『不思議の国のアリス』あらすじ内容を簡単に短く要約【童話が伝えたいこと(教訓や解釈)も考察&解説】

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名作童話:『不思議の国のアリス』のご紹介です。

あらすじは読み聞かせができるようにまとめています。参考にして下さいませ。

このページでわかること
  1. 『不思議の国のアリス』のあらすじ要約
  2. 作者が伝えたいこと(教訓や解釈)を考察&解説
  3. 参考文献

『不思議の国のアリス』あらすじ内容を簡単に短く要約

あらすじと作者紹介です。

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物語:不思議な国へと迷い込んだ少女アリス

不思議の国のアリス

アリスはおねえさんと一緒いっしょに、くさしげった土手どてすわっていました。

ねえさんはほんちゅうです。

そのため、アリスは退屈たいくつしていました。

 

なに面白おもしろいことないかな…」

アリスはそうつぶやきます。

 

すると、そんなアリスのまえを、チョッキをしろいウサギがはしっていきます。

そのしろウサギは、しんにしていたけいにしながら、「これはこまった…こくだぞ…」とつぶやいていました。

それをたアリスはきょうをひかれ、そのしろウサギのあとをすぐにいかけます。

しろウサギははらあなにピョンとみました。アリスもすぐあとからそのあなみます。

ヒューと、どこまでもちていきました。

そしてトン、といたのは、細長ほそなが部屋へやです。

そこにはドアがたくさんあります。

しろウサギはそのなかのひとつのドアをひらいて、そとへとていきました。

「ちょっとってよ!」

アリスはすぐにいかけようとしましたが、どのドアもちいさく、そとることができません。

 

そこでまわりをわたすと、テーブルのうえにビンがあることにづきます。

わたしんでごらん』

ビンにはそういてありました。

そこでアリスはためしにそれをんでみました。

 

すると、アリスはからだがしゅーんと、ちいさくなっていきます。

 

そのため、アリスはドアをとおってそとることができるようになりました。

でも、いざそとてみると、とおくからとてもおおきなこえこえてきます。

 

裁判さいばんはじまり!」

 

アリスは、「なんだろう…?」と、そのこえもとちかづいていきます。

するとそこは裁判所さいばんしょで、かざった王様おうさま女王様じょおうさま裁判官さいばんかんをやっているようでした。

まわりにはトランプの兵隊へいたいたちがいて、にらみをきかせています。

どうやら女王じょおうのタルトをぬすんだ犯人はんにんさばいているようでした。

 

でも、よくはなしいてみると、犯人はんにんおもわれるひとざいおもえてなりません。

無理矢理むりやり有罪ゆうざいにされているようです。

 

そこでアリスはおもわずこえしてしまいます。

「ちょっと!こんな裁判さいばんおかしいわよ!!」

 

たんにみんなのせんがアリスにけられます。

女王様じょおうさまは、アリスをゆびしこういました。

だれだおまえは!みなのもの!あのつかまえろ!!」

トランプの兵隊へいたいたちが、一斉いっせいになってアリスにおそいかかってきます。

アリスはおどろき、「たすけて!」とさけびました。

 

すると、一体何いったいなにこったのでしょう。

不思議ふしぎなことに、アリスががつくと、そこはあのはらなのでした。

 

「どうしたのアリス?ゆめでもていたの?」

ねえさんはわらいながら、アリスにそうたずねます。

するとアリスはちょっとずかしそうに、こうこたえたのでした。

「うん!とっても面白おもしろゆめだったよ!」

(おわり)

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よう説明せつめい

※タルト:パイ生地きじ使つかわれた菓子がしのこと

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作者:ルイス・キャロル

作者:ルイス・キャロル(1832~1898年)

イギリス出身の童話作家であり数学者。詩人や写真家としても活動しました。

本名は、チャールズ・ルドウィッジ・ドジスン。

本作:『不思議の国のアリス』は1865年に発表されています。

イギリス西部のチェシャー州デアズベリーで牧師の家に誕生。

オックスフォード大学卒業後は、同大学の講師となり、数学と論理学を教えていました。

また生涯を独身のまま過ごしています。

その他の代表作には本作の続編にあたる『鏡の国のアリス』など多数。

成立:『不思議の国のアリス』は、キャロルが子供たちに話し聞かせていた物語をまとめた作品

1865年に発表した『不思議の国のアリス』は、児童文学の歴史のなかで、もっとも名高い作品の1つとなっている。

この童話は、子どもずきのキャロルが、友人の子どもたちにねだられて話して聞かせていた物語をまとめあげたものだといわれている。

(『学習人物事典』135ページ より)

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『不思議の国のアリス』が伝えたいこと(教訓や解釈)を考察&解説

では、「童話:『不思議の国のアリス』は、読者に一体何を伝えたかったのでしょうか?」

参考文献から、作者が伝えたかったとされる教訓や解釈を考察しました。

自分独自の考察も含まれますので、あくまで一つの参考として下さいませ。

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作者が知人の娘:アリスのために書いた物語

まず前提として本作は、作者のキャロルが知人の娘:アリスのために書いた作品です。

つまり当初の想定読者は知人の娘ただ一人に過ぎませんでした。

このことは大前提となりますが、少なくとも本作は、元々、万人に向けて何らかのメッセージを伝えることを意図した作品ではなかったということです。

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1865年当時のイギリスの風潮を風刺していた?

また本作が発表された1865年当時のイギリスの子供は、どちらかといえば、行儀良くすることが常識とされつつあったようです。

しかし、その一方で本作では、主人公アリスが好奇心のまま、活発に行動する様子が描かれています。

この一見すると現実社会との対比とも捉えられる構図は、もしかしたら作者が当時のイギリスの子供(想定読者だった知人の娘:アリスを含め)の風潮に、何かを問題提起したい意図があったのかもしれない…と考察します。

たとえば、『いつまでも童心を忘れないこと』や、『非日常を経験することで、創造力や発想力を大切にしてほしい』といったことなどを伝えたかったのかもしれません。

とはいえ、このことはどこまでも自分の推測の域を出ませんが…。

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『不思議の国のアリス』あらすじ内容を簡単に短く要約【童話が伝えたいこと(教訓や解釈)も考察&解説】まとめ

童話:『不思議の国のアリス』は、主人公:アリスが好奇心の赴くまま、摩訶不思議な体験を重ねていきます。

その何にも縛られないかのような物語の世界観は、本作が出版された1865年当時、法整備が進み、インフラが急発達していたイギリス社会を考えると、まさに異世界であるかのようです。

そのことも踏まえたうえで本作を目にすると、作者が読者に対して、童心のようなものを想起させ、大切にしてほしいとの意図があったような気がしなくもありません。

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参考文献

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