パンぞう
ナマケモノ君
トモヤ
大卒の公務員試験は倍率が高いことで有名です。
しかし、高卒で公務員になる場合は受験者が少ないため倍率がグッと下がります。
とはいえ、だからといって誰でも合格できるわけではありません。
今回は工業高校出身で大学時代に公務員試験に合格した僕はお話ししますね。
- 合格しやすいのは技術公務員
- 公務員試験に合格するための方法
- 公務員になるなら高卒と大卒どちらが良いか?
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工業高校から公務員に合格しやすいのは技術公務員
工業高校から公務員になる上で最も合格しやすいのが『技術公務員』です。
ナマケモノ君
【技術公務員とは…】
技術によって街づくりをする公務員のこと。
道路や学校、公園などの設計や整備を行う。
▼技術公務員についてくわしく見てみる▼
工業高校なら機械科や電気科など様々な学科があります。
技術公務員にも機械系や電気系など様々な職種があるんです。
トモヤ
公務員と聞くと役所で働くことをイメージされる方が多いかもです。
しかし、技術系の公務員は現場に行くことも多いので役所にずっといるわけではありません。
パンぞう
ナマケモノ君
技術公務員が合格しやすい理由は圧倒的に応募する人数が少ないからです。
例えば、技術公務員の機械職であれば機械系の学科を卒業していることが受験の条件になることも。
つまり誰でも受けられるわけではないんです。
一方で公務員の事務職は基本的に誰でも受けられます。
そのため、倍率がとても高くなるんです。
パンぞう
ちなみに冒頭でもお伝えした通り工業高校出身の僕は大学生のときに技術公務員に合格しました。
【技術公務員の機械職の試験内容】合格者の僕がわかりやすく解説
工業高校では機械科だったので合格したのはもちろん技術公務員の機械職。
合格した試験区分は東京都特別区と名古屋市地方上級になります。
もちろん技術公務員ではなくて事務員として働きたいのであればそちらを受けてもOKです。
しかし、合格しやすさを考えるなら技術公務員がオススメなのは間違いないです。
工業高校から公務員になるための2ステップ
工業高校から公務員になりたい方がやるべきことは大きく分けて以下の2つ。
- 試験情報をHPから確認
- 試験対策を始める
順にお話しさせて頂きます。
<1>試験情報は自治体のHPで確認する
ナマケモノ君
パンぞう
公務員試験に興味がある方はまず自治体のHP(ホームページ)を確認しましょう。
自治体のHPはGoogleやYahoo!で『〇〇 公務員試験』と検索すれば一番上に出てきます。
〇〇には自分が興味がある自治体を入れましょう。東京都とか名古屋市とかです。
HPには試験日程や試験科目などの情報が確認できるはずです。
しかし、ここで注意するべきことが一つ。
自治体によっては公務員試験そのものがない場合もあるということです。
パンぞう
受験する自治体の規模が小さい場合などは公務員を募集していないことも珍しくありません。
また職員の退職状況などにも左右されます。
僕が受験した例だと東京都特別区は毎年募集人数が多いです。
【特別区の完全ガイド】受験から合格への道のりを総まとめ【経験談】
しかし、一方で名古屋市は東京ほど募集人数が多くありません。
【名古屋市公務員】試験対策完全ガイド:受験から合格までの道のりを総まとめ
特に先ほどお話しした技術公務員は事務に比べて毎年少人数の募集なので注意が必要です。
<2>試験対策を始める
公務員になるためには自治体の試験に合格する必要があります。
試験内容は色々ですが筆記試験と面接試験が一般的です。
多くの自治体が最初に筆記試験を行いその後筆記試験の合格者に対して面接試験を行うはず。
ただし、自治体によっては面接試験のみの場合もあります。
なので事前に自治体のHPなどでよく確認しておくことが大切です。
ナマケモノ君
ちなみにですが公務員試験には学校の成績は関係ないです。
なので他の受験生と差を付けるためにもできるだけ早くから対策することをオススメします。
以下は僕が実際に公務員の試験対策で使った対策本です。
▼公務員試験の対策本を見てみる▼
試験対策の参考にして下さいませ。
基本は大卒用ですが高卒対応している本ばかりです。
工業高校から公務員になるより一度大学に行った方が良い?【重要】
パンぞう
トモヤ
ここでは大卒と高卒で公務員になる違いについてお話しします。
結論からいうと以下の3つになります。
- 給与が大きく変わる
- 受験できる試験区分が変わる
- 出世に影響するかも
高卒で公務員になることを後悔しないためにも参考にして頂ければ嬉しいです。
[1]給与が高くなる
大卒で公務員になると同じ年齢であっても高卒よりも給与が高くなります。
民間企業においても似た話はあります…。
しかし、公務員は超が付くほどの年功序列です。
仕事の出来る出来ないに限らず最終学歴や年齢によってあらかじめ給与が決められているんです。
▼高卒で働くデメリットを見てみる▼
【高卒で就職するメリット&デメリット】社会人の僕が現実を伝えたい
とはいえ、給与が上がるからといって大学に行くことはオススメできません。
大卒での公務員試験は倍率が高くなるからです。
[2]受験できる試験区分が広がる
公務員試験は試験区分によっては『大卒以上』でしか受験できない場合があります。
僕が受験した特別区の受験は大卒以上でしか受けられない試験区分でした。
なのでもし働きたい自治体が大卒でしか採用していない場合は…。
大学に行くことを選択肢を考えても良いかもしれません。
ちなみに繰り返しますが僕も工業高校から大学に進学しました。
[3]学歴で評価する自治体もある
残念な話ですが学歴が出世に影響することもあります。
高卒で公務員になった僕の知人にも似た話を聞きましたので。
しかし、これに関しては実際に働いてみなければわかりません。
当然自治体のHPに載っているはずがないですからね。
パンぞう
トモヤ
毎年多くの高卒受験者を採用している自治体なら『高卒』という理由で理不尽な扱いをされることも少なくなりそうです。
高卒への理解がありそうですからね。
あくまで僕の予想になりますが…。
とはいえ、気になる方は調べてみても良いかもしれませんよ。
工業高校から公務員のまとめ
いかがだったでしょう。
公務員は学生にとって人気の高い就職先です。
100%安定しているとはいえませんが民間企業よりも安定感があるのは間違いないです。
工業高校から公務員になることについて少しでも参考にして頂ければ幸いです。
この場を通じてになりますが応援しています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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