パンぞう
トモヤ
『工業高校に行くと人生終了』
『バカしかいない工業高校は行く価値なし』
僕は工業高校生だったとき、周りから散々なことをいわれました┗(^o^ )┓笑
しかし、そんな工業高校生だった僕は現在エンジニアとして働いています。
工業高校での経験が今につながっているのは間違いありません。
なので今回は工業高校生の将来について。
工業高校出身の僕の経験談をお話しさせて頂きますね( -`д-´)キリッ
- 就職した場合の将来
- 進学した場合の将来
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工業高校の将来【就職したバアイ】
まずは工業高校を卒業してすぐに就職する場合について。
工業高校では学科によっては7~8割は卒業したら就職します。
僕がいた工業高校でも就職する生徒が多かったですね。
とはいえ、僕は工業高校から大学進学した人間です。
なのでここでの話は現役エンジニアとしての社会人の立場からお話ししますね<(_ _)>
年収は大卒には勝てない
いきなり悪いことになりますが…。
工業高校から高卒で就職したら大卒に給料で勝つのは難しくなります。
日本には大卒を高卒よりも無条件で評価する謎ルールがあるからです。
【高卒で就職するメリット&デメリット】社会人の僕が現実を伝えたい
もちろん頑張れば出世は可能ですが…。
製造業であれば良くて工場長止まりです。
間違っても研究開発部門のトップには立てません。
とはいえ、工業高校から就職することにはメリットも多くあります。
『成績さえ良ければ大企業に行ける』、『求人への応募は学校がやってくれるので就活する必要がない』など。
しかし、高年収を望むなら高卒である限り期待できません。
僕のエンジニアの先輩にも高卒の方がいましたが、仕事がいくらできても出世コースに乗ることはできていませんでした。
会社から大事にされやすい
とはいえ、工業高校から就職することは悪いことばかりではないです。
高卒で就職すると未成年なので、会社が大事にしてくれることもあるからです。
一方で大卒で就職すると会社からは即戦力として見られます。
会社が守ってくれる高卒の立場で就職するのは決して悪い選択ではありません。
しかし、注意して頂きたいのは会社によりけりであるということ。
比較的規模の大きい会社でなければ高卒といえども即戦力として働かないといけないかもしれません。
あくまで高卒で就職すると会社が大事に育ててくれる可能性があるということです。
工業高校の将来【大学進学したバアイ】
次は工業高校から大学や専門学校、短大などに進学する場合について。
僕も工業高校を卒業したら大学に進学しました。
よりリアルな話ができるかと思います( ・ㅂ・)و ̑̑
大学に入ってからの勉強が大変かも
これは4年制大学の理系に限った話ですが…。
工業高校から大学に進学すると、大学に入ってからの勉強が大変になります。
というのも、工業高校は卒業=就職が基本の場所。
学校全体が勉強に力を入れていないので、普通科高校の生徒の学力には勝てないんです。
僕は推薦ではなく一般入試で大学に進学したのでまだ良かったですが…。
推薦で大学に入る方は要注意。
大学での勉強についていけなくて最悪留年もあり得ます。
僕がいた大学でも工業高校から推薦で大学に来た方は苦労していましたので…。
推薦でラクに大学進学できる
とはいえ、なんだかんだいいつつも推薦で大学に入るのはラクです。
必死になって受験勉強をする必要がないですからね。
しかも工業高校は大学推薦の枠が多いです。
高校三年間で平均的な成績をとっていれば大学進学には困らないはずです。
推薦入試はAOや公募制など様々ですが…。
一番よく利用されるのは『指定校推薦入試』です。
【工業高校の指定校推薦】後悔しないために絶対に知っておきたいコト
指定校であれば学力試験はほぼないはずなので、ラクラク大学進学ができますよ。
工業高校の将来まとめ
- 年収面は大卒に負ける
- 会社から大事にされやすい
- 大学の勉強が大変かも
- 推薦でラクに大学へ行ける
いかがだったでしょう。
工業高校生の将来は良い面ばかりではありません。
しかし、悪いことだらけでもありません。
繰り返す通り僕は工業高校出身ですが…。
現在エンジニアとして働けているのは工業高校での高校生活があってのこと。
『工業高校に行って良かった』と心から思っています。
なので工業高校に関わるすべての方は何かしらの参考にして下さいね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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