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『コミュニケーション能力』が世の中の多くの場所で必要とされるスキルであることは、経験的にも疑いようがありません。
ですが、その一方でコミュニケーション能力の実態はハッキリしていないのも事実です。
そもそも『コミュニケーション能力とは?』という答えが人によって様々ですし、かといって形として見えるものでもなく、数値化できるスキルでもないため、実態があいまいなのはある意味仕方がないのかもしれません。
とはいえ、それでも一般的にコミュニケーション能力の一部と呼ばれるスキルをあげるとすれば、以下のようなものがあるでしょう。
- 相手にわかりやすく話すこと
- 相手の意図を的確に聞くこと
- その場の空気を読むこと
- 臨機応変に立ち振る舞うこと
上記以外にも多くの答えがあるはずです。
しかし、ここまでの内容を踏まえると、『コミュニケーション能力=総合力が求められるスキル』というのは間違いありません。
そのため、以上のことから、ここでは上記のポイントを元に、目的別におすすめ本をご紹介させて頂くこととしました。
コミュニケーション能力を高めるうえで、自分に欠けているところを伸ばせる本を見つけて下さればと思います。
なお、もし目的がわからない方は、本質がわかる本か、ベストセラー本からどうぞ。
- コミュニケーション能力が上がるおすすめ本【目的別に厳選】
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コミュニケーション能力の本のおすすめランキング【伝わる話し方や伝え方がわかる本ベスト3】
まずはコミュニケーション能力を語るうえでは欠かせない『話し方』や『伝え方』がわかる本のご紹介です。
ランキング形式で1位から順にご紹介していきます。
<1>メンタリストDaiGoの相手を意のままに操る「話し方」入門
- 心理学を使った効果的な『話し方』や『伝え方』がわかる
- メンタリストDaiGoさんが著者
『話し方』や『伝え方』を少し変えるだけで、相手にあたえる印象や影響を変えられる話術が書かれた本になります。
著者のメンタリストDaiGoさんが得意な心理学の知識が活かされているのが特徴です。
初級~上級までのレベルごとに30の話術が紹介されており、仕事や人間関係や恋愛などのあらゆる場面で使える内容となっているのも特徴的です。
さらにどの話術も今すぐ使えるように、使い方や例文がわかりやすく紹介されています。話し方や伝え方の本は色々読みましたが、個人的には一番おすすめの本です。
とはいえ、本書には、話術を成功させるうえで欠かせない、空気を読み、観察するコツも書かれています。
話術だけでなく、コミュニケーション全般の能力が向上する本ともなっているわけです。
ちなみに個人的な話になりますが、本書で紹介されている話術で特に高い効果を感じられたのは、『オウム返し法』と『シュガートーク』あたりです。参考までに。
<2>限りなく黒に近いグレーな心理術
- 全12のショートストーリーから、心理学をコミュニケーションに活かす方法がわかる
- 1ページ目から読む必要ナシ!気軽に読める
続いておすすめなのがこちら。
ショートストーリー形式から心理学をコミュニケーションに活かす方法が書かれた一冊になります。
恋愛やプレゼンや営業、夫婦関係といった様々な場面をテーマに、全12ものエピソードが紹介されており、エピソード8以外はすべてコミュニケーションに関係する内容です。
個人的にウケるのはエピソード5です。笑
実践向けの内容なので、もしストーリーと同じ状況に出くわしたときなどにはそのまま本書の内容が使えると思います。
各ストーリーの登場人物の気持ちになって読むと、より内容が頭に残るかもしれません。
また繰り返す通り、本書はショートストーリー形式なので、1ページ目から読み必要はありません。気軽に読める点もおすすめです。
<3>男女脳戦略。
- 男性脳と女性脳の違いがわかる
- 男女脳別にどうコミュニケーションを取るべきかがわかる【具体例もアリ】
『男性相手にはうまくコミュニケーションが取れるけど、女性相手はなんだか苦手…』
『女性が相手だとストレスなく気軽にコミュニケーションが取れるんだけどな~』
上記のように、相手の性別によってコミュニケーションの難しさが変わってしまう方には、本書がおすすめです。
心理学者ジョン・マニングの理論を元に、論理』で動く男性脳と『感情』で動く女性脳の違いがわかる内容となっています。
男女脳別に具体的にどう接し、どのような言葉をかけたら良いのかがわかる本です。
ちなみに僕は男性脳ですが、この本のおかげで女性脳の方々との考えを多少なりとも理解できるようになりました。(多分)
コミュニケーション能力の本のおすすめランキング【人気のある面白いベストセラー本ベスト2】
ここでは、ベストセラーになっている本のなかから、コミュニケーション能力が上がる本をご紹介していきます。
<1>人を操る禁断の文章術
- 台湾などアジアを中心に翻訳されているベストセラー
- 今の時代に欠かせない文章を通したコミュニケーション能力が上がる
まずはこちら。文章術をテーマにした本です。
とはいえ、『えっ、コミュニケーション能力が上がる本が知りたいのに、なんで文章術の本?』と思われたかもしれません。
ですが、今の時代、日々の生活で文章を一切使わない方はほとんどいません。
ペンを持って文字にする以外にも、メールやLINEなどはもちろん、TwitterやインスタグラムなどのSNSでも文章は目にするはず。
つまり文章によるコミュニケーションは、現代を生きる以上、避けては通れません。
その点で本書は人の心を動かす文章の作り方がイチからわかる内容となっており、著者のメンタリストDaiGoさんが心理学的な知識を使っているのが何よりの特徴です。
職場の上司や恋愛などの人間関係や、営業やプレゼンといった仕事で使える文章術が具体例を通して理解できるため、文章を使うすべての方におすすめできる一冊といえます。
台湾などアジアを中心に翻訳されているベストセラー本ともなっているので、多くの方々から支持されている本としても有名です。
決して美しい文章を書くための本ではありませんが、本書の内容を理解して実践すれば、説得力があり、わかりやすい伝わる文章が書けるようになるはずです。
またこれは僕の経験的な話になりますが、文章力が上達すると、会話の方も自然と上達します。これはおそらく、会話にする前に頭のなかで話す内容を論理的に文章化することがうまくなるからでしょう。
なお、本書は人の『感情』を動かすことをテーマにした本ですが、もし『論理』をテーマにもっとキチッとした文章を通じたコミュニケーション術を知りたい方は『20歳の自分に受けさせたい文章講義』がおすすめです。
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』要約まとめ【文章術の極意が学べる神本】
<2>なぜ、占い師は信用されるのか?
- 一部の占い師や手品師が使う高等話術『コールド・リーディング』の本
- コールド・リーディングの内容や使い方がイチからわかる
ベストセラー本で続いておすすめなのが、日本の『コールド・リーディング』の第一人者の石井裕之さんが書いたこちらの本です。
【コールド・リーディングとは…】
相手のことを言い当てているかに見せかける話術のこと。
一部の占い師や手品師がよく使う。
『コールド・リーディング』とは、それは占いで使われる詐欺的なテクニック
コールド・リーディングは何かと良くないイメージを持たれがちです。
ですが、本書は仕事やプライベートなどのあらゆる場面でコールド・リーディングを正しく実践するための内容が書かれています。
本書の7ページに『”信頼関係”を作るテクニックこそが、コールド・リーディング』と書かれているように、決して人をダマすための本ではありませんので、ご安心を。
個人的に役立ったのは、48ページの『相手のどこを見るのが本当の正解か?』と、87ページの『サトルネガティブ』、139ページの『 Butの魔法』あたり。繰り返す通り、純粋なコミュニケーションが勉強できる本です。
コミュニケーション能力の本のおすすめランキング【コミュニケーションの本質がわかるベスト3】
ここでは、コミュニケーション能力の本質がわかる本をご紹介していきます。
うわべだけのテクニックに頼らない本が読みたい方にとって、参考になるはずです。
また冒頭でもお伝えした通り、コミュニケーション能力は総合力が求められるスキルですが、ここでご紹介するのは本質だけでなく、コミュニケーション能力に必要なスキルをすべて伸ばせる本ともなっています。
<1>一瞬でYESを引き出す 心理戦略。
- 心理学や行動経済学をコミュニケーション全般に活かす方法がわかる
- 特に21ページ第1章はコミュニケーションにおける基本や本質の内容
心理学や行動経済学の理論を使って、コミュニケーション能力を上げる方法がわかる本になります。
ビジネスに活かすことをテーマにした本ではありますが、日常的に使える内容です。
内容すべてがおすすめですが、特に読んで頂きたいのは21ページからの第1章。
『観察』や『分析』をテーマにしており、コミュニケーションの基本や本質が理解できるはずです。
また僕はめったに本に書きこんだりしませんが、この本には多くのことを書きこみ、何度も読み返させて頂いています。
仕事をするうえで大いに助けられた本でもあるので、心からおすすめできる一冊です。
ちなみに『心理学をコミュニケーションに活かす』こと自体に否定的な意見をお持ちの方は、本書15ページからの『「心を読んで、心を操る」などと言うと~』を読んで下さいませ。考えが変わるはずです。
<2>なぜかまわりに助けられる人の心理術
- 人から自然と好意を持たれるコミュニケーションの取り方がわかる
- あえて頑張らない、画期的なコミュニケーション法の本
こちらは『頑張りすぎないコミュニケーション法』がわかる画期的な一冊です。
心理学者レオン・フェスティンガーの『認知的不協和の解消』という理論から、自然と自分に好意を持ってもらう方法がわかります。
『コミュニケーションがうまくなるために色々と頑張ってきたけど、うまくいかない…』
『コミュニケーションを取ること自体に疲れた…』
コミュニケーション能力を伸ばしたい方以外にも、上記のような、コミュニケーションをに対するネガティブな考えを克服したい方には特におすすめです。
僕も仕事でのコミュニケーションがうまくいかないときに本書を読みましたが、本書の内容を実践することで状況が大きく改善したことがありました。
個人的に特に効果があったのは、114ページからの『お世辞を言い切る』と105ページからの『アドバイスを求める』、そして96ページの『先手を打つ』あたり。どれも今すぐできる内容となっているので、参考にどうぞ。
<3>コールド・リーディング:人の心を一瞬でつかむ技術
- コールド・リーディングのカラクリを明らかにした本
- 著者はコールド・リーディングの達人イアン・ローランド
さきほどご紹介した『なぜ、占い師は信用されるのか?』でも使われた『コールド・リーディング』の原点となった本です。
【コールド・リーディングとは…】
相手のことを言い当てているかに見せかける話術のこと。
一部の占い師や手品師がよく使う。
『コールド・リーディング』とは、それは占いで使われる詐欺的なテクニック
元々は占い師にダマされないことを目的にした本ですが、コールド・リーディングのカラクリをロジカルに明らかにした本ともなっています。
全465ページの専門書ですが、コミュニケーションにコールド・リーディングの知識を使ってみたい方は読んで損はありません。使い方のコツがわかります。
著者はコールド・リーディングの達人イアン・ローランドであり、イアンはコールド・リーディングの世界で最も有名な人物ですので信頼性は保証します。
コミュニケーション能力の本のおすすめランキング【正しい聞き方が身につくベスト1】
最後は『聞き方』についての本になります。
『話し方』や『伝え方』などと比べると、どこか軽視されがち『聞き方』ですが、経験的にコミュニケーション能力の有無を大きく左右する重要なスキルです。
<1>聞く力
- 150万部突破の大ベストセラー
- キャスターの阿川佐和子さんが著者
- 阿川さんが著名人との900回以上もの対談を通じて得た経験や出来事が書かれている
150万部を突破した大ベストセラー本です。
タレントであり、テレビのキャスターやアナウンサーのような仕事もされる阿川佐和子さんが著者の本となります。
本書はそんな阿川さんが数々の著名人との900回以上もの対談を通じて得た経験や出来事が書かれており、『聞き方』をはじめとしたリアルなコミュニケーションのあり方が勉強できます。
僕が本書を読んだのはちょうど大学生を卒業して社会人として働き出した頃でしたので、個人的にも思い出深い一冊です。
特に参考になったのは、『いい加減に「わかります!」と言わない』、『前もって質問を用意しすぎない』といったあたり。
当たり前のことのようで見落としがちなことなので、仕事をするうえで役立ちました。
さらに本書で紹介されている『オウム返し質問』は『メンタリストDaiGoの相手を意のままに操る「話し方」入門』でも出てくるテクニックなので、再現性が高いことも多く書かれています。
また今でこそテレビ番組での鋭いコメントや的確なツッコミが印象的な阿川さんですが、本書を読むとそんな阿川さんへの印象が良い意味で変わるかもしれません。笑
【コミュニケーション能力の本のおすすめ】心理学を大学で勉強した僕が読んで役立った本まとめ
冒頭でもお伝えした通り、コミュニケーション能力は総合的なスキルの集合です。
そのため、すぐには身につかないかもしれません。
ですが、コミュニケーション能力自体は一生役立つスキルであることは保証します。
人生をより良く生きるためにトレーニングだと思って、是非じっくりかつ確実にスキルを高めていって下さればと思います。
僕もまだまだ半人前なので、今でも本や経験を通じて、自分のコミュニケーション能力を鍛える日々を送っているところです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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