきましょう。

 

しかし、教室を引き継ぐ場合は要注意。

引き継ぎの場合は教室の場所は選べないからです。

いきなり外れクジを引かされる可能性があるんですね。

 

もし引き継ぎするなら前任者になぜ辞めたのかを聞いてみて下さい。

 

教室の問題がわかれば、経営をするうえでの役に立つかもしれませんので。

とはいえ、経験上辞めた本当の理由は中々答えてくれないと思いますが…。

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<2>クレーマー対応と保護者対応は不可欠

公文の経営を失敗しないためにはクレーマーと保護者への対応は欠かせません。

対応を間違えると経営状態を一気に悪化させる恐れもあります。

クレーマー

 

クレーマーだけでなく、保護者も一度敵に回すと教室の悪評を流したりしますからね…。

恐ろしい話ですが僕が働いていた教室でもありました。

 

特に地域のネットワークが密な場所で教室経営をされる方は要注意。

しかもクレーマーや保護者には色んなタイプがいます。

 

身バレする恐れがあるのでくわしくはいえないですが…。

僕もバイトながらに『世の中こんな人いるんだな…』と思ったことは多々あります。笑

 

なので自分の常識で物事を考えない方が良いです。

 

異論はあるかもですが、経験上何かあったらとりあえず謝るのが良いですよ。

状況によりけりですが、反論しても良いことはないので。

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<3>子供に決定権はない【木を見て森を見ず】

繰り返しになりますが、公文の経営を左右するのは生徒である子供の数。

 

しかし、子供には公文に通うかどうかの決定権がありません。

公文の会費を払うのは親なので、当然といえば当然ですが。

 

とはいえ、学習塾の経営者には子供に決定権がないのをよく理解できていない方がいる気がします。

 

もちろん子供の満足度を高めるのは大切なことです。

しかし、それ以上に大切なことは保護者の理解を得ることなのは間違いありません。

 

言葉は悪いかもしれませんが…。

保護者の機嫌をうまく取れるかどうかは教室経営の命運を左右します。

先ほどもお話ししましたが、保護者の方々は噂話がお好きですからね。

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<4>公文式の学習法が時代に逆行していることを理解する

はじめにいっておきますが、僕はお世話になった公文式を悪くいうつもりは一切ないです。

しかし、控えめにいって公文式の学習法は時代に合いません。

 

例えば、日本政府は2020年に小学校でプログラミングの授業を開始することを発表しました。

プログラミング

理由は国内での圧倒的なITエンジニアの不足によるもの。

日本政府は伸びシロの大きいIT業界で世界に遅れを取らないようにと必死なんです。

特にAI関連の人材は深刻な人手不足。

機械学習

ちなみに僕は現役エンジニアですが、ITエンジニアが不足していることは身に染みて感じています。

 

とはいえ、プログラマーやエンジニアといったIT関連の仕事には論理的な思考力が絶対的に不可欠。

経験的にも公文式の自主性を伸ばす学習法はITの仕事には活かされません。

勉強中の子ども 【『公文は効果なし』なのは間違い】進学塾と公文の元講師の自分の話

なので公文の学習法はこれからますます陳腐化する恐れがあります。

将来的に世の中で必要とされる能力が身に付かないんですよ。

 

それに現代は間違っても『公文式』というブランドで人が集まることはありません。

 

公文がプログラミング的な学習法を取り入れるなら話は変わりますが、そもそも公文の本部にプログラミングを理解している方がいないので難しいでしょう。

 

一方で最近ではプログラミングを教える学習塾も増えてきています。

将来的に他の塾との競争は増々大変になるはず。

 

そうでなくても学習塾はどこも子供の取り合いですからね。

 

なので公文の経営をされる方は、公文式の学習法の欠点もよく理解したうえで経営することが大切です。

 

とはいえ、公文式のデメリットは本部は教えてくれないはず。

(理解していないのか事実から目を背けているのかはわかりませんが)

 

いずれにせよ経営者の方は自分で考えて他塾にはない公文式の良さをPRすることが何よりも大切ということです。

笑う少年たち 【公文のメリットとデメリット】公文で働いた自分が解説する【暴露】

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【公文の経営者である教室の先生の収入っていくら?】⇒収入は期待できません

パンぞう

公文の経営者って儲かるの?
現実は厳しいみたいだね…

トモヤ

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【悲報】月5万円も稼げないかも

僕は公文の経営者の経験がないので正確にはわかりませんが…。

年収面はかなり厳しいみたいです。

 

というのも、僕が知っている公文の経営者の方は『マジでブラックだよ…』といっていましたから。

 

そもそもですが、公文の会費は他塾に比べて格安です。

なので生徒である子供が増えれば売上は伸びますが、微々たるものなんですね。

 

それよりも教室便りを作ったり帳票を作ったり雑務をこなしたり…。

経営者はやることがたくさんあります。

教室運営でかかる固定費やスタッフの人件費もバカになりません。

 

それに公文のようなフランチャイズ経営の学習塾全般にいえますが…。

売上のほとんどは運営元の本部に持っていかれるはずです。

お金を目標に頑張る人

僕はバイトを辞めた後に公文の経営者だった方と話をしたことがありますが…。

『経営者の自分がもらえたのは月5万円程度だった…』と聞いて衝撃を受けたのを覚えています。

 

もちろんお金がすべてではないです。

しかし、収入を少しでも期待していると割に合わないと思うかもしれませんよ。

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公文の経営を失敗しないためにのまとめ

失敗しないために知っておくべきコト
  1. 経営が成功するかは教室の立地条件が9割
  2. クレーマー対応と保護者対応は不可欠
  3. 子供に決定権はない
  4. 時代に逆行する公文式への理解

いかがだったでしょう。

冒頭でもお話ししましたが、公文の経営者は人手不足です。

 

なので本部の方は研修などで経営者希望の方をやたらと持ち上げてくることも多いでしょう。

褒めて伸ばす公文式ならではですが…。

 

とはいえ、本部ではマイナスなことはあまり教えてくれないはず。

なのでもし公文の経営者として成功したいのであれば、現実をよく理解したうえで挑戦して下さいませ。

 

繰り返す通り僕は公文にお世話になった身です。

公文全体が良くなって欲しいからこそ、今回の内容をお伝えさせて頂きました。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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