『ピーターパン』物語のあらすじを簡単に短く要約【ピーターパン雑学も2つご紹介】

ピーターパンのシルエット

名作童話:『ピーターパン』のご紹介です。

あらすじは読み聞かせができるようにまとめています。参考にして下さいませ。

このページでわかること
  1. ピーターパンのあらすじ要約
  2. 雑学
  3. 参考文献

『ピーターパン』物語のあらすじを簡単に短く要約【童話】

あらすじと作者紹介です。

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物語:永遠に大人にならないピーター・パンとの冒険

ピーターパン

ロンドンじゅうよん番地ばんちのダーリング

そこには、ウェンディというしょうじょと、そのおとうとのジョンとマイケルがらしていました。

りょうしん出掛でかけたあるよるのことです。

子供こども部屋べやまどから、突然とつぜんピーター・パンがいえなかはいってきました。

ちいさな妖精ようせい:ティンカー・ベルも一緒いっしょです。

 

ピーターは、「このまえいていった自分じぶんかげもどしにたのに、くっつかない」といています。

そんなピーターをて、ウェンディはかげをぬいつけてあげました。

そこでウェンディはピーターに年齢ねんれいきましたが、ピーターはつぎのようにこたえました。

 

らない。ぼくまれたしたんだ。大人おとなになんか、なりたくないからね」

ピーターはウェンディたちをれて夜空よぞらち、おとぎのくに:『ネバーランド』へとかいました。

 

ネバーランドでは、迷子まいごたちや海賊かいぞく、アメリカインディアン、けものたち、ワニ、迷子まいごたちのじゅんで、グルグルといかけまわっています。

海賊かいぞく悪党あくとう:フックせんちょう右腕みぎうでには、てつのかぎがついていました。

ピーターにうでられ、ワニにべられたからです。

それ以来いらい、フックせんちょうはワニにいかけられるようになっています。

しかし、ワニは時計とけいんでいたため、”チクタク”というおと合図あいずに、フックせんちょうはいつもすことができました。

 

フックせんちょうにとって、ピーターはとてもにく相手あいてです。

 

ピーターと迷子まいごおとこばかりの六人ろくにんらしているいえに、ウェンディたちはくわわります。

ウェンディはみんなにとってのおかあさんのような存在そんざいとなりました。

 

ところが、あるときウェンディたちは、フックせんちょうたちにつかまってしまいます。

そして、処刑しょけいされようとしたそのとき。

 

“チクタク”と時計とけいおとこえてきました。

フックせんちょうはワニがたとおもったので、そのからとっさにします。

ところが、じつは”チクタク”とこえた時計とけいおとしょうたいは、ピーターでした。

ピーターが、時計とけい真似まねしてしたおとだったのです。

時空間

ピーターたちは、海賊かいぞくたちを次々つぎつぎたおしていきます。

最後さいごはピーターとフックせんちょう一対一いったいいちです。

ついにピーターにめられたフックせんちょうは、うみみ、ワニのくちなかへとちていったのでした。

 

海賊かいぞくたちの海賊船かいぞくせんり、ウェンディとおとうとたち、迷子まいごたちは、じゅうよん番地ばんちいえへとかえりました。

子供こどもたちがもどると、おかあさんもおとうさんもいぬのナナもおおよろこびです。

迷子まいごたちを家族かぞくむかれたおかあさんは、ピーターのこともさそいます。

しかし、ピーターはつぎのようにこたえるのでした。

 

「とんでもない。大人おとなになんか、なりたくないね」

 

わりにピーターは、はるおお掃除そうじのときだけウェンディをむかえにることを約束やくそくしました。

しかし、ピーターはそのことを度々たびたびわすれてしまっていました。

そしてそのあいだに、ウェンディは大人おとなになっていきます。

 

つぎにネバーランドをおとずれるのは、ウェンディのむすめであるジェーンのばんです。

子供こどもたちが陽気ようき邪気じゃきでいるかぎり、ピーター・パンはいつまでもやってるのです。

(おわり)

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作者:ジェームズ・マシュー・バリー

作者:ジェームズ・マシュー・バリー(1860~1937年)

イギリスの作家として活躍。

空想とユーモア溢れる作品が特徴でした。

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ピーターパン雑学

最後はピーターパンにまつわる雑学です。

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『ピーターパン症候群』の由来となった

『ピーターパン症候群』とは、『大人の年齢なのに、精神的には子供のまま』という意味を持つ言葉です。『ピーターパン・シンドローム』とも呼ばれています。

アメリカ合衆国の心理学者カイリーが説いたもので、「大人へ成長することを拒む男性」をさす。

ピーターパン症候群とも訳す。

年齢的には大人でも、心理的に少年のままの人間的に未熟な男性を、永遠の少年ピーターパンにたとえたもの。

(『倫理用語集』3ページ ピーターパン=シンドローム より)

言動や性格にどことなく子供っぽさが見られる大人など、広い意味で使われているようです。一種の心理現象にも近いのかも…しれません。

なお、名称の通り、この言葉の由来はここでご紹介した童話:『ピーターパン』にあります。

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また参考までに上記でもご紹介させていただいた『倫理用語集』では、この『ピーターパン症候群』が次のようにも解説されていました。

家庭内の不和などに起因し、孤独に脅えつつ、自分を愛するナルシズムや、他者に甘える依存的な面があり、また無責任で反抗的な面ももつ。

(『倫理用語集』3ページ ピーターパン=シンドローム より)

【『倫理用語集』:第2版】面白く、お手頃さに似つかない充実度【万人にとって価値ある一冊】【『倫理用語集』:第2版】面白く、お手頃さに似つかない充実度【万人にとって価値ある一冊】

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そもそも妖精とは何か?

白百合女子大学大学院児童文学専攻(当時)のいけおうさんは、本作に登場するティンカー・ベルをはじめとした『妖精』について、次のように解説して下さっていました。

現実には存在しない想像上の生き物で、一般に超自然的な能力を有する。

ケルト神話などの主としてヨーロッパの伝承文学に登場し、容姿・起源・属性等は多彩で、その種類も豊富である。

シェークスピアをはじめとした多くの作家たちは、伝承世界の妖精像を土台にした独自の妖精を創造し、現代でも『砂の妖精』(E・ネズビット)のサミアドや『ピーター・パン』(J・M・バリー)のティンカー・ベル等、多種多様な妖精像が形成されている。

(『童話学がわかる』168ページ より)

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『ピーターパン』物語のあらすじを簡単に短く要約【ピーターパン雑学】まとめ

童話:『ピーターパン』は、ユーモアな世界観を背景にして、子供心がくすぐられるような物語となっていました。

『ピーターパン症候群』はじめ、その物語から誕生した雑学も存在しています。

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参考文献

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