▼YouTube▼
パンぞう
トモヤ
結論からいうと、心理学的にプレゼントを渡すタイミングでおすすめなのは以下の3パターンです。
- 『会ってすぐ』・・もらってからの一日がハッピーになる
- 『盛り上がったとき』・・プレゼントをくれた相手に対して印象が残る
- 『別れ際』・・また会いたいと思われる
大切なことは、『相手にどう思われたいのか?』で3パターンをうまく使い分けること。
相手を驚かせる意味でサプライズをするのも悪くはないですが、渡すタイミングさえ覚えればサプライズは不要です。
そこで今回は、大学の研究で心理学を勉強した僕が経験談をお伝えさせて頂きます。
結果の保証はできませんが、無計画でいるよりは参考になるはずです。
- プレゼントを渡すタイミングで相手の印象が変わるワケ
- タイミング以外で注意すべきこと
その前に一つ注意点ですが、心理学的には、プレゼントは渡すタイミングよりも何を渡すか、の方がはるかに重要です。
プレゼント選びがまだの方は、まずはプレゼントを決めてから続きを見て下さいませ。
【プレゼント心理学】絶対に失敗しないプレゼントの選び方【1つだけ】
タッチ⇒移動する目次
プレゼントを渡すタイミング【3パターンの渡し方を使い分けよう】
それでは、ここからは冒頭でお伝えした以下のタイミングについてくわしくお伝えしていきます。
- 『会ってすぐ』・・もらってからの一日がハッピーになる
- 『盛り上がったとき』・・プレゼントをくれた相手に対して印象が残る
- 『別れ際』・・また会いたいと思われる
<1>会ってすぐ
まずは一つ目。
プレゼントを渡してからの時間を相手と楽しみたいときは、会ってすぐに渡しましょう。
なぜなら、心理学では『初頭効果』というものがあるからです。
【初頭効果とは…】
初めに好印象を与えることで、相手の好感度を上げることができるという心理学的法則。
▼初頭効果の具体例▼
【初頭効果とは?】心理学を大学で勉強していた僕がわかりやすく解説
初対面の印象が半年以上続いてしまうのは心理学的に有名です。
実はその理由は初頭効果によるものなんですね。
もしプレゼントを贈る相手と一日を過ごせることが決まっているなら、初頭効果を利用して最初に渡すのは良い方法です。
プレゼントを貰った相手は嬉しい気持ちで一日を過ごしてくれるからです。
パンぞう
最初にプレゼントを渡すときにサプライズをかねて渡すのも悪くありません。
しかし、サプライズをするのであれば相手が上機嫌のときの方がいいです。
不機嫌なときにサプライズをすると『何?』となりかねませんからね。笑
ナマケモノ君
トモヤ
またプレゼントを渡したら相手の反応を見るのも大切です。
心理学的に効果アリな相手の好意の見抜き方はこちらからどうぞ。
【好意のサイン】心理学が証明した本音の好意の見抜き方【3つだけ】
<2>盛り上がったとき
次は二つ目です。
プレゼントを渡す相手に『存在を印象付けたい』ときは、相手のテンションが上がっているときに渡すのが効果的となります。
これはダニエル・カーネマン博士という心理学者の有名な理論である『ピークエンドの法則』を利用した渡し方です。
【ピークエンドの法則とは…】
人が最も印象に残る出来事は、一番盛り上がったとき(ピーク)と別れ際(エンド)という心理学的理論。
一番盛り上がったときであれば、何でも構いません。
『美味しいものを食べたとき』
『景色のいい場所を訪れたとき』
相手の顔色を見て、『ここだ!』というタイミングを見つけることが大切です。
プレゼントを渡すときに試してみましょう。
ナマケモノ君
トモヤ
【好意のサイン】心理学が証明した本音の好意の見抜き方【3つだけ】
<3>別れ際
そして最後の三つ目。
プレゼントを渡す相手に『また会いたい』と思わせたいときは、別れ際に渡しましょう。
プレゼントを別れ際に渡すことで、相手は『また会いたいな!』と思います。
これは先ほどの『ピークエンドの法則』を利用した例です。
別れ際をうまく演出することは心理学的にも理に適っているんですね。
また、別れ際に相手が笑顔になるのであれば、渡すものはプレゼントでなくても効果的です。
しかし、プレゼントは形として残るので記憶に残りやすいです。
パンぞう
渡された側はプレゼントを見るだけで嬉しい気持ちを何度も思い出せます。
その点でも形のあるプレゼントを渡すことは効果的といえるんですね。
『終わり良ければすべて良し』というのは心理学的にも正しいのかもしれません。
【好意のサイン】心理学が証明した本音の好意の見抜き方【3つだけ】
プレゼントを渡すタイミングや渡し方以外に大切なこと【3つ】
パンぞう
トモヤ
- 身近な場所で渡す
- メッセージを書いて渡す
- プレゼントを包むものは暖色にする
ここからの話はさきほどまでのタイミングと組み合わせて使えば効果が倍増します。順にくわしくお伝えしていきます。
①身近な場所で渡す【気軽に行けるところが良い】
プレゼントを渡す場所は『身近な場所』がオススメです。
これには、心理学でいう『トリガー』が関係しています。
【トリガーとは…】
ある特定の行動を場所などと組み合わせることで感情を引き出す仕組みを作ること。
ナマケモノ君
トモヤ
例えばですが、懐かしい場所を訪れたときに昔の記憶を思い出した経験はありませんか?
これが先ほど話した『トリガー』の正体です。
トリガー(trigger)は日本語で『(銃などの)引き金』を意味しますが、場所を訪れて記憶の引き金が引かれたことを表します。
となれば、プレゼントを渡すときは、特別な場所ではなくて身近な場所にした方が良いのは明らかです。
身近な場所でプレゼントを渡せば、もらった相手はその場所に来るだけで、『受け取ったときの嬉しかった感情』をいつまでも思い出すことができるということになります。
よくありがちなのが、夜景が見えるロマンチックな場所や行き慣れない高級店、旅先などでプレゼントを渡す場合。
渡し場所を特別な場所に選ぶのはダメです。
再びその場所を訪れて嬉しい感情を引き出すのが難しくなるからです。
プレゼントを渡した相手と長く良い関係を続けたいならオススメはできません。
プレゼントを渡す場所は渡すタイミングと同じくらい重要です。
『プレゼントは身近な場所で渡す』ことは忘れないようにしましょう。
パンぞう
②プレゼントはメッセージ付きで渡す【できれば自分の字で書く】
相手に渡すプレゼントと一緒に『メッセージカード』を入れることも効果的。
理由は単純ですが、温かみが増すからです。
直接渡しても良いですが、プレゼントと一緒にしのばせておくのも良いですね。
特にメッセージは自筆で書くことが大切です。
『字が汚いから無理…』と話される方がいますが、そんなことはありません。
『一生懸命書いた』事実が伝われば相手は嬉しいものです。
また、文字にして渡せば、普段いえないようなことも書けてしまいませんか?
ナマケモノ君
それでも照れくさい方は、感謝の気持ちを一言添えたメッセージカードを渡すだけでも十分効果的です。
見て読んで楽しめるプレゼントであれば、一度に二度楽しめますよね。
③プレゼントを包むものは暖色系の色にする【青色はNG】
プレゼントを包む箱や紙は、赤やオレンジ系統の暖色を使いましょう。
暖色系の色は『色彩心理学』では暖かな印象を与えることができるからです。
【色彩心理学とは…】
色が心理的にどんな印象を与えるのかを明らかにした学問のこと。
【モテる色】大学で心理学を勉強した僕が4色を厳選【男女共通】
相手の好きな色を知っているのであればその色を使うのも良いです。
しかし、青色はあまりオススメできません。
なぜなら、青色は見ている方に冷たい印象を与えてしまう恐れがあるから。
その点で暖色系であれば見た側は暖かな印象を持ちます。
プレゼントをもらってほっこりした気持ちになるんですね。
【プレゼントを渡すタイミング】心理学的に効果的な渡し方まとめ
- 『会ってすぐ』・・もらってからの一日がハッピーになる
- 『盛り上がったとき』・・プレゼントをくれた相手に対して印象が残る
- 『別れ際』・・また会いたいと思われる
- 身近な場所で渡す
- メッセージを書いて渡す
- プレゼントを包むものは暖色にする
今回は心理学を使って相手に喜ばれるプレゼントの渡し方についてお伝えさせて頂きました。
もちろんここで話したことを実践すればうまくいくのかはやってみないとわかりません。
しかし、サプライズと違って手間はかからないので個人的にはオススメです。
プレゼントをもらったときの相手の喜ぶ顔を思い浮かべて、プレゼントの渡し方を是非工夫してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございました。
関連ページ
▼YouTube▼
【好意のサイン】心理学が証明した本音の好意の見抜き方【3つだけ】
【心理学の本のおすすめ】大学で心理学を勉強した自分が読んだ面白い良書たちをランキング
【プレゼント心理学】絶対に失敗しないプレゼントの選び方【1つだけ】
【モテる色】大学で心理学を勉強した僕が4色を厳選【男女共通】