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【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
結論からいうと、公文とチャレンジ(進研ゼミ)にはまったく違う特徴があります。
以下が理由です。
月謝の安さ | 勉強範囲の広さ | 自主性を伸ばしたい | すぐ成績を上げたい | 受験対策の有無 | |
---|---|---|---|---|---|
公文 | X | X | 〇 | 〇 | X |
チャレンジ | 〇 | 〇 | X | △ | 〇 |
※表は左右に動きます
僕は公文で講師をした経験があり、チャレンジ(進研ゼミ)は子供だったときに実際に習っていました。
今回は、そんな僕が公文とチャレンジ(進研ゼミ)の特徴を徹底比較していきます。
あくまで僕の個人的な意見にはなりますが、公文とチャレンジ(進研ゼミ)を中心に習い事選びを考えている方には参考になるはずです。
- 【くわしい内容】公文とチャレンジ(進研ゼミ)の違いについて
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【公文とチャレンジ(進研ゼミ)を比較】参考になる5つの違い
冒頭でお伝えした通り、公文とチャレンジ(進研ゼミ)の違いは以下の5つになります。
月謝の安さ | 勉強範囲の広さ | 自主性を伸ばしたい | すぐ成績を上げたい | 受験対策の有無 | |
---|---|---|---|---|---|
公文 | X | X | 〇 | 〇 | X |
チャレンジ | 〇 | 〇 | X | △ | 〇 |
※表は左右に動きます
細かく分ければもっと違いはありますが、大きく分ければ上記の5つだけです。
そのため、公文とチャレンジ(進研ゼミ)の違いを知るには上記5つのポイントをおさえて頂ければ十分。
それでは順にお伝えしていきます<(_ _)>
<1>月謝を安くするならチャレンジ(進研ゼミ)
まず月謝の安さでいえば圧倒的にチャレンジ(進研ゼミ)です。以下をご覧下さいませ。
- 公文⇒月7,150円
- チャレンジ⇒3,680円
※公文は東京都・神奈川県以外の教室が対象
※チャレンジ(進研ゼミ)は毎月払いを対象
上記の通りですが、公文の月謝はチャレンジ(進研ゼミ)のほぼ倍。
しかも公文は1教科のみの月謝なので、2教科勉強すると月謝は倍になります。
一方でチャレンジ(進研ゼミ)は算数と国語と英語が勉強できるのが特徴です。
さらに一括払いにすればさらに安くなるので、月謝面ではチャレンジに分があるのは間違いありません。
保護者
トモヤ
以下の通りですが、公文は月謝が高いといえども、子供の学年が上がっても月謝に変わりはありません。
しかし、チャレンジ(進研ゼミ)は学年が上がると月謝も少しずつ上がっていきます。
- 公文⇒月7,150円
- チャレンジ⇒6,440円
小学六年生にもなると、公文とチャレンジ(進研ゼミ)の月謝にはさほど違いはなくなります。
とはいえ、繰り返す通り、公文の月謝はあくまで1教科のみの話です。
小6のチャレンジ(進研ゼミ)では、算数と国語と英語に加えて理科と社会、プログラミング的思考を高める勉強もできて上記の月謝。
そのため、学年が上がってもチャレンジ(進研ゼミ)の方が月謝がお得なのは間違いありません。
しかもチャレンジ(進研ゼミ)では、友達紹介や兄弟紹介をするとプレゼントがもらえるなど何かとお得な制度もあります。
紹介制度が一切ない公文とは大きな違いです。
<2>勉強できる範囲はチャレンジ(進研ゼミ)の方が広い
公文とチャレンジ(進研ゼミ)には、勉強できる教科の数や内容にも違いがあります。
以下の通りですが、チャレンジ(進研ゼミ)の方が広い範囲を勉強可能です。
算数 | 国語 | 英語 | 理科 | 社会 | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|
公文 | 〇 | 〇 | 〇 | X | X | 〇 |
チャレンジ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※表は左右に動きます
しかも公文では、算数は計算問題が中心なので、図形問題は一切勉強できません。
文章問題もほとんど勉強しないのが現実です。
【公文のメリットとデメリット】公文で働いた自分が解説する【暴露】
一方でチャレンジ(進研ゼミ)は主要5教科に加えてプログラミング的思考を高める勉強もできます。
勉強できる教科数と内容では、チャレンジ(進研ゼミ)の方が豊富といえます。
ちなみにですが、チャレンジ(進研ゼミ)は、特定の教科のみ勉強することは認められていませんのでご注意を。
しかし、勉強しない選択はできるので安心です。
僕もチャレンジ(進研ゼミ)を習っていたときに一切勉強しない教科がありましたが、特に何も言われませんでしたので。笑
<3>自主性がないなら公文が良い
とはいえ、子供に自主性がないなら、チャレンジ(進研ゼミ)よりも公文です。
なぜなら、通信学習のチャレンジ(進研ゼミ)に比べて、教室学習の公文は勉強への強制力があるからです。
僕も経験がありますが、チャレンジ(進研ゼミ)は決まった時間に教室に行くわけではないので、ある程度自主性がないとサボりがちになります。
親が子供に勉強するよう働きかけるなら話は別ですが、日頃忙しい方の場合はそうはいきません。
どうしてもコスパが悪くなりがちです。通信学習全般にいえることですが。
一方で公文は決まった曜日と時間に勉強する必要があるため、自主性がない子供でもサボることはほとんどありません。
しかも公文は生徒の自主性を伸ばすことを教育の理念としている塾です。
【『公文は効果なし』なのは間違い】進学塾と公文の元講師の自分の話
なのでもしご自身のお子さんが赤ちゃんならまだしも一切自主性のないタイプであれば、公文に通って自主性を高めるのもアリだと思います。
<4>効率良く成績を伸ばすなら公文
次は成績面ですが、効率的に成績を伸ばしたいなら、チャレンジ(進研ゼミ)よりも公文だと思います。
公文には通信講座のチャレンジ(進研ゼミ)と違って講師がいるためです。
なので公文ではもしわからない問題が出ても講師にすぐ質問することが可能です。
対してチャレンジ(進研ゼミ)は通信教育になるので、わからない問題があっても基本は自力で解かなければなりません。
教材にQ&Aはありますが、子供によっては一問解くだけでも時間がかかってしまうこともあるはずなので、効率的に勉強が進むとは思いません。
通信教育にありがちなデメリットです。
ちなみに公文の講師は生徒に付きっきりで勉強を教えるわけではないですが、それでも生徒のことをほったらかしにすることはありません。
【公文と塾の違い】公文と進学塾で講師だった自分がお伝えします【どっちが良い?】
僕も公文で講師をしていたときは、生徒からの質問にはきちんと対応していました。
ですが、講師が近くにいる環境にいれば必ず成績が伸びるわけではありません。
チャレンジ(進研ゼミ)でもグングン成績を伸ばす生徒はいるはずなので、ここでの話はあくまで僕の個人的な意見になります。
<5>中学受験するならチャレンジ(進研ゼミ)
そして最後ですが、中学受験する予定があるなら、公文よりもチャレンジ(進研ゼミ)にすべきです。
チャレンジ(進研ゼミ)には中学受験対策講座が用意されていることが理由となります。
受験対策講座は通常コースとは別料金になりますが、一方の公文は中学受験対策自体が一切できません。
なので受験対応の有無という意味でチャレンジ(進研ゼミ)の方に分があるのは事実。
僕が公文で働いていたときも、中学受験をする生徒は他塾に移る傾向がありました。
チャレンジ(進研ゼミ)に移った生徒がいるかは不明ですが、中学受験をするなら、きちんと受験対策ができる塾に行くのは当然。
その意味では、チャレンジ(進研ゼミ)で中学受験対策をするのは悪い選択ではありません。
公文とチャレンジ(進研ゼミ)を比較まとめ
月謝の安さ | 勉強範囲の広さ | 自主性を伸ばしたい | すぐ成績を上げたい | 受験対策の有無 | |
---|---|---|---|---|---|
公文 | X | X | 〇 | 〇 | X |
チャレンジ | 〇 | 〇 | X | △ | 〇 |
※表は左右に動きます
公文とチャレンジ(進研ゼミ)にはまったく異なる特徴があります。
とはいえ、どちらが良いかどうかは人それぞれ。
もし塾選びで迷われた方は、今回の内容を一つの参考にして頂ければと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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