パンぞう
トモヤ
結論からいいます。
機械設計の仕事はなくなりません。
理由は以下の2つです。
- 世の中から機械はなくならない
- AI(人工知能)には限界がある
一つ目は現役の機械設計エンジニアとして意見。
二つ目はAI(人工知能)プログラミングを勉強している立場からの意見です。
なので主張に対しては自信があります。
- 機械設計が絶対になくならない理由
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機械設計はなくなる?現役エンジニアがなくならない理由を2つあげてみる
冒頭でお話しした通り機械設計の仕事がなくならない理由は以下の2つです。
- 世の中から機械はなくならない
- AI(人工知能)には限界がある
上記について順にご説明させて頂きます。
<1>世の中から機械はなくならない
そもそもですが世の中から機械がなくなることはないです。
人の日常に機械が溶け込んでいるのがその理由。
例えば以下にあるのは数ある機械の一例です。
- 自動車
- ロボット
- スマホ
- 家電製品
機械というのは人力以外で動くモノのこと。
つまり広い意味で上記は機械になります。
いうまでもなく日常から切っても切り離せない機械ばかりですよね。
ちなみに僕は自動車部品や設備の設計をしていますが…。
上記のような機械を必要とする人がいる以上はエンジニアの仕事がなくなることはありません。
なので機械設計の仕事は将来的にも存在し続けます。
<2>AI(人工知能)には限界がある
心配する人
機械設計の仕事自体はなくならなくても人工知能(以下AIとする)の進化に心配する方がいるかもしれません。
しかし、これも大丈夫です。
機械設計の仕事がAIに奪われる可能性はゼロです。
なぜなら、現在のAIの技術では人間の本能や感情を根本的に理解することはできないからです。
現在出回っているAIで最も優秀なのは『ディープラーニング』という機械学習の一種。
自動車の自動運転や防犯カメラなどの物体検出に使われている技術です。
もちろんディープラーニングは画期的かつ優秀です。
しかし、ぶっちゃけてしまうと現在のAIはディープラーニングを含めてですが数あるサンプルを学習しているに過ぎません。
人と親密なコミュニケーションを取るAIは今の技術では到底不可能です。
ターミネーターやドラえもんは生まれないでしょう。
しかも多くの機械設計エンジニアには顧客や部署内外での密なコミュニケーションが求められます。
なので『人』としての役割が求められる機械設計エンジニアの仕事はまだまだ奪われません。
顧客の要望をヒアリングして図面を作る仕事はAIにはまだまだ不可能なんですね。
とはいえ、今後AIは2030年あたりまでに人の言葉を徐々に理解し出すといわれています。
エンジニアとして働くのであればスキルは重要です。
しかし、それ以上に人と仲良くできるコミュニケーションスキルを磨いておくことがより重要になるのはいうまでもありません。
機械設計はなくなる?のまとめ
いかがだったでしょう。
機械設計の仕事はなくなるどころか人手不足が深刻です。
海外からエンジニアを雇っている現状を僕は何度も目にしてきたからです。
なので機械設計エンジニアの需要はこの先も存在し続けると思いますよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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