パンぞう
トモヤ
今回は工業高校の電機科についてのお話。
僕は機械科出身ですが、在学中や就職後で電気科出身の方と関わりがありました。
なので今回は僕が知っていることのみをお話しさせて頂きますね(`・ω・´)ゞ
- 電気科の就職先
- 取得しておくと役立つ資格
- 気になる授業内容
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工業高校の電気科の就職先3選
工業高校の電機科の就職先は以下の3つが代表的です。
- 鉄道会社
- メーカー
- 電力会社
順にくわしくお話ししていきます。
<1>鉄道会社
鉄道会社は電気科の就職先の一つです。
鉄道会社自体が安定性もあるので毎年電気科の中では人気が高いです。
有名どころだとJRとか市営の鉄道会社あたり。
鉄道会社に就職するともちろん電車に関わる仕事もありますが…。
実際は駅構内のエレベーターとか改札などの設備に関する仕事など様々です。
しかし、どの高校でも鉄道会社に就職できる人数は限られています。
どうしても行きたいのであれば学校の成績を少しでも上げられるように頑張りましょう。
▼学校の成績を上げるメリットを見てみる▼
【工業高校で成績トップになるメリット】卒業生の僕が正直に話します
学校によりけりですが最低でもクラス内でトップ10には入りたいところです。
<2>メーカー
電気科はメーカーへの就職も人気です。
メーカーの求人は機械系の学科向けが多いです。
とはいえ、他学科でも専門性を求めていない会社からは求人があります。
メーカーといっても自動車メーカーや半導体メーカーなど様々ですが…。
いずれにせよ電気の知識が必要な仕事は無数にあります。
僕もメーカーで電気科出身の方と仕事をしたこともあります。
そのときは機械科の僕が設備を設計して電気科の方がラダー図で設備を動かす仕組みを作るといった流れでした。
ラダー図というのはシーケンス制御のことで電気科では必ず習います。
しかし、メーカーの場合は必ずしも電気の仕事ができるとは限りません。
僕の同僚でも電気科出身で設備設計の仕事をしている方もいました。
▼設備設計について見てみる▼
【現役エンジニアが解説】生産技術の仕事内容を経験談を交えて振り返る
どうしても電気に関する仕事をしたいなら鉄道会社や電力会社をねらうのがおすすめです。
<3>電力会社
電力会社も安定しているので、電気科の中では人気の高い就職先です。
有名は東京電力とか中部電力あたり。
仕事内容は電気に関わることになるので、高校で学んだことが活かせられますよ。
工業高校の電気科の資格【卒業後に取得しておくと役立つ資格】
電気科で取得しておくと良い資格は以下の2つです。
- 電気工事士
- 電験三種
どちらも電気科では有名な資格ですが順に説明していきますね。
電気工事士
電気工事士は電気科で最も有名な資格です。
取得すると卒業後にすぐ電気工事士として働くことができます。
資格の中には仕事に直結しないものも多いですが…。
電気工事士は仕事に結びつく価値の高い資格といえますね。
試験は筆記と実技の両方があります。
実技は配線を組んだりする内容です。
取得するのは決して簡単ではないです。
しかし、チャレンジする価値はありますよ。
電験三種
電験三種は電気科で最も取るのが難しい資格です。
合格率は毎年10%をきっている国家資格となっています。
僕は取得している生徒は見たことがないですね…。
しかし、取得すると電気のスペシャリストの仲間入りです。
おそらく仕事には困りません。
電気工事士との大きな違いは実技試験がないことです。
意欲がある方は是非チャレンジしてみましょう ( ・ㅂ・)و ̑̑
工業高校の電気科の内容
最後は電気科の授業内容について。
繰り返す通り僕は機械科出身なのであまりくわしいことはいえませんが…。
知っていることのみお話ししますね(`・ω・´)ゞ
ラダー図を書く
先ほどもチラッとお話ししましたがラダー図は電気科で必ず習う技術です。
シーケンス制御のことですが、パソコンを使って正しく電気を配列させる内容になります。
プログラミングに近いですが英数字の羅列ではないのでとっつきやすいです。
【工業高校のプログラミング事情】プログラマーの卒業生の僕の経験談
ラダー図が書けると職場でかなり重宝されます。
できれば在学中に力を入れて勉強して頂きたい内容ですね。
配線を組む
工具を使って配線を組む実習です。
電気科では必ず習う内容になります。
下の画像のような抵抗器を基板に付けて正しく電気が流れるようにします。
電気工事士になるなら資格試験で出題されるので、力を入れて学びたい授業です。
僕は経験がないですが、見てる分にはパズルみたいで面白そうな授業でした。笑
工業高校の電気科が難しい2つの理由
パンぞう
トモヤ
結論からいうと電気科が難しい理由は以下の2つにあります。
- 勉強も実技もある
- 偏差値が高め
繰り返す通り僕は機械出身ですが…。
機械科であっても電気回路や電気工作といった電気科の授業も経験しています。
少なからず参考になるはずです。
<1>勉強も実技も両方必要
電気科が難しいのは勉強も実技も必要な学科だからです。
例えば、僕がいた機械科は実技が中心の学科です。
工業高校の機械科とは?卒業生がどこよりもわかりやすく解説してみた
溶接をしたりモノを組み立てたりする実技などなど…。
ぶっちゃけ勉強ができなくても授業は理解できます。
もう一つ例を出すと情報科はプログラミングが中心の学科になります。
工業高校の情報技術科とは?就職先や取得できる資格を卒業生が解説
プログラミングは座学なのでどちらかというと勉強の部類です。
つまり情報科は勉強中心の学科といえます。
実技はほとんどありませんので。
しかし、電気科では先ほどお話ししたラダー図という勉強だけでなく…。
電気工作といって電気工事に近い実技もあります。
そのため、電気科は勉強と実技の両方が必要なんです。
工業高校の数ある学科の中でも簡単ではないと思いますよ。
<2>電気科は偏差値が高い高校が多い
先ほどからお話しした続きですが…。
電気科は勉強と実技が必要な学科です。
身体を動かすことだけが得意でも勉強だけが得意でもいけません。
なので学校側も優秀な生徒を欲しがっています。
その証拠に工業高校の中でも電気科は偏差値が高い印象です。
実際に僕が通っていた工業高校では電気科の偏差値が一番高かったですね。
おそらくですが電気科の偏差値が一番低い工業高校は少数派な気がします。
とはいえ、電気科は勉強も実技も両方学べるので力がつく学科です。
そのため、本気で学べば将来的に進路で困ることはないと思いますよ。
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電気科で学べる内容は機械科に近くもあり情報科に近くもありますからね。
工業高校の電気科まとめ
何度も繰り返して恐縮ですが、僕は機械科出身なので電気科のことはそれほどくわしくないです。
もし内容に間違いがありましたら修正します。
その際はご連絡下さい。
参考になりそうなところは是非参考になさって下さいね(`・ω・´)ゞ
最後までご覧頂きありがとうございました。
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