パンぞう
トモヤ
トモヤ
結論からいうと工業高校から難関大学に行くことは可能です。
僕が通っていた工業高校は偏差値30ちょっとでしたが…。
誰もが知っている難関国立大学に進んだ方もいましたので。
なので少なくともMARCHあたりなら努力次第で誰でも狙えると思います。
【MARCH(マーチ)とは…】
M:明治大学、A:青山学院大学、R:立教大学、C:中央大学、H:法政大学のこと。
僕も工業高校出身の進学組です。
偏差値でいうと60前後の大学なので難関とはいえませんが…。
とはいえ、推薦ではなく一般入試で進学しました。
なので進学についてのお話は多少なりともお伝えできるかと思います( ̄^ ̄)ゞ
- 工業高校から難関大学に行く方法
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工業高校から難関大学を目指すうえで知っておきたい3つのこと
まずは工業高校から難関大学を目指す方が知っておきたいことについてです。
結論からいうと以下の3つですが…。
- 合格するのは難しいという事実
- 受験先は早く決めた方が良い
- 教科書を揃える必要アリ
どれも大切なことなので順にお話ししていきます。
<1>合格するのは難しいという事実
そもそもの話ですが、工業高校から難関大学に行くのは難しいです。
工業高校は普通科高校とは授業内容が違います。
受験に対応した授業が受けられないんです。
例えば理系大学に進むのであれば数学はIII・Cという分野まで習う必要がありますが…。
工業高校ではIII・Cはほとんど習いません。
英語や物理といった科目も受験に役立つ内容は学べないです。
なので僕も授業はテキトーに聞いて受験勉強をしたこともあります。笑
あまりやると先生方から怒られるのでおすすめしませんが…。
しかも工業高校では実習があります。
【実習とは…】
学科独自の授業のこと。
機械科であれば溶接などがある。
勉強ばかりではないのが工業高校の良さですが…。
工業高校の生徒が実習をしている時間に普通科高校の生徒は勉強をしているわけです。
大学受験において実習の存在がハンデになるのは間違いないですよね。
もちろん大学受験は本人の努力次第。
しかし、難関大学に進学するためには勉強漬けの日々を送る普通科高校の生徒との競争になります。
合格するのは簡単ではないです。
<2>受験先は早い段階で決めるべき
難関大学に進みたいのであれば、早い段階から志望校を決める必要があります。
なぜなら、受験する大学によって対策が変わってくるからです。
例えば国公立であれば原則として5教科を勉強する必要があります。
MARCHをはじめとした私立大学も独自の対策が必要になりますね。
なのでMARCH以上の大学に進みたいのであれば、一日でも早く志望校をしぼる必要があるんです。
受験は時間との闘いでもあるということですね。
<3>教科書を揃える必要アリ
最後は意外に知られていないことですが…。
工業高校の教科書は普通科の教科書とはまったく違います。
しかも工業高校の授業で使う教科書のレベルは普通科高校よりも落ちます。
なので受験対策するうえで普通科と同じかそれ以上のレベルの教科書を揃える必要があるんです。
僕も大学受験をするにあたっては普通科の友人に教科書をもらいました。
進学校の生徒は教科書以上の内容を自主学習しているので、教科書を不要だと感じている方もいるみたいです。
なので可能であれば普通科高校の生徒に教科書をゆずってもらうといいですよ。
もしアテがないなら書店に出向けば買うことも可能です。
教科書は科目を順序立てて学ぶことができます。
下手に難しい参考書を買うよりも学校の教科書は役立ちますよ。
経験的にも持っておいて損はないです。
工業高校から難関大学へ行くための対策法
先ほどお話ししましたが…。
難関大学といっても国公立や私立大学、文系か理系かによって勉強法は違います。
なのでここで僕が勉強法をお話ししたところであまり参考にはなりません。
そこで、ここでは工業高校から難関大学へ行くためにやっておくと良い対策法についてお話しします。
難関大学を目指すすべての方に当てはまる内容です。
僕の経験談でもあるので参考にして下さいませ。
やっておくと大学合格への道がグッと近づきますよ( ・ㅂ・)و ̑̑
模試はゼッタイに受けるべき
まずは模試を受けること。
難関大学を目指すのであれば必ず受けましょう。
声を大にしていいますが、合格するためには模試は欠かせません。
ナマケモノ君
トモヤ
【模試とは…】
受験生が一斉に受けるテストのこと。
現時点での志望校への合格率がわかる。
模試は全国の受験生の中で自分の学力がどの程度なのかを知ることができます。
〇〇大学の合格率Cとかいう感じです。もちろん順位も出ます。
模試は合格率や順位がハッキリ出るだけでなく、科目別の得点比率も出るのが特徴です。
受験の対策を立てるためにも受けることは必須なんですね。
とはいえ、模試は普通科高校では半強制的に受けさせられますが…。
工業高校ではほとんど受ける生徒はいないはず。
予備校などで申し込むことができるので是非受けてみて下さい。
年に何回も実施されています。
ちなみに僕は河合塾の模試をよく受けていました。
学校の先生に教えてもらおう
難関大学に行くための対策法の2つ目は、学校の先生に教えてもらうことです。
ぶっちゃけ工業高校の授業のレベルは低いかもですが…。
それでも授業を教える先生方は大学を卒業して教職課程を経た方々です。
受験においては知識があるはずなので、頼れるところは頼りましょう。
僕も数学でわからないところはよく工業高校の先生に聞きにいっていました。
おすすめの参考書も頂けたので今振り返ると感謝の気持ちでいっぱいです。
なので言葉は悪いかもですが、学校の先生は利用できるだけ利用しましょう。
それに工業高校にも難関大学出身の方がいるかもしれません。
役立つ情報がもらえるかもです。
繰り返しますが、受験は時間との勝負でもあります。
効率面を考えてもイチから独学で勉強するのはあまりおすすめできないです。
勉強場所を変えるのは大事
最後の対策法としておすすめなのが勉強場所を変えることです。
これは僕の経験でもありますが…。
たまには刺激のある場所で勉強することも大切ということです。
例えば、図書館では普通科高校の生徒も多く自習をしているはずです。
周りが必死に勉強している環境に身を置くと自然とやる気が湧いてきます。
工業高校は大学受験する生徒がそもそも少ないです。
なので普通科高校の生徒がいる環境で勉強するのは刺激になるんです( ・ㅂ・)و ̑̑
僕も受験生のときは何度か図書館で勉強していました。
受験勉強は大変なので、自分のやる気をうまくコントロールすることも必要なんですね。
工業高校から難関大学のまとめ
いかがだったでしょう。
繰り返しますが工業高校から難関大学に行くことは可能です。
しかし、とても難しいのもまた事実です。
とはいえ、勉強することは悪いことではありません。
結果がどうなろうとも自分で試行錯誤しながら努力した経験は無駄にはならない、と僕は思います。
もし目指されるようならお身体だけには気を付けて取り組んで下さいませ。
この場を通じてになりますが応援しています<(_ _)>
最後までご覧頂きありがとうございました。
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