保護者
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
公文の宿題をやらないときは『とりあえず1問だけ解かせる』で解決します。
理由は『作業興奮の原理』です。(1)
【作業興奮の原理とは…】
『人のやる気は体を動かすことでのみ活性化する』という理論のこと。
ドイツの精神科医エミール・クレペリンが明らかにした。
僕の経験上でも勉強が嫌いな子供に対しては『とりあえず1問だけ解いてみようか!』と話していました。
すると驚くほどにやる気スイッチが入るパターンが多かったんですよ。
【やる気の向上】科学的にやる気を出す方法をすべてまとめてみた
しかも公文の宿題は『作業興奮の原理』が使いやすいんです。
そこで今回は公文と進学塾で働いた僕の経験をお話しさせて頂きますね(`・ω・´)ゞ
- 公文の宿題をやらないときは『とりあえず1問だけやらせる』が効果的な理由
- 【注意】子供にやってはいけないこと
タッチ⇒移動する目次
公文の宿題をしないときの対処法は1つだけ
『とりあえず1問だけ解かせる』が効果的な理由
冒頭でお話しした通り自分の子供が公文の宿題をやらないときは『とりあえず1問だけ解かせる』が効果的です。
【やる気の向上】科学的にやる気を出す方法をすべてまとめてみた
『作業興奮の原理』が理由になります。(1)
なので子供にやる気を出して欲しいときはとりあえず手を動かさせることが効果的なんです。
【科学的に効果的なやる気の出させ方】
やる気がある⇒手が動く- 手を動かさせる⇒やる気が出る
実は公文の宿題は『作業興奮の原理』と非常に相性が良いんです。
というのも、公文の教材プリントの1問目はどれも初歩的だからです。
科目によっては例題の通りで解けます。
つまり公文の宿題では『とりあえず1問解く』ときにあまり深く考える必要がないんです。
なので手を動かす⇒やる気が出るのステップを踏みやすいんですね。
ナマケモノ君
トモヤ
とはいえ、『作業興奮の原理』が効き始めるまでには個人差があるのが現実です。
しかし、かなり効果的なのでやってみる価値はありますよ。
可能であれば保護者の方が宿題の最初の方だけを子供と一緒になってやると良いです。
お子さんが小さい場合は1問解くごとに褒めてあげるとより効果的ですね。
▼科学的に効果がある褒め方を見てみる▼
子供のやる気を引き出す【心理学的に正しい『褒め方』と『叱り方』】
子供が宿題をやってくれなくてお困りの方は是非試して下さいませ<(_ _)>
公文の宿題をしないからといってやってはいけないこと
ここでは公文の宿題をやらないからといって子供にやってはいけないことについて。
結論からいうと以下の通りです。
- 結果だけを褒める
- 高い目標を設定させる
上記は子供にしてしまうと逆効果になるかもなので注意が必要です。
それでは順にお話ししていきます。
<1>結果を褒める
はじめにいっておきますが結果を褒めるのは悪いことではありません。
褒められると子供は喜びますからね。
しかし、褒め方には注意が必要です。
例えば公文の宿題をやった子供に対して褒めるべきことは『努力』です。
『頑張って宿題できたね』みたいな感じで褒めるのが効果的。
一方で『結果』を褒めると逆効果になります。
以下の内容でくわしくお話ししていますが結果を褒められた子供はチャレンジ精神が損なわれてしまうんですよ。
▼科学的に効果がある褒め方を見てみる▼
子供のやる気を引き出す【心理学的に正しい『褒め方』と『叱り方』】
褒められたいがために簡単な問題ばかりを解くようになるんです。
長期的に見るとかなり悪影響になりますよね。
なので褒めるべきは『結果』ではなく『努力』ですのでご注意を。
<2>高い目標を設定させる
高い目標を設定させすぎるのも子供のやる気を考えるとマイナスです。
公文の宿題でいうなら明らかに無理な枚数の宿題などですね。
子供に限った話ではないですが人はやるべきことが多すぎるとやる気が失われます。
なので高すぎる目標を宿題で課すのはおすすめできません。
子供の将来を長期的に考えるなら適度な目標を設定して自主性を高めた方が良いと思いますよ。
公文の宿題をしないときの対処法まとめ
子供が公文の宿題をしないときはまずは手を動かさせることが大切です。
慣れないうちは保護者の方が一緒になって宿題をやるのも良いと思います。
子育ては大変だと思いますがこの場を通じて応援しています<(_ _)>
最後までご覧頂きありがとうございました。
関連ページ
【やる気の向上】科学的にやる気を出す方法をすべてまとめてみた
子供のやる気を引き出す【心理学的に正しい『褒め方』と『叱り方』】
【公文が合わない子の特徴ランキング】公文と進学塾で講師だった自分が徹底解剖【証言アリ】
【公文の宿題についてのまとめ】『宿題を嫌がるとき』、『枚数について』などのアレコレ