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【工業高校と高専の違い】工業高校出身で現役エンジニアの僕が徹底解説

学校の教室

パン蔵

工業高校と高専って何が違うんだろう?
高専のことがよくわからないなぁ…

ナマケモノ君

HARU

まず、卒業までにかかる年月が違うよ!

工業高校が卒業までに3年かかるのはご存じかと思いますが、高専は卒業までに最短で5年かかります。

さらに高専は「専攻科」といって卒業せずに2年延長できる進学制度もあるため、計7年通うこともできます。

長い…小学校だって6年間なのに…

ナマケモノ君

これだけでも高校と高専では大きく違いますが、他にも3つ大きな違いがあるんです。

工業高校と高専の違い【ポイントは3つ】

HARU

工業高校と高専の違いは3つあります!

僕はエンジニアとして働いていたときに高専出身の同期がいたため、高専の話はよく聞いていました。

ここでは、そのときの経験を元にお話しさせて頂きます。

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①入学する難しさが違う

工業高校と高専では入学する難しさがまったく違います。

その学校によりますが、工業高校は一般的に偏差値が低いため、勉強ができなくても入学しやすいです。

遊ぶ学生【工業高校の偏差値が低い2つの理由】卒業生が正直にぶっちゃけてみる

その点で高専の偏差値はとても高いです。学校によっては偏差値60越えしている高専もあります。

普通科の進学校と同じレベルにあることも珍しくないんですね。

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②授業のレベルが違う

高専では大手企業出身の教員が授業をしていることも多いため、授業のレベルはとても高いです。

そのため、専門科目の授業においては、工業高校は基礎を学ぶのに対し高専では仕事に役立つような実践的な内容を学びます。

HARU

僕の会社員時代の高専出身の同期は例外なく全員が優秀だったよ!

パン蔵

卒業してすぐに即戦力として働けるんだね!

将来専門的な仕事をしたい方にとって、高専はとてもオススメできる学校といえます。

しかし、高専では留年率が高いのも特徴的です。

よほど専門的な学びをしたい方でないと、授業の難しさから挫折してしまうかもしれません。

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③校風が違う

高専は工業高校に比べて「大学に似た位置付け」になるため、比較的自由に過ごせます。

これはあくまで僕が高専出身の知人に聞いた話になりますが、「高専は教員に怒られることが少ない」ようです。

というのも、授業をサボったり、授業中に寝ていても教員から怒られなかったとのこと。

なんだかラクそうだね♪

ナマケモノ君

パン蔵

サボってばかりだと留年するよ!

たまたまその高専がそうだっただけかもしれませんが、これは大学に似た校風だと感じます。

一方で「高校教師は生徒にとっての保護者」のような意味合いもあるため指導には厳しいです。

特に工業高校は荒れている学校もあります…。

学校に落書き【工業高校はヤンキーが多い理由】工業高校は不良が多い説を立証した

どちらが生徒にとって合うのかは人それぞれですので、どちらが良いというのはハッキリとはいえないところです。

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工業高校と高専の違い【高専の2つの問題点】

当ブログでは工業高校の問題点については散々書いているため、今回は僕が客観的に見た高専の問題点について書いてみたいと思います。

僕は高専出身者ではないためあくまで個人的な感想になりますのでその点はご了承下さい。

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①選択肢が狭くなる

高専は大手企業出身の先生方から専門的な授業を受けることができますが、専門的過ぎて潰しが効かなくなる可能性があります。

例えば、工業高校や大学では専門科目以外にも基礎科目や他学科科目の勉強もします。

僕は大学では工学部専攻でしたが、人が使いやすいモノを考える上で心理学を他学科履修したことはとても役に立ちました。

勉強に限りませんが、専門科目以外を勉強しておくと就職のときや転職のときに視野が広がるのは間違いないです。

その点で高専でも基礎科目や他学科科目の勉強はしますが、3年次からはほとんど専門科目しか勉強をしません。

自分が高専で学んでいることを一生の仕事としたいのであれば良いですが、個人的にはそうでない方の方が多いはずです。

つまり、よほど専門的な仕事がしたい方以外はあえて高専に行くことはあまりオススメできません。

あくまで僕の意見ですが…。

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②マンネリ化しやすい

冒頭でもお話ししましたが、高専は卒業までに最低5年間かかります。

生徒数が少ない場合はクラス替えもなく、ほぼ同じ学生と毎日顔を合わせることになります。

高専出身の知人は「めちゃくちゃマンネリする…」と話していました。

代わり映えしないなぁ…

ナマケモノ君

新しいチャレンジをしたり新しい出会いをすることは人が成長する上で必要なことです。

その点で高専はマンネリ化しやすい環境なのかもしれません。

もしかしたら高専が留年しやすい理由もこういったことが関係しているのかもしれませんね。

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工業高校と高専の違いはその道のプロになりたいかどうか

パン蔵

工業高校と高専なら結局どっちがオススメ?

HARU

技術を仕事にすることを決めているなら高専がオススメだよ!

繰り返しますが、高専で学べることはレベルが高いです。

技術者として働く以外に選択肢を持っていない方は高専に行けばとても力が付くはずです。

逆に言えば、技術を100%仕事にするかはわからない方は工業高校が良いかと思います。

もしくは、「なんとなくモノづくりに興味がある」方も留年を気にせずに基礎からじっくり学べる工業高校をオススメします。

校舎工業高校とは?卒業生がどこよりもわかりやすく解説してみた

ブログを読んで頂けたのならご理解頂けたと思いますが、高専はとても特殊な場所です。

高専で学べることしか仕事にしたくない方以外はあまりオススメできない、というのが僕の意見になります。

僕はモノづくりになんとなく興味があるだけだから工業高校に行こうかな!

ナマケモノ君

パン蔵

僕はどうしてもエンジニアになりたいから高専にするよ!
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工業高校と高専の違いまとめ

いかがだったでしょう。

多少なりとも工業高校と高専の違いについて参考になったことがあれば嬉しく思います。

個人的には工業高校と高専のどちらにも良さがあるため、もしどちらにしようか迷われている方は何を優先するべきかを考えた上で決断されると良いかと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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